橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成18年10月下旬分

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平成18年10月31日

なんてこったい!

  製作間近だったフリーランス車両……最後の最後で塗装ミス! まあ、ギリギリ……3メートルぐらい離れて見ればそれなりに大丈夫……かもしれない??? まあとりあえず、せっかくなので完成させた。
  そんなことより! カメラ屋から連絡が来た。修理に出しているデジタルカメラの一件だ。何と……リコールがかかっているらしく、修理代無料!
  ――だったら今まで何で連絡なかったんだ!
修理代がタダなのはいいとして……今まで音沙汰がなかったのは……理由は分からない。ただ、修理が完了するのが、パーツの生産の都合で12月の18日になるというのだ。ええええ? それって修理に出した日から2ヶ月後ってことかよ。遅くなるなら遅くなるで連絡は早くしろよソニー! まあ、ともかく、あと1ヶ月と20日ほどDiMAGE A1は返ってこない。まだ話には続きがある。
  当然だが、たかが修理で2ヶ月も待つことになるのは納得がいかん!という人は……カメラを買い取るというのだ。メーカーが。どうせ二束三文だろ?と思うのは間違い。リコールなんかのときはメーカーも威勢というか気前がいい。買取価格は何と
  ――……ごめん、値段言うのはやめとくわ
ただ、はっきりと言っておこう。絶対中古屋に売ってもこの値段は付かない。DiMAGE A1に何かプレミアでも付かない限り、ムリ。というぐらいの値段だった。もっと言うと、私が手に入れたのは、型落ちになってからで、某インターネット情報サイトにあった中で関西最安値の店で買ったのだ。その額の……おおよそ1.5倍の値段が、ソニーが買い取ると言った値段なのだ。さらに言うと、それだけあれば多分、パナソニックのFZ50が手に入る。多分だけど(価格を詳しく調査していないから)。さらに多分だけど、きっと望遠側に焦点距離を伸ばすコンバージョンレンズも一緒に手に入る。価格を詳しく調(以下略)。ひょっとしたら予備バッテリーにACアダプタまで付いてくるかも。問題が1点あって、CFカード非対応らしいので記録メディアを買い直さないといけないことか……。ま、それはともかく。もう発売から5年以上経つDiMAGE A1(5年以上経ってるよね?)が、最新型のデジタルカメラに化けるのだ! これはこんなにオイシイ話は滅多にない。不幸中の幸いというやつだ。やべ、書いてたら乗り換えの方が魅力的に思えてきた。
  そう、こんなにオイシイ話なのに、敢えて私は蹴ろうと思っている。2ヶ月待って旧式のデジタルカメラの復活を待とうというのである。一応、DiMAGE A1はミノルタの血統を持つカメラである(α100なんて断じて認めないぞ!)。いくらお金貰ったって、それでDiMAGE A1の新品は買えない!(いや、ひょっとしたらどこかで眠ってるかもしれないけれど) 電話をもらった瞬間はかなり悩んだのだけれど、電話を切ってから5分後、私はそう判断した。ミノルタファン魂、舐めんなよコラァ!(珍しくガラが悪い)
  ――というわけで
あと1ヶ月と3週間ほどは画像で侃侃諤諤が出来ません。
  ――というと
後輩がきっと文句を言う(笑) だから……しゃぁないなぁ、パナソニックFZ50を暫定機として買って来るか
  ――っていえるぐらいお金持ちだったらいいんだけどね
仕方がないので、しばらくDiMAGE 5に現役復帰してもらって頑張ってもらうことにしよう。というか、どこに仕舞ったんだろう、DiMAGE 5……最後に見たのいつだっけ? 今までほったらかしにしてごめんねー。謝るからさ、出ておいでー。


平成18年10月30日

Battle? or Guilty?

  今日はアーケードゲームの話。を少々。ホント少々。
  随分長らく待たされたバトルギア4Tuned、稼働日が決定したらしい。来月28日。まだ一ヶ月近く待たなあかんのか……。新コースがあるらしくて楽しみ。もう既存のコースは飽きてきたからね。車も新しいのが増えるので、こちらもまた。といっても、俺はRX-7にしか興味ないけど(FCが追加される)。車の挙動が見直され、ランキングが一旦リセットされるらしい。前のは前ので記録が残るらしいから、最後にもう一度タイムアタックを頑張っても面白いかもしれない。
  こちらも情報が少し出たっきり、稼働日も何もまだ全然分からないギルティギアXXAC(イグゼクス アクセントコア)。何か段々とゲームタイトルが延びてきている。とある人がハンドル作るときの参考にした某ゲームみたいだ(笑) あ、そういえば餓狼伝説も最後の方は随分長かったなぁ。続編モノの宿命か? 格闘ゲームは長らくご無沙汰なので、新作が出たら……カモにされそう(乱入による対人戦は避けられない)。ちょっと家庭用ゲーム機で錆落としでもしとかなきゃいけないかな? 私の腕は錆び付くほどの名刀でもないが、家庭用のプレス包丁でも錆びると切れ味が落ちるんだよ。

  ええと、今日ふらっと立ち寄った中古カメラ屋で、面白いレンズを発見して欲しくなってしまった。ブツは、14ミリのF3.5、ミノルタのマニュアルフォーカス用のシグマのレンズだ。14ミリというと、かなりの広角レンズである。どれぐらい広角かと言うと、ちょっと表現できない。ここで「中日の井端ぐらい」とかいうジョークが出せればいいのだが、中日のどの選手が広角打法するのか良く分からない。まあ、真面目な話として……確か、ホームプレートからそのレンズで撮影すると、両翼のポールはかなり余裕で収まってしまうぐらい広角である。っていうか、そこまでの広角打法って単に振り遅れのファールとか引っ張りすぎのファール、要するにタイミングが合ってないだけのような。なお、私はそこまで広いレンズは持っていない。最大で17ミリ。そこからたったの3ミリだが、広角レンズの3ミリは違う。ということで欲しい。まあ、あんまり使わないだろうけど、値段見て欲しくなった(笑) ええと……例えて言うなら諭吉さん一人で返って来るものがあるぐらいですな(どこが例え、なんだ!)。ちょうど手持ちに、福澤さんはいなかったけれど野口さんが5名ぐらいと樋口さんが1名いらっしゃったので、衝動買いは可能。思わず手を出しそうになったのだが……問題が一点。ミノルタMDマウントであることだ。別に、ミノルタMDマウントの本体を持ってないわけじゃない。というかむしろ、ミノルタMDマウント系のカメラの台数が群を抜いて多いのだよ。じゃ、なんで躊躇したのか。ちょっと衝動買いしていい価格、そして最近カメラ用品買ってないのでたまにぐらいはいいだろう。まあ、その値段のレンズだから性能は推して知るべし、ってやつなんだけどね。多分画面端がぐにゃぐにゃなんだろう。ひょっとしたら周辺光量落ちが激しいのかもしれない(あれ、この現象の名称って何だっけ。しばらくカメラの本読んでなかったから忘れた)。でもまあ、福澤さん一人で事足りる。これはカメラのレンズ一本として、カメラ好きとして、お遊びの範疇で出せる金額である。例えその結果が素晴らしきクズレンズを掴まされただけ、という結果に終わっても。一応14ミリは14ミリだからね。ファインダー覗いて「おおっ、これが14ミリの世界か!」だけでも楽しい。じゃ、何で買わなかったのか。
  ――ミノルタMDマウントだから
何とも皮肉である。昔はミノルタのマニュアルカメラをメインに使っていた時期すらある。大のミノルタ党だったはずである。別に今、ソニーになっちゃったからじゃないよ? カメラに実用性を求めだして、ミノルタのオートフォーカス&マニュアルフォーカスというコンビを愛用していたのがミノルタのオートフォーカス&オリンパスのマニュアルフォーカス、という具合に後者が入れ替わってしまったのだ。昔、あれほどミノルタのマニュアルフォーカスで使える珍レンズを探しまくっていたのに、現在は立場が変わってオリンパスの珍レンズの方が実用的にもそれ以外でも価値が高くなってしまった。そして相対的に……それ以上に、ミノルタのマニュアルレンズはどうでもよくなってきた。ミノルタ純正のレアな大口径レンズにめぐり合えたらちょっと考えるけど。で、シグマの14ミリ。シグマな点はこの際どうでもいい。シグマだから福澤さん一人だけの犠牲で済むのだから。でも、買ってもミノルタのカメラで試し撮りするということは……ちょっとあまり意欲が沸かない話だ。俺も変わったなぁ、と思わせる今日の昼下がりであった。


