橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成19年4月下旬分

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平成19年4月30日

  とりあえず8両完成。残りは6両。ええと、ゴールデンウィーク終了ごろに完成できたらいいなぁって言ってたけど、余裕でゴールデンウィーク中に完成しそう。ええとところで、今ってゴールデンウィークの最中? とりあえず完成した4両×2をテストラン……してたら、動力車のうちの1両のシャフトの接着が甘くて走行不能(涙) だから画像で侃侃諤諤やろうとしてたけどテンションだだ下がりで中止。そういうわけで……また明日。


平成19年4月29日

  もうちょっとで製作中の旧型国電80系が完成するのです。決してFinalFantasyXII REVENANT WINGSにハマって更新が滞ったわけではないのです。
  ――FFXIIRWやってなかったら、確実に明日14両完成してただろうになぁ
2時間か3時間ぐらいはプレイしました。
  その製作中の80系の、運転台側にTNカプラーを取り付けることにした。TNカプラーの種類として、旧型国電用のものが存在する。旧型国電用と新型国電用と、差異はほんのわずかで走らせてしまえば分からない程度でしかない。だから、旧型国電用のものがなければそのまま新型国電用を取り付けていいぐらいだ。ところが、パーツがある以上はやはり適合するものを取り付けたいというのがマニアの性か。1個あたり315円と値が張るパーツなので、ストックはない。というわけで買ってこようと思ったのだが、店頭在庫もなくて数が不足。仕方がないのでいつもの店で注文。したはいいのだが、グリーンマックスのパッケージ写真を見ると、どう見ても新型国電用と同じ形の連結器が付いている。
  ―― 何 故 だ
ああ、模型の写真ではない。実物の写真だ。模型の写真なら「ああ、またグリーンマックスやっちゃってるよ」で終わるのだが、何せホンモノの写真なのだから文句の付けようがない。ひょっとして80系末期には新型国電用が付いていたのかも、と他の資料をあたる。先日本の整理をしていたらたまたま出てきた鉄道ファンの80系特集号である。余談だが、普段はこんなに都合のいいことなんてない。80系の資料があったらいいのになー、どこかにないかなー、と探してもまず見つからない。ところが、部屋の整理をしていて本も多数処分することにした。一応内容を見て、残しておきたいものをチェックしていたのだが、すると作ろうとしている80系の特集号があったのである。というわけで、今回は鉄道ファンに大変お世話になっている。その特集のどこを見ても、やっぱり80系の連結器は旧型国電型をしている。全盛期も末期も、である。だったらこのグリーンマックスのパッケージ写真は一体どこで撮ったんだろう? グリーンマックスの80系のキットは、途中でパッケージ写真が変わっている。私がキットを手に入れようとしたとき、既に店頭から消え失せかけていたのでいろいろな手法を使って(4セットも)かき集めた。その中に旧パッケージと新パッケージが混じっていた。その新も旧も、別の車両が写っているのだが両方新型国電型の連結器なのだ。こりゃ一体。というか、こういう例があるなら尚更、TNカプラーは新型国電用で良かったのではないか。ホンのわずかだが新型国電用の方が安く手に入れることができ、そして使用機会の多い新型国電用TNカプラーは少々ながらストックがある。わざわざ買ってこなくても良かったということだ。ま、買ったものは仕方ない、注文してしまったものは仕方ない。これで価格差が5倍とかだったら相当ショックだけどね(というか、そこまで違うのなら最初から新型でお茶を濁しているよ)。


