橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成18年11月上旬分

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平成18年11月10日

  というわけで、映画「アタゴオルは猫の森」を観に行って来ます。帰りは遅くなるので先に更新しよう……と思ったんだけどネタが思いつきません(笑)
  ちなみに、DEATH NOTEの後編も意外と早く上映終了するっぽい?ので、来週行く予定。いろいろ忙しい。というか、映画って終わるの結構早いよね。多分ジブリ映画が異様なロングラン上映を行っているだけなんだと思うけど。


平成18年11月9日

  早くもクリスマスソングが流れている店がある。おいおい、まだ11月の頭だぜ? クリスマスは12月の25日、せめてクリスマスソングは12月入ってからか、もしくは1ヶ月前の11月25日ぐらいからにしようぜ。
  ――なんて思っていたのですが
まだ11月の頭だというのに来年の手帳を買った男がここにいます。その名は……言わなくても分かるって。友人Dには「鬼が笑いまくりだよ」と言われました。
  そういうわけで、早くも2007年の手帳を手に入れた。という話題を去年も今頃にしていたのだろうか。去年こそは……12月入ってからだったように思うんだけどなぁ。また今度ヒマなときにでも検索してみよう。私が使っている手帳は、ダイゴコーポレーション(?)というところのもの。差し替え式……とでも呼べばいいのだろうか、カバーの部分はこの2年間ずっと同じものを使っていて、中身のメモの部分を年毎に取り替えている。ここのメーカーの製品を使い始めたのは3年前で、そのときはカバーなしで、今使っているものより一回り小さなものだった。その後、某量販店にてカバーがあることを知り、さらにはサイズも大き目のがあるのを発見した。加えて、予定表のもの以外のリフィルも発見して、これも良さそうあれも良さそうなどと物色。こういうのみるとついつい欲しくなっちゃうんだよねぇ〜。まあ、そうやって使い始めて早くも2年。手帳に大したことを書くわけじゃないけど、重宝している。日々の出来事とか小遣い帳を兼ねたり、メモ帳のリフィルを追加して模型の製作メモなんかを付けたりも。俺は俺なりに手帳を使ってるってことだ。