平成18年10月29日

後輩から苦情が来ました

  早くデジカメを復活させて、画像で侃侃諤諤で完成した車両を見せてください、って。
  ――それはソニーに言ってくれ
  というわけで、まだDiMAGE A1は修理から返って来ません。いつになるんだ。早くしろソニー。直らんのなら早くそう言え。絶対ソニーのデジカメは買わないからな! 「ソニー製品は買わない」といいたいところだが、おそらくPS3は買っちゃうだろうから……。

  で、昨日の記事に訂正。社会科は……「地歴」「公民」から成り立っていて、「地歴」が日本史、世界史、地理、「公民」が政治経済、現代社会、倫理となっている。地理には世界と日本の区別がないんですね。でもって、現代社会の存在を忘れていた。センター試験で非常にお世話になったのに(笑) 過去に書いたけれど、センターで日本史に失敗して――どのぐらい失敗したかというと、試験時間が終わった瞬間に「こらアカンわ」と自覚するぐらいダメだった――翌日にあった現代社会をぶっつけ本番で受験したのだ。結果、日本史予想通り悪かった(恥を晒すので点は言わないい)、現代社会は83点。現代社会の一問目は今でも忘れない。答えが「成人の日」だった。この一問目を見て、「よし、これは行けるぞ」と自信を持ったのである。
  というわけで、ご指摘ありがとうございました(多謝)

  逆転裁判2、順調にハマっている。模型製作時間がちょっとまずいことになりそうなぐらい……とまでは流石に行かないが。まずいことになってるのは睡眠時間だ(余計まずいわ!)。
  第二話でちょっと詰まっていたのだが、どうやら指摘したと思っていたポイントがズレていただけのようだ……私の考えで正解だった模様。このゲーム、時折「そこ、おかしいやん」と思ってナルホドくんに異議を唱えさせるのだが、違ったりすることも多くて困る。
  で、先日書いたように、証言に矛盾を発見したとき、異議を唱えることでゲームが進むのだが、ボタン操作以外に音声入力で「異議あり!」と直接言ってその操作をなすこともできる。というわけで、先日鉄研の部室で買ったばかりの逆転裁判2の最初の部分だけをプレイしていたとき、ちょうどそこにいたセントレア一号車君にDSを差し出して「異議あり!って叫んでみて」とか、今日姉の家で義兄に「異議あり!って叫んでみて」とか"体験異議あり!"を行う私。というか、人といるときにゲームするなよ俺。まあでも、お2人にはそこそこのストレス発散を味わっていただいたのではないかと思う。そこまで進めるのにそこそこのストレスが溜まるんですがね。
  ちなみに、2週間前に買ったゲームボーイアドバンス版のFF5は完全に止まってます(笑) 一度ならずやったことがあるゲームということで、模型製作を優先。逆転裁判2は移植版とは言え、やったことがありませんから。

  "積み木"がらみの話。作りかけだった黄色のFD(某漫画の弟仕様)とハチロクトレノ(某漫画の豆腐屋仕様)を義兄に譲渡した。で、今日遊びに行ったらFD完成してた! いつもいつも気が付くと何か完成しているので驚かされる。で、言われた。早いところFD作ろうよ、って。そう、黄色のFDを放棄して、ちゃんと真面目に赤いFD作るつもりにしているのだが、つもりだけで終わって全く作業に入る気配もない。どうしてそうなのかというと、次回作る予定のはタミヤの製品なのだが……当然、色指定はタミヤカラーで行われている。これがフジミとかアオシマのだとMr.カラーの色番号になる。タミヤでは何故いけないのかというと、タミヤのビン入り塗料にプラ用アクリルラッカータイプが用意されていないのだ。スプレーにならあるんだけどね。ビン入りで用意されているのは水性アクリルタイプのみで、その水性アクリルの塗膜はプラ用ラッカーのものより弱いらしい。クルマのプラモは鉄道模型ほどべたべた触らないので塗膜の強さをそこまで気にしなくていいかもしれない。だから水性アクリルで塗ったって構わないのかもしれないが、精神衛生上(?)やっぱりプラ用ラッカー塗料を使いたい。なお、諦めてスプレーで塗装する、という選択肢は却下!である。ということで、色指定されているものを分析して、それをMr.カラーに置き換えねばならない。単純な黒とか銀色とかだったら簡単なのだが、ちょっと凝った色になるとそうもいかない。最大の疑問点は、FDのボディーカラーそのものである。これは一体何色使えばいいの?(赤、という解答はナシだぞ。赤は赤でもいろいろあるのだ。鉄道でも赤2号以下たくさんあるんだからな!) 原色の赤でいいのか、それともイタリアンレッドあたりを使うのか。一番いいのは、アオシマのプラモのFDに赤の指定があれば最善かと思われるのだが……何故かアオシマのプラモには、成型色と同じ色のボディカラーしか指定がない。他の色で作ったらアカンのか! 自分のために作るわけだから、好みの色で塗ってしまえばいいような気もするのだが。余ってるからってモンザレッドあたりを使うとあとで後悔することになるのかな……。敢えて西武レッド(GM鉄道カラー)という選択肢もありか? ウチの名鉄とお揃いのFDが完成だー
  ――やめとこう
というわけで、クルマのプラモには全然手が付いていないのであった。


平成18年10月28日

  阪急810系の6両編成が完成しました。"積み木"の"貯金"が6増えて現在12、今年に入ってから完成した車両は109。次に何を作ることになるかは分からないけど、今年は120ぐらい行くかも……?