平成19年4月27日

  ええと、まだ少ししかやってないけど、新作ゲーム「FinalFantasyXII REVANANT WINGS」(以下FFXIIRW)の感想。名前の通り、FFXIIの続編でハードはNintendoDS。過去、移植版を除けば「FinalFantasy」の名前で携帯ゲーム機用のソフトが発売されるのは初めてだ(ったように思う)。DSといえばタッチパネルであるが、ゲームによってはタッチパネルを上手く利用できてないことも多い。一番酷いのはタッチパネルでしか操作できず、なおかつそのタッチパネルの操作系がしにくいゲーム。さて、FFXIIRWはどうか。
  普段のFFシリーズと違ってFFXIIRWは……これ、何て言ったらいいのかな。私は最初、FFXIIRWの画面写真等を情報サイトで見かけて、とあるゲームを連想した。とあるゲームとは、とあるフラッシュゲームのサイトでダウンロードできるゲームで、「スクールウォーズ」というもの。これはマップ内にある4つの高校の不良の抗争をテーマにしたゲームで、プレイヤーはその中から1つの学校を選ぶ。マウスでクリックもしくはドラッグして不良たちを選択し、マップ内のセルもしくは他校の生徒を指定して移動や攻撃をさせる。途中、拠点を占拠しながら最終的に他の3校を制圧すれば勝利。今でもダウンロードできるので、面白そうだと思った人は是非どうぞ。検索ボックスに「ゲームデザイン」と入力すれば見つかるだろう。このゲーム、ゲーム機用ソフトで出るとしたらNintendoDSがぴったりだなぁと思っていた。ダウンロードできるソフトは、ミニゲームっぽくて要素が少なく物足りない面もあった。すぐ思いつくような追加要素を加えればかなり楽しめるゲームになるんじゃないか。どこかのメーカーがやらないかな……と待望してたら、まさかそれがFFで出るとは
  というわけでFFXIIRWでは、戦闘は普通のRPG的なものではない。タクティクスオウガで有名なシミュレーションRPGでもない。これを表現する用語が多分まだ存在してないと思うのだが、とにかく「マップ上のユニットをタッチペンで選択し、行動を指定する」タイプのRPGである。FFっぽく魔法や技の類があり、ユニットのタイプごとに得手不得手がある。
  というわけで面白いのは面白いのだが……操作系にやや難あり。私は先述の「スクールウォーズ」で慣れて、それを意識しすぎているから違いに戸惑っている部分があるかもしれない。が、やはり、建造物の陰になったユニットが見えにくく、かつ指定しにくいのは何とかならないのか。あと、これは私だけかもしれないけど、味方キャラクターのカイツとフィロが画面上で見分けにくいような……。特性が違うので、間違えて指定するとえらいことになる(事実一度、全滅に近い状態に)。システムが複雑な分、覚えなきゃいけないことも多く……。FFXII本編でもいわゆるポリゴン酔いに苦しんだが、途中で慣れて問題なくなったようにFFXIIRWでもプレイ中にマスターできるかな?
  最後に一言。前にも言ったが。FFXII本編のエンディングで、主人公ヴァンの幼馴染の女の子パンネロが随分大人っぽくなった、ということを去年の今頃書いたはず。そのパンネロが……FFXIIRWで絵柄が全体的に可愛い方向へ変わったこともあるのだが、再び子どもっぽくなってしまった。戦いを通じて成長したキャラクターの変化に感動を覚えていたのに、続編で戻ってしまうのはやっぱり解せないぞ。


平成19年4月26日

  引き続き模型製作に注力するか、今日発売のFinalFantasyXIIをやるか、非常に悩ましいところだ。よって、ここの更新をしている場合ではない(笑)


平成19年4月25日

  後輩からのメールで「とりあえずフル編成にしとけ」と。拡大解釈しまくりですが、きっとそう言いたかったに違いない!(笑)

  製作中の旧型国電80系だが……徒然時代に散々迷った「湘南色」仕様にしている。湘南色というのは、緑とオレンジ色の電車のこと。通称かぼちゃ電車とか、一応一般にも知られているはず……但し東海道山陽本線沿線+αのみだが。で、そのオレンジ色の黄かん色という色が問題なのだ。私が塗るととても明るいオレンジ色になる。ところが、メーカー完成品の同じ色の電車は、とても赤みが強くなおかつ暗い感じのオレンジ色をしている。様々な検証の結果、メーカー品は「色がおかしい」ということになった。ということになった、というよりは「ということにした」であるが。その後も色々悩んだ。新たにもう1本塗料ビン買って来て試し塗りしてみたり。でも結果は似たり寄ったり。で、また塗らなくてはならなくなった。さーどーしよー(やる気なさげ)。結局、前回と同じ様に塗った。やっぱり明るすぎる?と塗ってから悩む私(笑) ただ、雑誌の写真と見比べると……だいたいこんなものかと思えるような気もする。むしろ、今度は緑色が暗すぎてこれで良かったのだろうかと悩み始めた(苦笑) 何にせよ色合いというのは難しい。