  手帳もこのネタもよくよく考えたら昨日書けばよかったんだけど、ちょっと疲れていたのか頭が回っていなかった。ええと……昨日、某大型量販店にて、PS3の試遊台を触ってきた。もちろん、PS3本体に触った、とかいうことじゃなくて実際にゲームで遊んだのである。何種類か選べたのだが、もちろんここはグランツーリスモHD一択で。実は操作が良く分からず、仕方がないので前の人が遊んでいたリッジレーサー7とかいうやつをやりかけていたのだが、何故か急に画面が暗転して選択画面に辿り着いたのだ。で、グランツーリスモHD。既にウェブで情報がいろいろと流れているが、とりあえずそのグラフィックがすごいらしい。まあ、グラフィックってのは私にとって二の次の要素なのだが。インプレッサを選択し(だってFDがなかったんだもん!)、コースを走る。やっぱあれだね、クルマのゲームはハンドルじゃなきゃ。アンダーステア連発し、コーナーの外側の観客に突っ込む私(実際には"壁"があってそこまでは行かないけどね)。というかグランツーリスモは相変わらず難しい。後ろで友人Dが見ていたのだけれど、感想は「やっぱグラフィックがすごいね」。ま、俺の腕のヘタさ加減には触れておかないのが友情というやつだ。
  というわけで、PS3、欲しいなぁ。既に数が少ないことが分かっていて、手に入れようと思えばテンバイヤーから定価+α(α=2〜3万円!?)を出さなきゃいけないんだろうな。この月華の棋士、橘雪翼、そんな愚かなことはしませぬ。いくら欲しくても、たかだかゲーム機に定価以上出すなんて! 元々、発売日に欲しい!とは思ってないしね。欲しいといっても、そのうち買うだろうレベル。グランツーリスモHD? いや、別に、今月はバトルギア4Tunedが控えてるし、もっと後からで構わないよ。FFXIIIが発売される頃に買えたら全く問題なし。って言ってて、FFXIIIの発売時期になっても市場に十分な数が出回ってなかったらどうしよう……。その時はきっと、60ギガモデルを買うんだろうなぁ。誰がどう見たって30ギガモデルから順に売れていくよ。2年前を思い出す。iPodのときを。あの時もお手ごろ価格の20ギガモデルは売り切れていて、金に飽かして40ギガモデルを買ったんだよ。今のところ、10ギガバイトちょっとしか使ってないけど。多分、20ギガ越える前に潰れるかバッテリーがショートするに違いない(笑) そういえば関係ないけど、友人Dの持っているiPodは20ギガモデル。もっとも私のモデルより古い世代のだけど。で、友人Dはその20ギガのハードディスクが一杯になりつつあるという。その友人Dに「逆転裁判 〜蘇る逆転〜オリジナルサウンドトラック」と「逆転裁判オーケストラアルバム」を貸す情け容赦ない私(笑) 友人こそ長く使っているので、そろそろ買い替え時かもしれない。その時はパソコン本体ごと買い換えないといけないとか。その辺りの事情は私と同じである(笑)
  ところで、PS3の対抗馬、Wiiの方は買う予定全くなし。ゲームキューブで発売されたFFシリーズの続編が出るという話もあるが、現状そのFFCCをクリアしていないので続編を買うかどうかは微妙。だってさ、俺のゲームキューブは実質FFCC専用なんだぜ。そのFFCCクリアしてないってことは、ゲームキューブの存在意義すら疑問なわけで。これが2003年度阪神タイガース優勝記念モデルとかだったらまた話は別なんだけどねぇ。というわけで、Wiiは完全未定。バトルギア4が突然何故かWiiでのみ出るとかいう話になれば話は別だが。あるいは、ニンテンドーDSのゲームがWiiで遊べるというオプションが付くとか。そういえばゲームキューブはそうやって使う方法があったなぁ……。FFVのゲームボーイアドバンス版はそれで遊ぶことにしようかな。友人Dに逆転裁判3を借りたらそうやってもいいし。その前にゲームキューブ本体を発掘する必要があるけれど。
  え? Xbox360? それ何ですか? 美味いですか?

  JR西日本のICカードシステム、ICOCA、今のところ私は使っていない。1枚持っているが、それはICOCA登場時に限定販売されたイコちゃんのイラストのカード。記念に持っているだけで使っていない。使っていない理由は単純明快で、よく移動する立花―大阪間は昼間特別割引回数券で済ませるから。この"昼特"、割引率が凄まじく、立花―大阪間は1枚あたりに直すと約33%引きになる。家ではよく冗談半分に「大阪行ったら、帰りは5時までに改札くぐらなあかんで!」なんて言ったりしている(昼特は、平日の場合午後5時までしか使えない)。しかしながら、平日の5時以降にJR大阪―立花間を利用することもあるわけで。その場合は大抵、Jスルーカード(JR西日本のプリペイドカード)を使っている。どうして便利なICOCAにしないのか? 理由は簡単、ICOCAを使うと使用済みJスルーカードのコレクションができないじゃないか! そういうわけでJスルーカードを自動改札機に通しながら、横目でICOCAユーザーをうらやましく思ったりもしていた。が、ある日気付いた。「JスルーカードでICOCAのチャージ(入金)したらええんとちゃう!?」 これは我ながら画期的な思い付きだった。かつて、大阪駅の券売機では、オレンジカードで回数券を買うことが出来た。旅行先で珍しい柄の(といっても大阪近辺で売ってないというだけだが)オレンジカードを見つけては買っていたのだが、溜まる一方で無駄が大きかった。が、回数券に換えられるのなら話は別。旅先でカードを買い、地元でよく使う回数券に"引き換える"。無駄なくカードのコレクションが出来たのだ。ところが、大人の事情というやつのせいか、それが出来なくなってしまった。残念。ということで、今度の案が上手く行くなら、オレンジカードも効率的に消化できる!
  ――ダメでした
ICOCAのチャージはどう頑張っても現金でしか出来ない模様。残念だ。