  今日、鉄研の後輩たちと晩御飯を食べに、とあるファミリーレストラン、いわゆるファミレスに行ってきた。そのファミレスの6人掛けの席というのは、ちょっと昨今の日本人の体格を無視した仕様になっている。国鉄時代の通勤型車両の、7人掛けのシートが狭いのと同じような感じで、6人が座るとやや狭い。腰を掛けて移動するだけならまだしも、ファミレスは食事をするところである。できればゆったりとしたスペースを確保して欲しいものだ。でも、6人座らされる。今日は最初、8人でお店に行った。4人掛けのテーブルが2セット確保できればベストだったのだが、店員の采配で6人掛け+2人掛けのテーブルとなった。店の一番奥の席で(一見して上席だが、トイレが近いのでそうでもない)、6人掛けのテーブルが固定されていて、2人掛けのテーブルが3つ4つ隣に並んでいる。そのうちのテーブル1つを固定6人用テーブルにくっ付ける形で8人席がセッティングされた。さて、問題はそこではない。そこのファミレスの6人席が狭いのはもう諦めている。後から1人やってきた。その後輩はしたたかなので、隣にあった空いているテーブル一つを移動させ、横に付けて座った。食後、皆で談笑しているところ……どうやら席が埋まり始めてきたようなのだが、新たな3人客のためのテーブルが足りないので、テーブルを一個戻すよう店員に言われた。すなわち、8人掛けのところへ9人かけろ、と(椅子は、窓側がソファータイプなので椅子の数自体が足りないというわけではない)。いや、それは飲食店の客への対応としておかしいだろう。断っておくが、食後1時間も2時間も居座っていたわけではない。おそらく、最後デザートを食べ終わってから10分も経ってないんじゃないかと思われる。ドリンクバーだけ注文して席を占領していたわけでもない。金額にするとちょっと品がないのでそれは言わないが、各人サラダやスープに加えて1、2皿注文している。お客として、平均的かデザートまで頼んだ分悪くないと思われる。4人で6席占領しているわけでもあるまいし、何故9人10席分から詰めなきゃいけないの? 確かに詰めれば9人座れるが、もともと手狭な6人席にきちきちに座っているのに。別の後輩曰く「ソ連か中華人民共和国の工場の食堂みたいやな」。私は、店員に"取り上げられた"テーブルの反対側にいたので何も言わなかったが、私がもしそっちにいたら確実に文句を言っている。よく考えたら会計のときに言えばよかったかな……。家に帰ってから、ウェブサイト探してご意見フォームに書き込んでやろう、なんて思っていたのだが、今見たところそういうのはない。残念だ。
  とまあ、後輩たちと文句を言いながら帰ってきたのだが……考えようによっては所詮ファミレスだから仕方がない、とも言える。私がよく文句を言う某大型量販店の店員の対応と照らし合わせてみると、所詮こんなものなのかもしれない。しかも、おそらくファミレスの店員の少なくない一部分はアルバイトである。お店の利益というよりは、仕事をいかにこなすかが重要で、だからお客に気持ちよく過ごしてもらおうというようなところまでは気が回らないに違いない。

  高校で、世界史の単位が足りないという問題は……私が好きな教育問題なのできっと話題に上がるだろう、と思っていらっしゃった読者の方がいるかと思うが……実はあまりこれは侃侃諤諤ネタにできない。というのも、社会科のことであって数学の話じゃないから
  ――というと叱られますね
何だか、一言で話が終わってしまいそうだ。おまぬけさん、ぐらいで。前によく書いていた長ったらしい文章は、あれがどうしてああいうくどいものになるのかというと、普段からそういうことについて断続的に考えているからである。ところが、高校の必修科目ということには……全く関心というか、思いを馳せた事がなかった。社会科に関心がないからそうなるんだ、と言われてしまいそうだが、それは否定できない。数学は……誰がどう見たって高校で授業を行うし、社会科ほどややこしくない。数学はIAIIBIIIC、以上で終わりである。社会科は地歴公民倫理とあって、そのうち地理と歴史に日本と社会の二種類がある。
  ――あれ、数同じ?(笑)
数学はIA、IIBと順番に履修していくのに対し、社会はそれぞれが(完全にではないが)独立している。で、実は私、恥ずかしながら何が必修で何がそうでないか、というのを知らない。私の知り合いの先生が書かれているブログを見て、初めて(?)世界史が必修であることを知ったような気がする。全く愚かな元数学教師である自分の存在を恥じるばかりである。そういえば、私は高校1年生のときに世界史の授業を受けていた。1年の期末試験のとき、「もう2度と世界史の授業を受けることはないだろう、これが最後だから、最後ぐらいは頑張って勉強しよう」と、テスト2週間前から準備を始め、学年でトップが85か86点のところ83点取ったのはいい思い出である。なお、私は社会がチョー苦手で、いつも40点台。50点取れたらよくできた方(学年平均は50点台後半〜60点台前半ぐらいだった)。別に勉強してなかったわけではないのだが、試験1週間前に入るとどうしても理科数学を優先的にやってしまうため、成績が上がらなかったのである。そこで、理科数学にかかりきりになるまでに世界史の準備をしたのである。
  で、それぐらいしか思い入れがない。先ほど話に出した知り合いの先生にこんな話がバレたらお叱りを頂戴しそうである。というか、確か先日ここのURLを教えてしまったはずである。「確か」とか「はず」じゃなくて間違いなくそういう事実がありました(笑) ものすごく昔の過去ログもチェックされてて恐れ入りました(笑)
  まあ、そんなんだから、今回のコトというのとは……学校側のチェックが甘かったんだね、しっかりしようね、生徒がかわいそうだよ、ぐらいにしか話が出来ない。敢えて言うとすれば、高校に入ったとき、何が必修なのかを生徒に話をしてもいいんじゃないかと思う。そうすれば流石に誰か気付いて、それを先生に言って、もっと早く気付いたんじゃないかと。そして、高校の必修科目を知らずに数学の教師をやるような人間も激減することであろう(笑)


平成18年10月27日

  ……え? 日本ハム日本一?

  日本ハムファイターズ、日本一おめでとー(棒読み)

  さて。先日、10月14日の土曜日だったと思う。富士急行、という関西人にとってあまり馴染みのない私鉄で、オリジナルグッズが発売された。ここでよく話題にしている「鉄道コレクション」の富士急行の車両である。富士急行の、確か主要駅とイベント会場でのみの限定販売だったように記憶している。ちょっと欲しかったのだが、いくらなんでもそのために富士急行の駅まで行くのは……ということで残念ながら見送った。ところが突如、通信販売をやる、という報せが届いた。お、通販があるなら買おうかな、と考えたのは言うまでもない。ところが翌日、その通信販売が中止されてしまった。理由は、はっきりとは書いてなかったけれど、「多くの苦情」が届いたかららしい。その苦情の中身は容易に推察される。当初、駅やイベントでの限定販売と言っていたのに通信販売するとは何事か、ということだろう。イベントや駅に行かないと手に入らない、と聞いていたからこそ足を運んだファンは少なからずいるものと思われる。そうなると、毎日富士急行を利用するような地元ファンならいざしらず、例えば片道2〜3時間かけてやってきたようなファンにとっては「あの日の労力は何だったんだ」と不満に思って当然である。私がもし仮に、片道ン時間かけて行ってたら……通信販売をやると聞いて怒っていただろう。行ってないからこそ、通信販売でなら買おうかな、なんて暢気なことが言えるのだ。
  かくして、富士急行は即時通信販売を取り止めた。だから私は手に入れることができなさそうなのだが、通販を止めた会社の判断は……正しかったように思える。そう思えるのも、そこまで欲しい商品ではないからということかな(笑)