平成19年4月24日

2桁の素数

  Nゲージ鉄道模型の話。トミックスが発売している700系新幹線は、セット構成が以下のようになっている。3両基本セットに増結用セットが5両、3両、5両の3種。全て1つずつ揃えると実車と同じ16両になる。増結セットの5両2つはもちろん、入っている車両が異なるので同じものではない。そしてカトーの700系新幹線は、4両基本4両増結8両増結という組み合わせ。なお、新幹線は在来線よりも1両あたりの長さが長いこともあり、16両編成にすると想像を絶する長さになる(誇張しすぎ)。まあ、普通の人は16両フル編成を揃えても走らせる場所に困る。私もまた然り。というわけで、多くの人はおそらく、16両から何両か減らした状態でコレクションしているかと思われる。あくまで私の想像だが。というか、某店の店員さんの証言で「(阪急電車の)8両でも長いとおっしゃられる方もいます」とのことなので、8両で長いなら新幹線の16両は有り得ない数字だろう。もっとも、そうおっしゃったお客さんが新幹線を揃えているかどうかとなると話は別だが。まあそういうわけで、勝手に私は決め付ける。多くの人は鉄道模型で新幹線を楽しむとき、適当に編成両数を減らしている、と。さて、ここで問題が生じる。何両にするか、である。私は大体、元が16両なら12両ぐらいにしている。なお、12両でも結構長い。だから、多分半分の8両にしている人が多いんじゃないかとこれまた勝手に思ってる。8両ならば、トミックスでもカトーでもセット構成に無理がない。さて、困るのは私だ。12両にしたい。では、トミックスの700系を12両にしてみよう。3と5と3と5をどう組み合わせても……12両にはならない。一応、3両基本に3両増結を3つ組み合わせると12両だが、先ほども述べたように全てのセットを1つづつ組み合わせると実車通りの編成になるように出来ているものを、特定のセットばっかり3つも買えるかっ! 新幹線の車両の差異は小さいので、多少の違いには目を瞑るとしても……基本セット以外では5両増結セットにしかパンタグラフの搭載された車両が入っていない。12両編成をやるならば、見栄えとしてやはり実車どおりパンタグラフ搭載車両が2両欲しい。よって、実車に拘るマニアックな視点から言っても雰囲気と見栄え重視の視点から言っても、増結3両×3両は却下である。となると選択肢は2つ。3+5+3にするか3+5+5にするか。前者は少し短めの11両(十分長いって)。後者は13両。12両で楽しむことを優先するなら後者。1両余らせた状態で走らせればいい。ただ、買ったのに走らせないのはいろいろと問題がある。主に何だか勿体無いという貧乏性が異議を唱えるのだ。と考えると11両なのかなぁ。
  ただ、ここで、大きくてそしてどうでもいい問題がある。私は11という数字も13という数字もキライなのだ。何故キライなのか。私は2桁の素数が大キライなのだ! 素数とは自身と1の2つだけを約数にもつ自然数のことである。自分と1以外の数では割り切れない、そんな我侭な数字がキライなのである。ただ、1桁の素数(2、3、5、7)は別に構わない。そもそも他の数が素数かどうかチェックするのに、まず1桁の素数の倍数判定から行うからである。それにそもそも、1桁の自然数の半分以上は自身と1以外の数を約数に持たないし(この表現の仕方をすると、1も要件を満たすことに注意)。そんなことで1桁の素数も嫌っていては話が前に進まない(何の話だよ)。というわけで、私は2桁……正確には2桁以上の素数がキライなのである。よく、数学者はクルマのナンバープレートを見ると引き算をするというが、あれホントなのかなぁ。私は違う。ナンバープレートの間の「−」を取り除いて4桁の数として素因数分解開始。2と5は見ただけで分かるので、次に4、8、16あたりまで試した後に、3と9をチェック。そして7。次にチェックすべき素因数は11である。私のキライな2桁の素数だ。ただ、11の倍数判定は確立された方法があるのでまだいい。次の13からがいよいよ本番だ。特に方法もないので実際割ってみるしかない。誰が道端でクルマのナンバー見ながら4桁÷2桁の計算するねん!(その前に誰も素因数分解なんてやらへんわ!) というわけで、私は2桁の素数が概して嫌いなのである(無理やり「というわけで」で文章くっ付けたな)。