平成18年11月8日

  今月、久々に鉄道模型の新製品で欲しいやつの数がかなり少ない。毎月瀧のように流れてくる新製品ラッシュはいかがなものと思うのですが、マイクロエースさん一度考えてみてください。で、油断した。こういうときは過去に敢えてスルーしてたものや珍しいものに目が行ってしまう。今月は「貨物の月」になってしまった。カトーからの新製品「とびうお・ぎんりん」セットを買ってしまった。カトー製品を買うのは随分久しぶりのような気がする。あ、レールやパーツは買ったような気がするけど。ちなみに、とびうお・ぎんりんというのは鮮魚列車。平たく言うと貨物列車である。鮮魚列車は、車体が白く塗られた車両を使っており、貨物列車でもちょっと華やかな印象なのだ。現存しないので、余計に模型でこそ走らせてみたい車両なのだ。欲しいけど買うか買わないかボーダーライン上にあったのだけれど、今月他に何もないしなぁとか思っていたらやっぱり買っちゃった(てへへ)。トミックスから先日発売されたコキ10000、ちょっと古いコンテナ貨物である。こちらもどうしようか悩んでいたのだけれど、コンテナ車でもバリエーションがあってなかなかいいかなとかなり前向きに検討中。でもって、それぞれに専用の機関車を手にしちゃったり……。まだ続きがあって、2年前に発売された「たから号」というコンテナ車両にあらためて興味を持ったり……。うーん、いくら貨物が普通の旅客用車両に比べて値段が安めとは言え、こんだけかったらあきまへんがな!

  映画「アタゴオルの森」を観に行こうと思っていたのだが、大変なことがいくつか発覚した。まず、関西圏で上映する映画館の数。なんと「1」。たったの1つだけ。オンリーワンである(多少意味が違う?)。幸いにして、交通の便が死ぬほど悪いとか、いかにも怪しい場所にあるとか、建物がやばいとか、そういうことはなかったのが救い。比較的良く知っている場所にあり、比較的新しいビルであり、そういうわけで建物はしっかりしているはず。次の大変なことは、その唯一の上映劇場で「アタゴオルの森」をやるのがなんと11日まで。今週まで。今週の、金曜日まで!!!! 確かに先月の14日スタートなので、アタゴオルなどというマイナーな映画をそう長期間やらないことを推測するに不思議ではないのだが、完全に見落としていた。よくぞ今日チェックしたものだ。さらに、止めが待っている。上映時間だ。「21:00〜」――はいぃ!? 夜の9時スタート、その一回だけですか!? 酷い、酷い扱いだ! いくらアタゴオルがマイナーだからって! これは是非とも訴えるべきだ!(どこへ)
  そういうわけで、こんな場合でも付き合いのいいセントレア一号車君は「行く」と言ってくれた。いい後輩だなぁ(しみじみ)。


平成18年11月7日

異議あり!!

  スマイリー嬢から「異議ありメール」が届きました。例のSuicaのペンギン、やっぱりオフィシャルな名前で「スイッピー」というらしいです。ここにお詫びと訂正を申し上げます。

  今月は映画を2本観に行く予定だ。「アタゴオルは猫の森」と「DEATH NOTE」の後編。実はDEATH NOTE、前編を見た後、前売り券を買ったのだが、その前売り券が……どうなったか分かるよね。お約束すぎる展開だけど、紛失。でも、最後まで諦めずに探したら出てきました。この前売り券、鞄の中に入れていたのだが、一緒に入れていたチューブ入りの軟膏が押されて「むにゅ」っと中身が出てきて……ちょっとだけ染みになっているのです。それで慌てて出して、乾かすためにとあるところに置いておいたのだが、それ以後存在を忘れ去ったということだ。まあ、無事出てきて何より。