  そうそう、どうして昨日侃侃諤諤の更新がなかったのかというと……出かけていて帰ってくるのが遅かったから。加えて模型の加工をしていたので、パソコンをいじっている時間がほとんどなかったのです。あ、逆転裁判2も原因の一つかも……
  ということで、逆転裁判2DS版の発売日、ということで買って参りました。初代逆転裁判と違って、ストーリーの追加などのない純粋な移植。あ、純粋でもないかな。ゲームボーイアドバンス版ではできなかった音声入力や、タッチパネルによる操作などが追加されている。音声入力というのは、証言の矛盾点を見つけた時に「異議あり!」と叫ぶことでボタン入力の代わりをすることができるのだ。いいストレス発散になるが、思わず電車の中でプレイしているときに発声しないよう注意が必要だ。
  さてさて、実は第二話で詰まっているのだが、第一話の感想を……。この手の続編ゲームで難しいところは、チュートリアル部分だ。初代逆転裁判では、主人公成歩堂 龍一(以下、ナルホドくん)が新米弁護士ということもあり、緊張するナルホドくんを師匠の綾里 千尋がいろいろとアドバイスする形でプレイヤーのチュートリアルを行う。ところが、第二作になるとこうもいかない。ナルホドくんは既に5戦全勝(うち、逆転勝ちが5回)の凄腕弁護士。証人の証言に突っ込みを入れまくってボロを出させて矛盾を突きつける様は、冤罪を着せられそうになっている被告のためとはいえ情け容赦ナシ。でもじゃあ、第二作をいきなりやろうとしているプレイヤーへの配慮はどうしたらいいの? そこで考えたシナリオライター、何とナルホドくんは真犯人に殴られて記憶喪失になってしまう。そのまま裁判が始まって弁護しなきゃいけなくなるあたりはゲームならではだが、この強引さには感心した。もっとも、記憶があやふやで歯切れの悪いナルホドくんは見ていてあまり楽しくなかったが。依頼人のことも裁判長のことも師匠の妹にして大切な助手のことも、そして前作で軽くあしらわたことをやや根に持っていて生え際のやばいうだつの上がらない亜内検事のことも忘れている。自分の名前を聞かされて「変な名前」と感想を漏らすあたりはシュールすぎる。結局本能で弁護を済ませ、おなじみの逆転勝利を収めるのだが記憶は戻らない。裁判が終わったあと、控え室にて綾里 真宵の一言で全てを思い出すのだが……亜内検事については「この人は……やっぱり覚えがない。人違いだったのだろう」というコメント。記憶喪失で忘れてたんじゃないのかよ!
  弁護士にとっての敵方となるのは検事。この手のゲームに必要なのは良きライバル。初代逆転裁判で出てきた検事は3人(DS版でもう一人出てくるけどそれは置いといて)。いわゆるザコキャラ扱いの亜内検事、ナルホドくんの親友の御剣 怜侍、40年間無敗という反則キャラクター狩魔 豪。第一話で亜内検事を一蹴した後は、基本的に御剣がお馴染みの顔になる。第四話で被告人になるまでは。第四話で狩魔 豪が出てきて、いろいろあったあげく、奇跡というか、いかにも作り話的な大逆転勝利で狩魔 豪は失脚。で、逆転裁判2では当然また御剣がライバルになるのだろう……と思っていたら、失踪する。その失踪する物語が、初代逆転裁判のDS版、「逆転裁判 〜蘇る逆転〜」の追加シナリオの第五話という形で語られる。というわけで、ナルホドくんのライバルがいない。だから新キャラ登場。初代の最後で葬った(?)狩魔 豪の娘、狩魔 冥。「めい」という女の子の名前は響きが非常に可愛らしい。となりのトトロに出てくるメイちゃんとかね。現実世界では往々にして名前の可愛らしさと現物が合ってなかったりするが。で、逆転裁判シリーズは当然作り話なので、「めい」という名前の女の子=可愛い、でよさそうなものなのに、漢字に直すと「冥」。冥界の冥だよ。オッサン、何考えて自分の娘に名前付けたんだ! で、ゲームに登場する狩魔・娘、何と18歳。おいおい、18歳で検事かよ。何でもアリだな。一応、流石に日本でそれはないだろうと製作者が思ったようで、アメリカ育ち。にしても13歳で検事になるとか、おかしくないか? ま、作り話だから何でもありなんだけど。当然、検事になってから無敗は親父譲り。ナルホドくんに土を付けられるのも親父譲り(まだ俺はそこまでゲームを進めてないが)。で、この狩魔・娘、めちゃくちゃである。手に鞭を持っているのである。ムチ。法廷でそんなもの振るっちゃいけないんだよ。というか持ち込みからして禁止。ま、そのあたりはゲームだな。3ではコーヒー飲んでるやつが出てくるらしいから(現実の裁判では、飲食禁止らしい)。で、裁判開始。なお、このゲームでは「異議あり!」などは音声付である。アメリカ育ちの狩魔・娘、きっと訛りがある「異議あり!」なのだろうと期待していたら……思いっきり日本人やん。いや、日本人なのは当然なのだが、普通アメリカで育ってたらこんな綺麗な日本語の発音は出来なくなるだろう……ひょっとしたら「異議あり!」だけ練習したのかもしれないが(笑) 何かとムチを振るう狩魔・娘。裁判長に向かってもナルホドくんに向かっても証人に向かっても。というか、法廷侮辱罪で退廷じゃないの? まあ、そうなったらゲームとしてつまらないから続行されるわけですな。
  で、狩魔 冥の情報はあらかじめ各種メディアで手に入れていた私。ムチを振るうとんでもない女子だと思っていたわけで、実際そうだったのだが……意外とちょっと可愛い仕草があったりしてイメージががらりと変わったり。まあでもやっぱり何かにつけてムチでびしばしやるのは良くないと思うぞ。というか、今詰まってる部分が分からないので先に進めないぞ。


平成18年10月25日

  ふと……いや、ずっと前から気付いていたのだが、このまま日本ハムが日本一になると、4年連続セ・リーグは日本シリーズで負けることになる。来年、両リーグに共通のプレーオフ制度が導入されるわけだが、名前が変わるらしい。いや、まだ決定ではなかったと思うが、現在名前募集中だとか。私の案としては「オータムシリーズ」あたりでどうかと……という話は今日はおいといて、そのプレーオフ制度が日本シリーズではなくなるのだ。ということは、今年が最後。最後の日本シリーズでセ・リーグが負ける。これはちょっと気分が複雑だ。阪神、中日、阪神、中日と4年連続負け、そして最後の日本シリーズに黒星。何かこういうことになると、アイツが「だからね、巨人が優勝して、パ・リーグの優勝チームを叩けばいいんですよ」って言いかねない(4年前は巨人が優勝し、日本一になった)。
  しかし、日本ハムを一応応援しているのだがこの中日の惨状は見ていて哀れだ……。代わりに阪神が第5戦戦おうか?ってぐらいに状況がやばい。ま、阪神も今球児いないしなぁ〜。それはさておき。昨日今日と大体ずっと見ていた……聞いていたけど、中日はチャンスであと一本が出ない。それはまさしく、6月後半から8月頭にかけての阪神タイガースの「打てま線」状態。残塁数が2桁? 満塁で点が取れない。ノーアウト2塁から点が入らない。こりゃ重症でっせ。明日、北海道の大地で日本一が決定しかねない。
  と、日本ハムを応援しながら複雑な気分になっていたのだ。こういう鬱陶しい気分になるのも、模型に全精力を使ったからではないだろうか。

ついに貯金、大台103両!