  で、その列車の編成両数が、最初から11や13ならまだ構わない。フル編成なんだからそれで良しとしよう。フル編成が16両で、それを11や13に縮めるというのはさらに納得の行かない話なのだ。私の基本方針の12両というのはさらなる裏付け(?)がある。16両を12両に縮める。数字で言うと「3/4」に縮めているのだ。おお、何と美しい。分母分子共に1桁の既約分数。これが「11/16」とか「13/16」とかでは美しくない。何というか、文字通りだが割り切れない気分だ。一方で「12/16」は分母分子ともに4で割り切れる。だから私は16両編成を12両に減車しているのです(何のこっちゃら)。
  そういうわけで、トミックスの新幹線のセット構成は困りものだ(今ひとつどう困ってるのか伝わってなさそうだが)。ま、こんな構成になったのは去年発売された700系からだけどね。悩んでいたところに、某店で大安売りのカトー700系を見つけた。あまりにも安かったので買ってしまった。だから……トミックスの700系は結局買ってない。ちなみに、カトーは8両以上にしようと思ったら強制的に16両フル編成まで飛んでしまう。4両基本に8両増結を足すとお望みどおりにはなるが、私が手に入れたのが少し前のロットの8両基本セットだったりする。だから12両をすっ飛ばして16両まで行ってしまうのだ。しかし、基本が安く手に入ったから無駄が生じても16両でいいかと考えている。その増結が現在市場から枯渇していてまだ手に入れてないのだが、再生産されたらもちろん買うつもりだ。そういうわけで私の700系問題は幕を下ろした。だったのに、今度出るN700系……つい最近に報道陣向けに公開された新型新幹線である。新聞では確か「曲線に強い新幹線」とか何とか書かれていたと思う。トミックスが早くも模型化を発表していて、嫌な予感はしていたがやっぱり今回も「3+5+3+5」というセット構成だ。あー、どうしようかなー。そんなに素数がキライなら16両買ってしまうという手もあるかなぁ。


平成19年4月23日

  今月発売のカメラ雑誌を読んでみた。例のソニーの新型デジタル一眼レフカメラの記事だ。記者による無責任(?)な想像(妄想?)が書かれていた。「フルサイズCCD搭載だったらいいのになぁ」という感じの。αファンのみならず、多くのカメラファンがそう思っているだろう。そういうわけだから、根拠がなくても無責任でもその意見には頷いてしまう。ところが、全く根拠のない話でもなさそうな? というのも、カメラショーで展示されていたモックアップに装着されていたレンズが、フルサイズ対応のレンズだったというのだ。ソニーは、コニカミノルタ時代から発売されていたものも含めてデジタル専用設計のDTレンズシリーズを発売している。なので、デジタルカメラの展示品に理由もなくわざわざDTレンズでない普通のレンズを装着することはないだろう。だからきっと、フルサイズCCD搭載なんだ。とまあ、悪くない線だ。ただ、もう少し踏み込んで考えてみよう。α100のAPS-Cより大きなCCDを積んでいたとしよう。残念ながら、それが即フルサイズを意味するわけではない。APS-Cとフルサイズの間のサイズのCCDの可能性だってないわけではない(APS-Cよりある程度以上大きなCCDであれば、DTレンズのイメージサークルでは不足するのでフルサイズ対応のレンズが必要になってくる)。もちろん、CCDが大きいというのは様々な観点から言って有利なので、APS-Cより大きなものが採用されるという可能性は好ましいものである。もう1つの考え方も出来る。こちらは残念な可能性である。現在DTレンズとして発売されているものは、言い方は悪いが廉価版レンズである。ある程度以上のハイスペックカメラに取り付けるのは……本人が気にしないのなら別に構わない。しかし、写真を志す者ならば、いいカメラを使うのならばそれ以上にレンズを使うべきである。そう考えると、今回ソニーが発表したカメラはいずれも、現在発売されたDTレンズでは役不足ということになる。なら、他に選択肢もないのでハイスペックなフルサイズ対応のレンズを取り付けておこう、ということになる。そういう意図でモックアップにフルサイズ対応レンズがくっついていたのならば、CCDのサイズはα100同様のAPS-Cサイズであることが考えられる。ま、これも私の勝手な想像である。そして、APS-Cサイズよりも大きなCCDが搭載されることを望んでいることも付け加えておこう。詳細が発表される日が楽しみだ。ハイアマチュア機がフルサイズCCD搭載でお値段20万円台後半で、なおかつファインダーの視野100%で倍率0.8倍以上だったら、ソニーに敬意を示してPS3とPSPとMP3プレーヤー買いに走るぜ! ……PSPは発表される前に1台買ってそうな気もするが。あと、そもそも視野率100%とファインダー倍率0.8倍の両立も厳しそう。α-9ですら、視野率こそ100%だけど倍率確か0.75倍ぐらいだもんな。ヘタに両立されたら、他の部分がスポイルされてそうで怖い。