  広島東洋カープの黒田投手が、FA宣言をせずに残留することに決めたらしい。いいことではないだろうか。岡田阪神はアテが外れてどうのこうの、という記事が載っていたが、FA宣言しても阪神が獲れるなんて保証はどこにもない。最大の敵は西武。松坂のポスティング移籍で入ってくる入札金がとんでもない額になると想定されるため、その資金力を楯に獲得戦線に乗り込まれるとかなり不利である。阪神も井川の入札金が入ってくるようだが……額が違うよねぇ?(苦笑) 阪神の強みと言えば、兄貴金本とアンディ・シーツ? 町田がやめちゃったからねぇ。金本が黒田に「阪神来い!」と誘うと可能性が……あるのかないのかよく分からないが。
  でもまあ、残留が一番だったんじゃないか。これ以上弱くなってどうする広島(今年は最下位は免れたが)。西武に行くならともかく、何かを間違えて巨人とか中日とかに行ったら最悪以外の何者でもない。阪神の投手陣は……きっと大丈夫! 毎年毎年皮算用ばっかりしてその通りにならないけど、でも来年は大丈夫! 毎年こんなこと言って裏切られるけど、大丈夫! ファンはいつもそう言って根拠のない自信を持って応援しているんだから!
  まあこれでとりあえず、ビックリマンプロ野球版を買って引き当てた黒田のシールは必要なくなった。今度広島ファンの後輩に会ったらプレゼントすることにしよう。大学祭のときは……あげてもその後FA宣言しちゃったら嫌味以外の何者でもなかったからね。阪神に来たら大切に持っておこうと思ったし、中日巨人に行ったら五寸釘を買ってきて打ち付ける予定だったし(こらこら)。

  さんざん待たされたカトーのレイアウトパネル、どうやら今度こそ本当に再生産されるらしい。公式ウェブサイトに案内ページが上がっていたからね、今度は間違いないだろう。今回生産分は、配線用のコード類を逃がすための穴があらかじめ開けられているのが改良点である。まさかこれだけのために再生産が延々遅れたんじゃないだろうな? ただ、この逃げ穴も流石に10本近くものコードは通せそうもない。ということは、どうやら自分で削り広げる必要はありそうだ。つまり、改良点は私にはあまり関係がないということになる。まあいずれにせよ、いよいよなので楽しみだ。まさか7ヶ月も待たされることになろうとは思ってもみなかった。また線路を敷設し直さなくてはならないのは面倒だが、いよいよレイアウト作成を考えられるというのは楽しい。楽しいようでやっぱり面倒な面もあるんだけどね。


平成18年11月6日

  逆転裁判2をクリアしたので、次はFFVに取り掛かるかあるいはFFIIIをさっさと片付けるか。多分もっと他のことに時間を使うことになると思われる。何のためにFFVのソフト買ったんだよ……。
  先日、逆転裁判に「倉院」という地名が登場する、「クラインの壷」を意識したのだろうか、という話をした。あれは確かゲームを買う前の話なのだが……何とそのものずばりの「倉院の壷」が登場した!(笑) まあ、オリジナルのクラインの壷とは何の関係もない代物だけれど。

  大学祭の折に、スマイリー嬢に誕生日プレゼントを頂きました。1ヶ月と10日ほど遅れてるんですが、彼女は今横浜にいて、7月に関東圏の知り合いの元をまとめて訪問するから楽しみにしててなんて大口叩いたのに実行しなかった私に文句が言える余地はありません。で、何を頂いたかというと……"スイッピー"。JR東日本のICカード「Suica」のイメージキャラクターのペンギンのぬいぐるみである。「これ、名前何て言うの?」って聞いたら「スイッピー」という返答があったので、そういうキャラクター名だと思ったのだが……他の後輩に聞くと「あれって名前付いてなかったと思いますよ」というコメントが。で、調べてみると「スイッピー」では他のものしかヒットしない。ということで、このペンギンの名前のスイッピーというのはスマイリー嬢の命名らしい。せっかくなので、我が家のSuicaのイメージキャラクターのペンギンのぬいぐるみは「スイッピー」ということにしよう……
  ――うーむ
ひょっとして、以前私のペットの「アライグマ」の名前を聞かれたときに「アライグマ」って答えたのを覚えていて、今回も「ペンギン」という名前を付けられることを恐れての先制攻撃だったのだろうか? だとしたらお見事、鮮やかな手際と言えよう。
  で、そのスイッピー、まだ鉄研の部室にいたりする。というのも、模型で鞄がパンパンでスイッピーの入る余地がなかったのだ。無理して詰め込めば入ったとは思うが、その場合帰宅までの間にぺっしゃんこになる可能性もあったので……。今週末は集まりがないようなので、来週末までスイッピーは一人寂しくコンテナの中で夜を明かすことになる……ごめんよスイッピー&スマイリー嬢。まあ、俺の自作した模型が横にあるので我慢してくれ(謎)