  今日完成したのは、阪神8801系。昔ながらのスタイルの"阪神電車"の赤い方だ。以前に作ったことがある。模型ページにも出していたのだが、自分としては古い作品で粗が目立つので作り直すことにしていた。それで模型ページを新しくするときにリストから削除した。よって今は載っていない。デジタルカメラが入院中で、なおかつDiMAGE 5が行方不明なので新しく追加することもできない(行方不明なのですよ……こういうときにこそ役に立つのに。困った)。これで、初めての"貯金"がついた。その数は6である。厳密にはジャンクパーツから2両組み立てているので、暫定的に積み木が2増えた状態になっているとも考えられるのだが、まあそれは置いとくとして。これで新たにキットを6両までなら買っても"借金"にならない!(だからそんなに買い溜めるなって!) それは冗談としても、今日やっと今年の目標である「積み木を減らす」を達成した気分である。ま、積み木が7両増えると元の木阿弥なんですがね。
  で、今日、その阪神の最後の組み立てをしていたのだが、大きなミスをしていたことに気付いた。震災前からある阪神電車の車両の屋根の上には、7個のクーラーユニットが載っている(パンタグラフが付いていない車両)。中間車には屋根の端から反対側までほぼ均等に並んでいる。先頭車の場合、無線アンテナが運転席上部に付いているため、一番前にクーラーは置けない。よって、全体的にややクーラーの間隔は狭まっている。というわけで、キットの屋根パーツには、クーラー取り付けようの穴を開けるガイドが2種類ある。その穿孔時に間違えたのである。全部中間車用の穴を開けてしまったのだ。パーツを取り付けようとして初めて気付く。アンテナ用の穴と最前部のクーラー用の穴が、言われてみれば接近しすぎ。ということで、埋めなくてはいけなくなった。幸いにして、阪神電車の屋根にはモニターと呼ばれる板状のものが付いており、それが最前部以外の間違った穴を隠してくれる。だから埋めるのは一番前のひとつだけでいい。だが、穴を埋めたら、ヤスリで修正して塗り直さないといけない。車体の塗装全部完了してるのに? これが前回阪神を作った当時ならかなり焦っただろうが、今は経験をたくさん積んだので冷静だった。それだけ失敗も繰り返してきたということだが。穴を埋める方法は……ランナー引き伸ばし線(キットのランナーの1点を火で炙って柔らかくし、両側を持ってゆっくり引き伸ばすと細い線状の"パーツ"になる)を作って埋め、周囲をなるべく傷つけないようにヤスリ掛けする。でもって、そこの部分を残してマスキングし、再塗装。マスキングはある程度ラフでいい。よ〜く見ると修正跡のツヤが違ったり塗料の厚みの分段差が出来るのだが、ぱっと見た目には分からない程度に仕上がった。こういうミスを誤魔化す技術もまた模型作りの"上手さ"にカウントしてよいだろう(と、自画自賛している)。
  で、ここで私は部屋の中でDiMAGE 5を猛烈に探し回った。ランナー引き伸ばし線が突き刺さった阪神電車。通常、こういう修正をやるのは塗装前のことが多い(塗装前に気付くことが多いから)。というわけで、塗装が完了している車体に、ランナー引き伸ばし線が突き刺さった絵というのは珍しい。だから、記念に撮影しときたかったのだ。画像で侃侃諤諤でこういうコメントを残す予定だった。「阪神電車の、新型無線アンテナです(嘘)」って。何だか、阪神電鉄……じゃなかった、阪急阪神ホールディングスだっけ? 俺の中では阪神電車は阪神電鉄のままなんだよっ!(謎切れ) 何だか電鉄から名誉毀損で訴えられそうな、そんな侃侃諤諤になる予定だったのだ(笑) ああ、デジカメ早く直って帰って来い! 全くソニーは対応が遅いなぁ。
  そういうわけで、今回6両が落成して今年に入っての完成車両は実に103両! そこ、103という数字に反応しない!
  ――反応してるのはお前本人だろ!
運命めいたものを感じていますが、あんまり関係ないですね。というわけで、103両……は多分去年の両数と同じ? 去年きっちり100両だと思っていたら、後輩に卒業記念に上げたやつがあるので102か103両ぐらいだったのだ。まあ、今年もあと2ヶ月を残して去年に数が並んだ。といっても、今年は塗装済みキットシリーズの強烈な後押しがあったんだけど。去年も「それ、両数に入れたらあかんやろ」というのを数に含めてたけどね(笑) 去年は11月からペースが牛の歩みになったけど、今年はその予定はない。あくまで予定がないだけで、失速する可能性はあるのだけれど。去年、何故失速したのか、私はその理由をよく知っている。11月に作り始めたのは近鉄特急型車両2種8両(その後1種4両を加えた)。このうちの12600系がドツボだったのだ……あんなに手間がかかるとは。資料の不足やら加工すべき箇所の予想外の多さにテンションがかなり下がってしまった。それが去年残り2ヶ月を残して1両も完成しなかった理由。今年はそんなややこしい形式には手を出さない! って、威張れることか?(笑) そういうわけで、今年は残り2ヶ月も作って作って作りまくる予定なのだ。目標は塗装済みキットシリーズの援護なしでの100両越え! となると、今年最終的に135両以上作らないといけない。残り……32両? 無理だろ。まあ、あと10両弱ほど完成を控えたやつがあるんだけどね。それでも11月と12月で各10両ずつ以上作らないといけない。絶対無理、だと思われる。そんな無謀な挑戦はしないし、数をこなすために作っているわけでもないし。

  再び話題は日本シリーズに戻る。試合後のヒーローインタビューで(何だか放送局の手際が悪くて、途中ブツ切りだった)金村が先日の監督批判について謝罪していた。先日の監督批判というのは……パ・リーグのレギュラーシーズン終盤、金村にとってはおそらく最後の先発という試合のことだ。4回2/3を投げたところで、金村は交代させられた。それまで金村はシーズンで9勝を挙げており、あと1勝で2桁10勝という立場にいた。金村は何年かは忘れたが連続2桁勝利を続けており、当然今年も、という思いがあった。それなのに、2桁に達するための1勝の権利を得るまでアウト1つというところで交代させられた。だから金村は怒った。監督の采配にケチをつけた。それが問題で、出場停止の処分を喰らった――というのが事の顛末である。
  よく感じるのだが、そんなに監督批判っていけないことなのか。監督がチームをまとめて、一丸になって勝利を目指す、というのはよく分かる。そこで我侭を言う選手がいては優勝が遠のく。それもよく分かる。でも、選手たちを一丸にさせるのも、我侭を我慢させるのも監督の手腕ではないだろうか。トレイ・ヒルマン氏がそれに欠けているとは言わないが、あの時、エース・金村への何かちょっとしたコミュニケーションが足りなかったのではないだろうか。ちょうどチームは優勝争いをしていたし(事実優勝したし)、個人の記録よりはチームの勝利を優先させたかった事情はよく分かる。事情はよく分かる、というかチームの勝ちを優先させるのが当然である。だが、金村にしてみれば「あと1アウト取ってみせる、勝利の権利を手にして次回以降中継ぎに託す!」という思いが強かった――これを監督が汲んでやれなかったのでは。だから言葉が足りず、金村が暴走したのである。ま、もちろん、単純に金村がそのとき我侭だっただけかもしれないけど。それでもただ一方的に「金村が悪い」とするのはどういうことなんだろう。監督が絶対的な権力を持つことをアピールするための見せしめ的な制裁のような気がしてならんのは私だけだろうか。
  で、ふと思った。私の3年前……詳しくは「徒然」のログを読んでいただくとして(笑) あの当時の私の行動は、プロ野球で例えると「監督批判」だったのだろうか。と考えると、監督批判なんて悪いことでもなんでもないんですが?(笑)