平成19年4月22日

  だめだ、昨晩の文章支離滅裂だ。消そうかな……。とかいいつつ消さないのが私の潔いところ(?) 今日は久々に小ネタのカタマリで。

  神戸新聞土曜日の夕刊の懸賞詰め将棋、先週のを真面目に考えていなかったのだが、今日ようやく解くことができた。盲点な部分があって意外に悩んだかな……。一方で昨日のは、見て15秒ぐらいで解けてしまった。ヘタな7手詰めとかよりも簡単だったような……。よくこの世界では、詰め将棋の難易度は手数に左右されるわけではないと言われるのだが、まさにその通り。そういやとても簡単な37手詰めぐらいの詰め将棋作ったことあったなぁ。ちょっとかじった人なら解けるぐらい簡単な37手詰め。もちっと長かったかもしれないし、短かったかもしれないけど。

  お店で買い物をするとする。支払いが1260円だったとして5000円札を出すとする。お釣りが3740円なわけだが、これ、店員によって返し方がマチマチで困る。一番最悪なのが千円札3枚の上に小銭7枚を載せて返す方法。そしておもむろにレシートを渡す。大抵の人はさ、小銭入れと札入れが別々になった財布を使ってると思うんだよ。いやね、私の見聞が狭いだけかもしれないけれど、過去に小銭と札をごっちゃに入れる財布というのは売ってるのも使われてるのも見たことがない。だから、札と小銭を一緒に渡されると、まずは小銭入れのポケットに小銭を入れることになる。意外と財布の小銭入れの口って大きくないから、札の上の小銭を流し込むのは難しい。慌ててやると床面に硬貨を巻き散らかす結果が待ち受けている。その神経を使う作業中に「レシートです」と言われたら、「お前ナメとんのか!」と怒りたくなりませんか? というか、その店員は買い物をしたことがないんだろうかという疑問が沸いて夜も眠れなくなりそうだ。ただ、流石にそこまで無神経な店員は珍しい。一度に出すとしたら、札の上にレシートを置き、そして最後に小銭を載せる。受け取るものをまとめて渡されるので、急かされない分小銭の処理に集中できる。が、やはり、本当は先に札を渡し、客が札を財布にしまっている間にお釣り小銭を数えて、というのがスマートだろう。多分これは、ほとんどのお店で行われている店員教育だ。だがここで私は、自分の習慣があるのでもう一歩踏み込んで要望を出したい。小銭入れにレシート入れるのって嫌じゃありませんか? というのも、小銭とレシートが混じっていると、端数を出すときにレシートが邪魔で小銭入れ内部が見にくい。そして、レシートと小銭がこすれあって何だか汚らしい。まあ、毎日家で小銭入れの中のレシートを処分すればいいんだけど。そういうわけで、私はなるべくレシートは札と一緒に入れる。だからお釣りは、札→小銭→レシートの順では困るのだ。厳密に言うと、最近「レシートの上に小銭を置いて渡す」店員が多いような気がする。レシートと小銭を同じ場所に入れたくない私にとっては、なんと不親切なことか。理想はやはり、札とレシートをまとめて渡してもらって、最後に小銭という順序だ。もっとも、札とレシート受け取って小銭を忘れそうになったりする人もいるんだろうなぁ。客も店員も。感覚としてレシートが最後というのはよく分かる。じゃあ、小銭の後にレシート、でいいのではないか。どうせレシート捨てる客が多いんだし、まとめて渡す必要性も少ないだろう(私は一応、出費をつけているので備忘録代わりにレシートは受け取る派)。小銭だけにすると、受け渡しの時にこぼしやすいというのも事実なんだけどね。でも、札をしまって、レシートの上の小銭を流し込んで、あらためてレシートを札入れに……ってのは面倒だ。ただ、一番面倒を作っている理由は、私が札を入れる財布と小銭を入れる財布を分けていることなんだろうなぁ。一番いい解決法は、手持ちの札をあらかじめ全て千円札にしておいて、札のお釣りをなくすという方法だろうか。どうせ滅多に5000円以上の買い物しないしね。