  先週土曜日の神戸新聞の懸賞詰め将棋、困ったことになった。いくら考えても7手で詰んでしまう。オカシイ。普段なら絶対、手数は11手以上なのに、9手ならまだしも7手である。何をどう考えてもおかしい。おまけに持ち駒が1枚余る。これは詰め将棋の答えとしてはオカシイ。だから私が何か勘違いしているのだろうけど……実際に駒を盤に並べて検討しても7手詰め(一枚駒余り)で終わってしまう。何がオカシイのだろうか。出題者の内藤九段が勘違いしたのか、私の頭脳がオカシイのか、あるいは神戸新聞が掲載時に持ち駒か盤上の駒を間違えて印刷したか??? まあ、妥当に考えていつもオカシイ私の頭脳が例によって何か勘違いしているに違いない。


平成18年11月5日

  この連休中、阪大の大学祭の鉄研の展示を手伝っていた。木曜日の準備から4日間(今日は朝ちょっとゆっくりさせてもらったが)、睡眠時間だけは削らないようにしたので疲れたけどしんどさはない。うむ、やはり睡眠は大切だ。というわけで、昨日と一昨日の侃侃諤諤がいい加減だったのですよ(笑)
  自作車両に鉄道コレクション用動力ユニット、もしくはトミックスやカトーの動力を組み込み始めて、こういう大規模な運転会でのストレスが減った。走りが完成品に比べて見劣りしないので、自作車両もガンガン走らせることが出来る。鉄道コレクションの動力の耐久性が未知数なのでちょっと怖い部分もあるが、とりあえず快適に走るのでグリーンマックス旧型動力に比べて大進歩だ。もっとも、勾配区間に弱いので、モーターそのものを置換することを考えてもいいかもしれない。無加工で交換できる、そんな都合のいいモーターないかなぁ。あるいはモーター自身を分解して、コイルを巻き足すとか。昔ミニ四駆の不正改造であったなぁ(公式レースのレギュレーションで、モーター自身の改造は禁止されていた)。
  というわけで、大学祭でのお披露目も終わったし、また"次"に向けてまた何か作りたい(笑) まだ一応今年は終わってないので"積み木"の問題もあるから、年内に買い足す可能性も考えて減らす向きのベクトルはなるべく維持したままでいたい。あ、現在なんとマイナス14です(笑) さて、その次だが……いい加減積んでから長い旧型国電に手を付けたいのだが、鉄コレ第4弾が旧型国電らしいので、これまた動力ユニットが期待できるためにそれまで待つことに決定(笑) 今回は、都合がいいと床下機器まで流用できてしまうので、大変期待が持てるのだ。ということは、旧型国電はNG。阪神電車は、ナンバーインレタの問題が浮き上がったのでこれ以上作れない。阪急もまた然り。とすると……残ってるのって、205系と113系と丸の内線の赤い電車だけ、という状況になる。あ、223系0番台関空快速もあったなぁ。ま、その辺からモチベーションが沸くものをピックアップすると、113系と丸の内線ぐらいかな。113系は、阪和線色と関西線色を作る。年内に、ひょっとするともう10両〜20両の新車が登場するかも。それを年末に一気に、復活したデジカメで撮影することになる……のかな? その前に、部屋の整理をしなくてはいけないような気もする。ああ、歯医者にも行かねばならんのだったなぁ。ま、なるようになるさ(???)