  で、再び話は模型に戻る。最初の野球の話の最後に書いた「全精力を使い果たした」というのは、阪神電車の仕上げ、ではない。現在ジャンクパーツから作っている自由形車両の方でかなり疲れた。窓開けの作業をしていて疲れたのである。今回、元の車両が何か分からないぐらい大幅にいじっているので、元の車両の窓を埋めて、別のサイズの窓を開けなおしている。この窓開けが……結構面倒なのだ。まずピンバイスで小さな穴を穿孔し、それを削り広げて窓のサイズにする。縦横長方形に近い形で、各辺の垂直を出さないといけない。大きさも問題である。各窓には、ジャンクパーツから拾い出してきたクリアーパーツを嵌め込む。各パーツに合わせて窓のサイズが決まるため、それに合わせて削り広げなくてはいけない。削ってはパーツをあてて、きちんと嵌らなければまた削る……の繰り返し。削りすぎるとやり直しがかなり面倒なので、非常に慎重に作業しなくてはいけない。これを実に8箇所もやったのだ。多少慣れてきたので一箇所……おそらく15分ぐらいでできたと思うのだが、単純に掛け算してみよう。
  ――15×8=120
120分って何時間ですか? 2時間ですね。そりゃ今日の長い日本シリーズの試合が終わるまでかかるわけだ。その間ずっと一心不乱で作業を続けていた。集中しっぱなし。繰り返すが、集中力切らしてミスすると、修正作業にまた時間がかかるのだ。だから今日は疲れた。疲れたのにまた侃侃諤諤が長文だ。二重に疲れる! なお、どうしてそこまで集中してやったのかというと……多分普段なら、半分もやらないうちに休憩を取っている。何故かと言うと答えは自明なのだが……来週の阪大の大学祭の鉄研の模型展示に間に合わせたいからなのだ。10月入って毎日、せめてあと15分ずつ(つまり1個ずつ)でもコツコツやってりゃもっと楽できたんだが……締め切りに追われて初めて集中力が生まれるのは、いつでもどこでも世の常ということか。


平成18年10月24日

  うーん、何かイマイチ気分が乗らないので……軽めの話を。ああ、いつも軽いんだったね(笑)
  今月買った漫画の短評。思い出しながら書いているので、セリフとかは適当。
  ―― 史上最強の弟子 ケンイチ 22巻
  途中でゲ○戦記の主人公みたいな表情してました(笑)
  兼一の「きっと何かすごい作戦があるんだ!」に対する秋雨の返答「え? ああ……うん、あるある」がツボにはまった。
  ―― 範馬刃牙 4巻
  唇、舌、歯のコンビネーションとは、目の付け所がすごい。この3人を倒すのは刃牙なのか?
  ―― DEATH NOTE HOW TO READ 13巻
  既に書いたけど、エルの本名が素直すぎるのがちょっと。
  ストーリーの最後のコマで出てきた女性、やっぱりミサでも粧裕でもないらしい。結局私はどういう結論出してたっけ? おぼろげな記憶では、一旦どちらかだと言ったのちに、やっぱりそれではおかしいと後日訂正したのだが。ラストシーン、月の夜、神に祈りを、という風になっている(主人公の名前にかけてある)のは全く気付かなかった。
  ―― 遮那王 義経 18巻
  源範頼登場。この巻の話とはちとずれるが、ここまでのストーリーを見ていると、源平合戦の後の義経追放の流れにどう繋げるのかが非常に気になる。出てくる義経側の登場人物が皆人が好印象すぎます。
  ―― K2 5巻
  ――この漫画は、「スーパードクターK」の続編みたいなもの。5巻に入って若干飽きが来たような……。スーパードクターKは全部読んだわけではないので、単行本を買って全ストーリーを知りたいような。
  ―― アタゴオルは猫の森 10巻
  映画が公開されたアタゴオルの最新刊。ヒデヨシは相変わらずむちゃくちゃ。むちゃくちゃでないヒデヨシなんて新庄のいない日本ハムみたいなもんだけど。「アタゴオル玉手箱」で出てきた星街が再度登場。アタゴオルと星街を繋いだ「きもうさ像」って……「きもいうさぎの像」ですか? こんなうさぎ可愛くないっ!(だから"きもい"って付いてるんだよ)
  ―― のだめカンタービレ 1、2巻
  ここだけ既刊の単行本。本の題名は野田恵だが、どちらかというと主人公は千秋の方か? 何も知らない人がこれを読むと、千秋=女性の名前っぽく見えるな(笑) 千秋真一、千秋は下の名前ではなく苗字。ちょっと関係ないけど、今日姉に録画してあったドラマ第一回を見せてもらった。何だか演出が漫画的すぎる……。この漫画をドラマにするとそうならざるを得ないのかもしれないが。最初の方で出てくるハートマークはマッチしているが、後になればなるほどくどいような……?
  今月買ったのはこんなところかな。今月の新刊ではこれ以上買う予定のはない。まあせいぜいのだめの3巻以降を買うぐらいか。姉に催促されたし(笑) どこかで"かもされ"ているらしいから、それも気になる。来月は久々に多くて、10冊以上。金田一少年の事件簿を買うとなると12冊になる。金田一って連載再開したりしてるの??? 遮那王 義経が2ヶ月連続で発刊されるのでこれも楽しみだが、たまにしかでない山賊王もまた気になるところ。頭文字Dが、今回は前巻からの間隔が短いのだが……延期されませんように(確か前回だったかその前だったか1ヶ月ほど延期されたような)。


平成18年10月23日

○オチ

  先日、天賞堂のHOゲージの103系を買ったというお話をしましたね? HOゲージの所有車両数が一気に倍以上になったって言いましたっけ? 3両から7両に増えたんですよ。2.333333333333333333333……
  ――だれか早く止めてください
約2.3倍に増えたんですよ。ところが昨晩……
  よくよく考えたら24系25型も4両持ってるじゃん。キハ82系もあるじゃん。なんだ俺、結構HOも持ってるなぁ。というか、真剣HOは買うの我慢しとかないといろいろ破綻するぞ!
  ――という
夢を見ました。夢オチか! ええ、夢オチですとも。やたらリアル?な夢でしたとも! 24系25型もキハ82系もカトーから出ている。プラスティック製のHOゲージとしては比較的安価な製品だ。どれぐらい安価かというと、Nゲージのセットを2〜3諦めれば買える価格だ。これが天賞堂のブラスモデル(金属製品)のSLなんかになると、Nゲージのセットを2〜3年分諦めないと買えないオソロシイ価格になる。ちょっと何か間違えたら手に入れてしまいそうな、だからリアルなのだ。もっとも24系25型よりは20系、キハ82系よりはキハ58系の方がお好みなのだが。全部カトーから出てます。トミックスからのは……トミックスのHOで目下欲しいものはないなぁ。今度出る名鉄モ510ぐらいかな。敢えて言うなら少し前に457系欲しかったけど、今はどうでもいい。
  そんなことを思っていたら、本気で思い出した。20系とキハ82系のHOモデル持ってるじゃないか! しかも安価なプラ製品じゃなくて金属の! 天賞堂じゃなくカツミかエンドウのだけど。多分当時5000円とか、それぐらいのじゃないかなぁ……。タネを明かせば、ずっと鉄研の部屋に置いてあったけど、部屋の整理をするにあたって廃棄するしかなくなったので私が貰ってきたジャンクな物体である。モーターも付いてないし、編成も半端。おまけにブラスの地のまんまの未塗装ボディのやつもある(笑) まさしく"持ってるだけ"のものだけれど、一応あることにはある。いっぺん塗装ぐらいはしてみようかな……?
  ということで、リアルな夢を見た理由が分かった。どうやらどこかにうずもれているジャンクなやつらが「たまには俺らのことも思い出せ! あとついでがあったら塗装しろ!」と言っているに違いない。