  だらだら書いてたら、小ネタのつもりがそれなりの文章になってた(笑)


平成19年4月22日

逆転裁判4

  そんなわけで昨日、クリアしました。以下感想。
  「かなり面白かった。」
ええと、かなりネタバレになっちまうんだよなぁ。まあ、ここ見てる人で逆転裁判4をプレイしてない人は多いだろうけど、その中でこれからプレイしようという意思がある人はあまりいないだろう。でも一応、背景色に溶かしておきます。
  ええとまず、第一話から話のおさらいを。細かいところはあんまり覚えてないんだけどね。最初の話の被告人は、逆転裁判の代名詞、我らがヒーロー成歩堂 龍一(ナルホドウ リュウイチ)の変わり果てた姿(っていったら死亡したみたいだな。生きてるからね!)。被害者は……裏伏 影郎だっけ? ちょっと違うような気もするが、本名は奈々伏 影郎ってことで。これは第四話で明らかになる。そう、この被害者が第四話に深く関わって来て、そしてナルホドくんが変わってしまったきっかけに深く関わっていて、そして逆転裁判4の主要人物に深く関わるヒトなのだ。で、真犯人は牙琉 霧人。主人公王泥喜 法介(オドロキ ホースケ)の師匠であり、ナルホドくんの"親友"であり。逆転裁判の初代主人公の師匠もいきなり第二話で殺害されるし、今度は殺人犯ですか。とんでもないゲームだなこりゃ(笑) っと、このペースで行くと話が終わらない。第二話、実はこれがあんまし全体の流れには関係なかったりする。一応オドロキくんが自分の力にはっきり気付く、そういう話だから意味はあるんだけどね。で、第三話。いいのか? 検事がバンドやってて。いや、いいんだろうけど、検事の仕事そっちのけ、みたいな話が第一話にあったようあん。被告人は、名前が確か……マキなんたら。ひでーな俺、名前忘れてるよ。で、被害者が……だめだ思い出せないが、とにかく被告人マキと歌手ラミロアの通訳を務めていた人。実は国際警察の潜入捜査官。真犯人は、バンドのメンバーで国際刑事課のなんたら大庵。ひでーな俺、全然名前覚えてねーっ。ここで登場する、記憶喪失の謎の歌手ラミロアが、実は逆転裁判4の話に深く関わってくる人物だったりする。第四話では、絵瀬 土部六が殺害され(漢字が違うような。エセ ドブロクさんね)、娘である絵瀬 まことが被告人となる。殺害したのはこれまた、牙琉 霧人。但し7年前に毒を盛ったんだけど計画失敗。毒を盛ってから7年後に2人の口に猛毒アトリキニーネが運ばれることになる。
  さて、逆転裁判4の主人公はオドロキくんだが、最終話で「成歩堂 龍一は何故、弁護士をやめることになったのか」というところへ話の焦点が来る。この最終話のインパクトで、何だかやっぱり逆転裁判の主人公はナルホドくんだな、ってなってしまうね。あ、ナルホドくんは逆転裁判4では俺より年上なのか……ま、ナルホドくんでいいや。7年前、或真敷 ザックこと奈々伏 影郎の法廷で弁護士を務める。ところが、直前で掴んだ証拠品が実は捏造された偽物。掴ませたのは、さわやかな外見に似合わず腹黒いものを秘めた弁護士、牙琉 霧人。ナルホドくんは法廷を追われ、ザックは姿を消し、ザックの子、奈々伏 みぬきは母親が"行方不明"となっていたこともありナルホドくんの養子となる。捏造された偽物は、牙琉 霧人がドブロク氏に製作を依頼し、娘まことが製作したもの。その際に牙琉 霧人は猛毒アトリキニーネを仕込んだ品物を二人に仕掛けるが、偶然もあり不発。それが7年後になって発動し、ドブロク氏は死亡、まことは法廷にて倒れる。前後するが、その半年前に牙琉 霧人は裏伏 影郎=奈々伏 影郎を殺害して独房行きとなっている。
  あらすじが非常に長くなったが、概要はこんなところ。第一話でいきなり、メインビジュアルにも登場した、主人公オドロキくんの師匠牙琉 霧人が真犯人というストーリーはインパクト絶大。何で真犯人が広告のメインキャラクター群に混じってるんだよ!と驚いたものだ。まあ、ちょっと考えれば後々からんでくるんだろうな、ぐらいは予測できたが。第二話は被告人がキタキタキタとか真犯人がミナミナミナとかふざけたネーミングに「よく頑張りました賞」を送っておこう。ああ、あと、「やたぶきや」を逆さまから読むと「やきぶたや」になるのもなかなか面白かった。第二話は、逆転裁判4のメインストリームからは外れるが、ミステリーとしてはなかなか読み応えがあった。(あ、検事、牙琉 響也が登場するのはここからだっけ) 第三話は……これ何かのミスじゃないの? どうして被害者が「目撃者に聞け。目撃者は……めが……み……」と言ったのかが結局良く分からない。今思い出したが、確か被害者はレタス氏だったような。どうしてレタス氏は換気口の上にラミロアがいたのが分かったのか。それにストーリー面から見てもトリック要素が少ない。「めがみ」という文字列を「女神」と判断してラミロアを連想させておいて、実は"目が見"えない人物。ここまでは容易に想像できた。だが実は、ラミロアが盲目であった。結局第一印象の「めがみ」と「めがみえない」人物は同一でイマイチ上手いトリックには思えない。さらにもう一歩踏み込んで「目撃者はめがみ……えないフリをしている」ぐらいまで行ったら面白かったのに。こうすると目撃者は実は、被告人のマキ・トバーユ(今フルネーム思い出したぜ)ということになって、逆転裁判らしかったような。いや、普通のミステリーっぽいだけかな。で、謎が残った。何故レタス氏は響也の鍵束を握っていたのか。ダイアンが盗んだものと思われるのだが、どういう経緯で彼の手に? 発火装置は何故ピアノの中から見つかったのか? 真犯人ダイアンはステージの演奏、第三部の間にもう一度作動させる必要があったわけで、ピアノの中に隠すよりはもっといい処分方法があったようにも思える。何だかしっくりこない。無理やりラミロアを登場させるための話だったようにも……。そして最終話。プレイヤーが一番気にしていた「何故成歩堂 龍一は弁護士を辞めるはめになったのか」が明らかになる。物語中何度もほのめかされた7年前の事件、牙琉 霧人は一体何故裏伏 影郎を殺害したのか、そして主人公ナルホドくんは何故証人の怪しい動きを「みぬく」ことができるのか。それらが一気に収束する。実世界と連動するかのように物語中に登場した裁判員制度をうまく使い、7年前と現代を行き来して真相に迫る。逆転裁判をリアルタイムで楽しんできたユーザーには懐かしいサイコ・ロックシステムが限定復活したりでなかなか面白い趣向であった。最後のとどめに、忘れてかけていた謎が解決する。記憶喪失の歌手ラミロアが実は……或真敷 優海――主人公オドロキくんの母親であり、ヒロインみぬきの母親であり、第一話で殺された奈々伏 影郎の妻であり。最後の最後までオドロキが詰まったニュー逆転裁判であった。って、途中からまた感想というよりはあらすじを語っただけになっちゃったね。