平成18年11月3日

  今日は文化の日。ハッピーマンデーの被害にあってない休日(笑) 私は「第○月曜」というものよりも日付固定の方が好きなのです。
  今日、明日、明後日と、阪大の大学祭、まちかね祭が開かれている。鉄研も模型展示をしており、それの手伝いに行っている。ということで、明日も朝が早いので今日もさっさと寝ます。おやすみなさい。


平成18年11月2日

  昨日の侃侃諤諤、もっと力説したい部分があったような気がする。気がする、というのは、書き込み完了して20秒ぐらいして「あ! あれを書くのを忘れていた!」と思ったからである。でも、今は思い出せない。もう一度読めば思い出せるかもしれないが、読む気力が沸かない。自分の書いたものなのに、読み返す気力が沸かないとは何たることか! そんなものをお客様に読ませているのか! 貴様それでもプロか!
  ――プロではありませんから
やっぱり下書きしないとダメかなぁ? たまに「下書き→実際の入力」という手順をすることもあるんだけど。

  そういえば、今年の元日に「白い財布」の話をした。そして先月の21日にそれを引退させる話もした。そのとき、11月1日から使い始めよう、そう書いた。昨日、それを侃侃諤諤でお話しなかった……しかし、順調に財布は新しくなっている。単純に、昨日がああいう重めの内容だったので書くのを忘れただけ。しかし、古い財布(白い財布)からいろいろとポイントカードが出てきて、これらをどうしようか悩まされた。とりあえず、J○shinとヨ○バシのカードは絶対なので悩まなかったが。古譚ラーメンのポイントカード(先述の2点とは違って紙切れである)は……期限内にポイントが溜まることが少ない。事実つい最近、鞄の置くから期限切れのものが出てきて捨てた。その"紙切れ"にはスタンプがたった2個だけ押してあった。サービスが受けられるのはスタンプが10個集まったときである。実は、"四川ラーメン"が出来てから私は四川派に転向したのである。四川ラーメンのポイントカードなら、期限内に10個ぐらい集めることが出来るだろう。その期限が「1週間」とか「1ヶ月」じゃない限り。3ヶ月でも無理かなぁ。6ヶ月ならなんとかなるだろう。そんなわけで、古譚ラーメンに行く頻度は、大学時代の月1〜2回から数ヶ月に1度へと激減した。こりゃ、捨てた方がいいかな。
  他、ポイントカードはたくさんある。ポイントカードと言っても、いろいろ種類はある。樹脂製のハードタイプのもの、プリペイドカードのような薄い磁気カード、紙製のもの。期限があるのも、ないもの、条件次第で期限が延びるもの。ポイントを支払いに充てるもの、何かしらのサービスが受けられるもの。1ポイントから利用が可能なもの、一定数を貯めて初めて効力を発揮するもの。このうち、最も使いにくいのが「期限付き」「一定数を貯めて初めて効力を発揮する」「何かしらのサービスが受けられるもの」。ついでに「紙製」も付け加えておこうか。財布に入れていると時としてボロボロになって見苦しいからだ。汚れても拭いて綺麗にすることもできない。期限付きの使い捨てのものは、わざわざ樹脂製のものを発行するのは費用対効果が悪いのだろう。そういうタイプのカードは大抵紙製である。紙製のポイントカードは「スタンプカード」という名称が付いていることも多く、実際にスタンプを押していくタイプだ。スタンプはカードのスペースの都合で無限に押せないし、また消すことも出来ない。よって、スタンプが満杯になると必然的に交換せざるを得ない。また、樹脂製カードにスタンプを押すためには、特殊なインクが必要だろう。そういう理由で、紙製のは使い切りとなる。一方。J○shinやヨ○バシのものは、ポイントが理論上いくらでも付加できる。厳密には、カードの耐久性の問題があるので"いくらでも"というのは正しくない。これらのカードの場合は、店側のコンピューターに顧客情報と共にポイント数が記録されていて、カード自体には何の記録も残らない。昔のJ○shinのカードは、表面に印字されていたが、そのタイプのカードは耐久性の問題か廃止されてしまった。確かに字がかすれて読みにくくなったりもした。鉄道模型のグリーンマックスの直営店、クロスポイントのポイントカードは表面に印字されるタイプである。いずれ読みにくくなることは確実だが、利用回数3回で既に前の文字が消えにくいのはいかがな物か。ポイントの利用形態にも種類がある。J○shin、ヨ○バシ、クロスポイントのカードは1点1円換算で支払いに充てることができる。なお、よく「ポイントは現金と同じようにお使いいただけます」と広告しているが、あれ嘘じゃないだろうか? ポイントと現金は同じではない。現金で買えばいくらかのポイントが付与されるが、ポイントで支払った分にはポイントが付与されない。よって、ポイント還元のパーセンテージが高い商品は現金で、低い商品はポイントでなるべく支払うのが賢い使い方である。というのは、徒然時代に書いたことがあるので覚えていらっしゃる方もいるのではないだろうか。ということで「ポイントは現金と同じようにお使いいただけます」というのは誤った案内ではないかと私は感じるのだ。あくまで「同じよう」であって「全く同じ」と言っていない、と反論されそうだが。まあいい。そういうタイプのポイントカードが一番使いやすい。そして紙製カードではそういうことができないのも事実。マッハ模型のポイントカードは、一定数集めると金券として使える。近くのスーパーも同じタイプだ(ただし、ポイントの付く条件が違うので今日は詳しく話さない。これも過去に徒然で……)。古譚ラーメンの場合、スタンプが一杯になるとラーメン一杯がサービスになる。ラーメン一杯という条件限定だ。ビールにギョーザ、の場合は役立たずということだ。私の場合、古譚ラーメンに行けば必ずラーメンを注文するので問題ないが……問題はやはりたまにしか行かないということだろう。それでも捨てるのはなんとなく勿体無いので財布には入れてある。また期限が切れてしばらくして気が付いて捨てるのだろう。ポイントカードを発行しておけばまた来てくれるだろう、そういう思惑がお店にはあるのだろうが、私には全く効力を発揮していないようだ。