  模型の進捗状況。順調? また遅延発生? 良く分からないけど、前進している。間に合うかどうかはまた話が別だけど。
  で、阪神電車を作っているという話はしたよね? で、窓のサッシに銀色を差していた。銀色を差す、というのはどういう作業か説明しよう。筆で一個一個銀色の塗料を塗っていくのだ。
  ――面倒臭くね?
ええ、面倒ですとも。1両1時間ぐらいはかかる作業ですとも。しかもハミ出したりしてゲンナリすること幾星霜。阪急電車のこの作業を完了させたものを誰かに見せたとき、えらく感激されたこともある。曰く「えええ!? どうしてはみ出したりしないでできるの!?」 違います。ハミ出てます。ハミ出たら修正するんです。修正しても一回塗るんです。上手く塗れるまで。ある意味何か拷問か修行か懲罰喰らってる気分にすらなってくるこの作業。まだ阪神電車は阪急電車よりマシ。というのも、阪神電車の場合は上半身のクリーム色の部分にこの作業を施すわけで、多少ハミ出ても目立たない。しかし阪急は……あのウンため色に銀色を塗るわけで、ハミ出る即ち目立つという嫌な定理が存在するのだ。しかもハミ出た塗料が落としにくいのったらこの上ない。だからいつも思うのだ。もう2度と阪急は作らない! 3度も作っちゃいましたが。しかもまだ作りたい題材が存在する。こういうのを何というか? 喉元過ぎればなんとやらですね。
  そういうわけで、阪神電車の窓サッシの銀色を塗り始めた。前回作ったのが京阪の車両で、小型車両で窓の数が少なく、気分が楽だった。その前は211系5000番台を作ったのだが、そもそも車体が銀色なのでサッシの色という概念は考えなくていい。さらにその前は近鉄特急形電車、この車両の客室窓にはサッシがないのでほとんど色差しの作業はなかった。なので今回、久々の本格的な色差しである。長らくやってないので余計気が重い。いっそのことマスキングしてエアブラシで吹いてやろうかとも思ったのだが、どこをどう考えても細かすぎるのでマスキングする方が手間がかかる。かくして大人しく手作業で一つ一つ丁寧に筆塗りすることに(エアブラシでも手作業なのだが)。ところが、この前まで使っていた筆が寿命だった。一度寿命が来たのを、カッターナイフで切りそろえて無理やり使っていた筆だ。筆の毛が短くなると、剛性みたいなのが出て使いやすくなる――と思ってかなり早期に切り刻んだ記憶がある。いちいち新しい筆を下ろすたびにそんなことするのはもったいないので、今回使い始めた新しい筆には同じことはしない。でもどう考えても毛先が長くて使いにくそう。多分、ハミ出まくるんだろうなぁ、はぁ(ため息) なんて思っていたらおお間違い。毛先が揃っているのでハミ出ない。当たり前といえば当たり前なのだが、過去こんなことに気付かないぐらいにハミ出まくっていた記憶があるのだが。ある程度柔らかいので、細かいところまで色が行き渡る。何て使いやすいんだ!
  ――結論、新しい筆は使いやすい。
だから当たり前だって。今後、こまめに筆は取り替えることにしよう。1本1000円とかしたら長く使いたいけど、150円とか200円で買えるもんな。一説によるとそのぐらい高い筆は長く持つらしいが。
  で、色差しが終わって次はインレタ貼り。車体ナンバーと社紋を入れるのだ。前回まで阪神電車にこの作業はしてなかったのだが、その理由は私も思い出せない。インレタを買ってくるのが面倒だから、ではないと思われる。というのも、阪急電車のインレタと阪神電車のインレタは同一製品――ひとつの製品に阪急のナンバーと阪神のナンバーがセットされている。そして、阪急電車にナンバーが付いていないのはあまりにも間抜けだということで、私は初期の頃より阪急電車のナンバー貼りは怠っていなかった。つまり、その阪急のインレタに阪神のナンバーもあったので、貼ってしかるべきだったのだ。でも、貼ってない。ま、いいや、貼ってないから今回も使えるわけで。
  ――使えねぇ!
インレタが古すぎて、粘着力が元々弱いのがさらに弱っていて貼り付かない! そうだ、思い出した、何が腹立つかってグリーンマックスのインレタは食い付きが悪く、なかなか綺麗に貼れないからだから省略してたんだ! でも、一旦貼り始めたので後には引けない(?) そうこうしているうちに思い出した。最後の阪急を作ったときに、一応インレタの新しいのを買ってきたのだが結局前のがなんとか使えたのでそのままになっていたはず。よし、この際だから新しいのを開けよう! やっぱり新しいインレタは違う(長いこと置いてあったから厳密には新しくないのだが)。サクサクくっ付いてくれる! でも社紋は細かすぎるのかなかなか付かずに耳を千切られたNOVAうさぎ状態入ってたけどね。
  ――結論:インレタは新しいものが使いやすい
これもモデラーの間では当たり前なんだけどね。もっと当然なことはグリーンマックスのインレタは新しくても使いにくいことがある……最近の製品に付属のは使いやすいから、早いところ古いのもリニューアルして欲しい。国電用のは一部リニューアルされたらしいんだけど、私鉄も早いところやってくれ!


平成18年10月22日

予定とはずれ込むもの

  今年も例によって阪大大学祭の鉄研の展示に参加するので、今作ってるやつは完成させて持って行きたいと考えている。しかしながら意外なほど作業の進みが悪い。あと10日少しとなったところで、こりゃ本気でかならないとまずいという状態になった。こういうときは作業予定表を作るに限る。よく中高時代はテスト一週間前に作ったよなぁ、勉強の予定表。大概はその通り実行できずにあとで慌てるんだわこれが。皆さんも似たような経験をされたことがあるはず。テスト前でなくても、夏休みの宿題をこなす日程表とかでも。
  それでも、模型製作は勉強と違って能動的にやるものである。何? 勉強を能動的にすることもある、って? 勉強とはそもそも、「勉めるのを強いる」という意味だ。強いる、って付いている時点で能動的でない! "能動的な勉強"を学習と呼ぶのだよ! と、話がずれた。好き好んでやる模型製作だから、きっと日程表は役に立つ。上手く行く。
  ――初日から
ダメでした。今日塗るべきものが結局塗り終えられませんでした。明日明後日の天気があやしいので、今日塗り終えとかないと後々大きく響く……とはいえ、今日塗った分で雨の間やる作業ができたといえばできた。それに、エアブラシの利点で多少の雨天であれば塗装の強行も不可能ではない。ま、とりあえず大きな問題はない。ということにしておいてくれ! 今日のところの大きな敗因は、3度寝したことなんだよ!
  でもなぁ、ねずみ1号で塗るパーツと灰色9号で塗るパーツを今日は処理したんだよ。そのそれぞれで塗るべきパーツを失念したんだよ。アホだよな。アホだよ。だからまた、今度のチャンスにもう一度エアブラシのカップにねずみ1号と灰色9号を入れて塗装しないといけない。効率悪すぎ。