  ところで、初代逆転裁判では問題にしていたのに、逆転裁判4では法廷へのカメラの持ち込みはスルーですか?(笑)
  第四話でアトリキニーネという毒物が出てくるけど、検索してみると引っ掛かったのはわずかに3件。どうも架空の物質らしい。ストリキニーネのパチもんである。そして、プレイヤーは同じことを考えるようで、引っ掛かった3件のうちのどれかは「何だ、逆転裁判4に出てきたアトリキニーネは架空の物質かよ!」というようなことをブログに書いておられた(笑) 残り2件ももちろん、逆転裁判4がらみ。
  前作のヒロインまよいは出て来ず。そしてライバル、御剣も出て来ず。しかし何故かタイホくんは登場する(笑) このあたりがちょっと残念なところだけれど、そこは、ま、逆転裁判5に期待ということで。何だか疲れた頭で勢いだけで書いたから、かなりワケワカラン文章になったことを自覚しております(苦笑) こりゃあ、駄作の多い侃侃諤諤の中でもトップクラスの駄文だぁ。


平成19年4月21日

  や、やべぇ! 今挑んでいる"ミステリー"が架橋に
  ――……?
違った、華僑に
  ――でもないな
家郷に?
  ――意外と
「かきょう」ってイロイロな変換があるな。というわけで、佳境に差し掛かってしまって抜け出せない。今日はコレ、ちょっと、徹夜かもしんない。侃侃諤諤? 書いてる暇ない。


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