平成18年11月1日

大学へ通う意味

  少し前の新聞記事で、「大学教員にも研修を」というような内容が書かれていた。教授他、大学で講義をするための資格に教職科目等の履修は必要でない。つまり、授業をすることに関して実は彼らは素人……までとは言わないけれど、中学高校教員のように教職科目を履修することもなく、授業のための訓練とか研究は一切やらなくても何の問題もない。いや、問題はいろいろとあるのだが、制度上障害はない。
  私は大学在学中、友人とよく文句を言ったものだ。必修の何々の授業の何某教授は言ってることがむちゃくちゃだ。聞いている側の都合を何も考えずに自分で好きなようにしゃべっている。板書もいい加減だし、大学教員も少しは教育のための研修を受けるべきだ。なんて。あれから月日の経つこと実に5年以上、ついにそういう流れになったのか。いい時代になったなぁ……
  ――何て思ってない
卒業した後、中高の教員時代に大学生活を振り返っていた頃か、もしくは4回生あたりで気付いたのか、それ以来今の私は全く逆の意見を持っている。大学教員に研修? そんなもの、必要じゃないだろう!
  確かに大学の授業にはむちゃくちゃなのがあった。板書がまるで落書き、(助?)教授のしゃべっているコトは順序立てられていない。話の途中でいきなり「あ、さっきのところだけど」って急に過去の話に戻り、黒板の空いている場所にテキトーに新たな文字列が加わる。ノートを取る? そんなの不可能。じゃ、話を聞いていれば分かる? そんなの不可能(って言ってちゃだめなんだけど)。コイツは酷いヤツだ、と思っていたのだが、これ、計算の上でやってたらこのお方は素晴らしい。多分計算の上でやってないと思うんだけど。ええと、私の主張が出てこないので話が分かり辛いと思う。なので、次の文章から反論の根拠を書く。
  大学というのは、義務教育ではない。学びたいことがあるから行くのである。これは高校でも同じだが、高校と大きく異なる点がある。まあ実は、私は高校の明確な位置付けというものを良く考えていないので、あくまで対比としてしか語れないのだが。大学は、自ら学ぶために行く。誰かに何を与えられるのを待つ場ではなく、自ら何かを掴み取って行かなければならない。授業を聞いて、内容が分からないのであれば、教官を批判するのではなく、分からない自分の側に問題があると認識しなくてはいけない。元々学問とは自分の頭で考えて、理解して、新しいことを生み出していくものである。授業を聞くだけで分かるようなそんな生易しい内容であれば、大学でやる意味がない。教官が言っていることが意味不明で理解できない。だったら理解できるまで自習するべきなのだ。それでも分からなければ、分からない点を明確にした上で自分から聞きに行くべきだ。
  え? 俺? そんなこと現役時代にできていなかったよ。だから「気付いたのは卒業後か4回生の間」って書いたでしょう? 自分ではできなかったことだけれども、大学でそれでも一応授業に出続けて、ようやく分かったことだ。最初から分かっていることに越したことはないのだけれど、卒業してしまった以上、気付かないまま終わったよりマシだと考えることにしている。