  で、今日の晩の作業中……iPodでとあるプレイリストを再生しながら、テレビのチャンネルを日本シリーズに合わせて音声のみ聞きながら模型を作っていた。究極のながら作業である(笑) で、iPodで流していたプレイリストは……FFの戦闘音楽から選んだマイベストシリーズ。勝利時に鳴るファンファーレで最後を締め括る構成になっている。日本ハムが勝ったのと前後して勝利のファンファーレが流れました(笑) 今年は中日じゃなく日本ハムを応援してます!


平成18年10月21日

  昨日手軽に書けるネタがあったんじゃん。相当お頭が眠かったと見える。今年1月1日から使い始めていたコムサの"白い財布"だが、あまりにもボロんちょでみっともないので仕様を停止することにした。財布のストックなんぞ持ってないので当然買いに行く。ついでに、定期入れもぼろぼろになってきてたのでこちらも買い換えることに。ああ、断っておくが……もちろん私は定期を持っていない。しかしながら、交通機関のプリペイドカードを多用するので定期入れは重宝する。だから今でも手放せないアイテムになっている。さて、某統合がどうのこうの言っている百貨店へ。お洒落な方じゃなく下町風の方だ。財布類はいつ見てもどれにするか迷う。良さそうなのが多いとも言えるし、どれもこれもも一つ中途半端な感じを受けるとも言えるし。で、定期入れはKENZOのにすることにした。実はぼろぼろになるまで使ってたのもKENZOの、しかも同じデザインのものだ。この定期入れに関してはほぼ文句の付け所がなく使いやすい。まったく同じものが売っていてくれて嬉しいぐらいだ。普通こういうのはしょっちゅうモデルチェンジしそうなものなのに。母の曰く「婦人向けのは毎年デザインが変わるけど、紳士物はそういうことがないから値段も抑え目にできるのかもね」。そして肝心の財布の方だが……こちらも"お揃い"にした。定期入れと並んで展示されていたKENZOの、同じ色のもの。水色のステッチが黒の本体にアクセントを付けたお洒落なデザインだ。で、早速使用開始……にしたかったところだが、前回同様節目?の11月1日からにしよう、とか思っている。

  製作中のNゲージ鉄道模型、阪急810系。完成にリーチがかかっているのだが細かい点でやる気が起きず、現在は阪神の再挑戦の分の製作に取り掛かっている。何がやる気を失わせたか。それはパーツ紛失である。床下機器を、指定パーツでない鉄コレ動力を使う関係で加工したのだが、その際に一つ紛失してしまったのだ。本来、床下機器のパーツは車両の左右側に取り付けるものがそれぞれ一つのブロックにまとめて成型されている。ところが、そのベースの部分が鉄コレ動力に取り付ける際に邪魔になる。そこでベースの部分を削り落とすのだが、そうすると鈴なりにぶら下がった床下機器がある程度ばらけてしまうのだ。ばらけてしまったその1つ1つを失わないようパーツ入れに入れていたつもりなのだが……。塗装が終わってさあ取り付けよう、として初めて気付いた。何か足りない、と。パーツ入れを見たけれど、それらしきものはあるのだがそれは阪神電車用に調整したパーツであって、阪急のものではない。他のタイプの床下機器パーツなら予備がないことはないのだが、阪急810系のはちょっとない。よって、より完璧に近い仕上がりを目指すならここで製作中断だ。普段の私なら「ま、少しぐらい目立たないし」といってとりあえず続けるのだが、今回は台車もまだ手に入れてない状態で、仮完成と呼べる仕上がりにも持っていけない。だから製作を暫定的に中止することにした。そして昨日、日本橋に各種パーツを手に入れに行ってきた。
  ところで、阪急810系の台車には、何とかとかいうややこしい形式のものか、あるいはDT11のグレーが指定されていた。いろいろ調べた結果、後者のDT11グレーが時代考証に適合しそうなので、そちらにすることにした。ところが……DT11グレー売ってないんですけど。在庫切れ?とも思えない。在庫切れなら、本来DT11グレーが置いてある陳列棚に「売り切れです」と書かれたシートが見えているはずである。つまり、そもそもDT11グレーが陳列されるようなスペースがなかったのだ。不審に思って売り場の閲覧用のカタログを見ると、DT11のグレーなんて存在しない。DT11は黒だけだ。ははーん、俺、何か勘違いしたな。DT11とそっくりの形の、少なくとも素人目と私のいい加減さの範囲内で同形の日車D型の、グレー版を買うことにした。で、家に帰って再確認すると……やっぱり説明書にはDT11グレーとなっている。阪急810系はグリーンマックスの傘下、クロスポイントブランドの製品である。DT11のグレーはそのための専用品であるらしかった。というわけで、DT11のグレーは一般流通品ではなかったのだ。つまり、J○shinには売ってないのは当然。私はその直前で立ち寄ったグリーンマックス直営店で買うべきだったのだ!
  ――しかし!
先ほど述べたようにDT11と日車D型は素人目には同じ形である。多分うちの鉄研仲間では気付く者はいまい。って、ここに書いたらバレちゃうんだけどね。雰囲気が似てるし、買っちゃったものは仕方がない。だから、俺の阪急810系はDT11型台車を履くことになる!
  そして本題の床下機器のパーツ。あべののグリーンマックスの直営店が日本橋に移転し、そして「パーツプロショップ」化してこういったパーツがバラで手に入るようになった。至極便利。紛失破壊時はもちろん、改造して何か作るときに不足するパーツ類も単体で手に入る。前よりも気軽に実験の類が可能だ。そして私は当然、阪急810系に付属の床下機器と同じパーツを探し、無事入手。お値段は150円ぐらいであった。積もり積もると馬鹿にならん値段になる価格帯だが、1個買うときなどは非常に安く、良心的に感じる。で、古来から人々が感じていたことを、科学的かつ論理的に証明した人をここで称えよう。その名は"マーフィー"! 家に帰って、同時進行で製作中の阪神電車のマスキングをしようとした。マスキングテープをカットする時、カッティングマット(模型製作時、机とカッターの刃が傷まないように敷いておくもの。大型のマウスパッドのような感じ?)の削りカスなどのゴミを払っていたときだった。
  ――コロン
ん? これは……なくしたと思ってたパーツじゃないか! 失くし物は、同じものを買ってきたら見つかる運命にあるのです。いわゆる"マーフィーの法則"ってやつですね。ま、パーツ自体は150円もしなかったからいいけど。再度加工する手間も省けたしね。それに、またいつか使うこともあるだろう。そのときどこに仕舞ったか分からなくなるのもまた"マーフィーの法則"なんだけどね。


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