  大学の授業は分からないから、分かりやすい授業にしよう、というのが新聞記事に書かれていた取り組みである。それをして一体何の意味があるのだろうか? 大学を、高校の延長にしてしまおうというのだろうか? 若者から、自分で積極的に学問に触れようとする機会を奪うことと同じではないだろうか? 世の中には、分かりやすいことも分かりにくいこともある。達成しやすいものも、達成のためには多くの努力が必要となることもある。今、学校で教える内容はどんどん簡単になってきている。子どもたちが頭を使う時間は減ってきている。もっと言うなれば、遊びの段階から考える機会が減っていると私は考えている。ゲーム機のおそろしいまでの普及がその根拠である。だから余計に、大学の授業が難しく感じ、それを克服するために何をすればいいのか、という考えに至らない理由だろう。この際なので2年前の話を少しする。ひょっとしたら既に書いたかもしれないけれど。2年前の6月、私が教員を辞める決心をした頃だ。とある先生にこう言われた。「分かる授業、というものをしていかなければいけません」。分かる授業って何だ? 私の考えだが、数学の授業で「分かる授業」というものは基本的に有り得ない。それは、数学が分かるという過程に必ず、問題を解き、定義や理論を頭に馴染ませることが必要だからだ。数学の内容で「分かる」ということは、そこから次の段階へ進むのにその内容が何の支障もなく扱えるというレベルの話なのだ。だから、数学の授業を聞いただけで「分かる」ことは……小学校や中学校の極初期ぐらいを除くとほとんど考えられない。新たな単元に入れば新たに定義された用語が出てくる。その用語を使いこなすためには訓練が必要だ。その訓練とは、問題を解くことである。問題を解く過程で考えることである。それもなく「分かった」と言っても、上辺だけのことである。残念ながら、数学が分かるためには、授業を聞いた後に演習をこなさなくてはいけない。それは、自らが進んで努力する必要のあるものである。じゃあ、「分かる授業」って何?
  例えるなら、おかゆのようなものだろう。特に咀嚼することなく飲み込めるモノ。そういえば現代人は顎の力も弱くなっていると言う。私も例外ではないだろう。実際の咀嚼力も、比喩としての咀嚼力も弱まっている。こりゃ傑作だ。話を戻そう。よく噛む機会がないので顎が弱まる。それと同様に、よく考える機会がないから頭が弱る。だから、硬い食べ物は上手く噛めずに食べられない。それと同様に、難しい事項は考えられないから理解できない。健全な――前向きで建設的で抜本的な解決を考えるならば、じゃあ顎を鍛える機会を増やそう、という方針に落ち着く。ところが、現代日本は消極的な方に向いてしまっている。顎が弱った? じゃ、食品をもっと柔らかくしよう。これでは悪循環ではないか。さすがにそれに気付いたのか、ゆとり教育路線は撤回されることになったようだが、でも大学のこうした動きがあるのでは根本としてはあまり変わっていないようだ(件の大学教員の教職訓練は、教育委員会とは関係ないだろうけど)。
  私もまた、私が大学に入学した10年前に比べて学力が下がったと言われる世代の人間である。10年前の多くの大学生は、もっと自ら積極的に学ぶために大学に通っていたのだろうか。授業が分からなければ、なにくそ!と思う強い意志で家で机に向かっていたのだろうか。私はこれまでのまだ短い人生で、後悔したことはほとんどない。厳密にはいっぱいあったのだが、今ではそのほとんど全てに自分なりの結論を出しているので後悔と呼べるものではない。でも、たった一つあるとすれば、もっと早く「大学は自分で学び取る場所」ということに気付いて、もう少し多くの時間を数学の学習に費やしていれば、と。大学の授業が懇切丁寧になってしまうと、こういうことに気付く人も少なくなるのだろう。


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