橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂

平成18年4月下旬分

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平成18年4月30日

  何か……スポーツ記事の見出しによると巨人の二岡が「史上初の快挙」らしいが、連続満塁弾はメジャーでは既にあったらしいぞ。日本でって注釈つけろよ!とリンク先クリックしたら、「プロ野球史上初」とやや詳しい見出しになっていた。ちなみに、私の知るメジャーの連続満塁弾の記録は……同じイニングに2発連発というもの。満塁でカキーン!って打って、一仕事した〜ってベンチで休んでたら、あららまた満塁で打席回ってきたよー! でもってカキーン!って、あら〜またまた打球がスタンドインしちゃったよ〜
  ――なんて呑気なコメントをメジャーリーガーが残したかどうかは知らないけど
そういうものである。まあね、今日の主旨はね、中日投手陣しっかりしろ


平成18年4月29日

また積み木が……

  増えたけど同じ数だけ減りました。さて、どういうことでしょう?
1:買った直後に返品
2:買ったのと同数の別のを完成させた
3:買ったのと同数の別のを誰かに譲渡した
4:買ったのを直後に完成させた
買ったものは、グリーンマックスの103系体質改善車の基本セットと増結セット。色はオレンジで、大阪環状線のものがプロトタイプとなっている。基本、増結ともに4両づつで、基本+増結で環状線と同じ8両編成となる。ただ、現在体質改善車で揃った編成は……あるのかな? 大阪環状線の車両の組成は訳がわからないので、体質改善車と非体質改善車が混じっててなんとも。いちいち調べるのもうっとおしいので、もう体質改善車オンリーの編成で楽しもうと考えている。高運転台と低運転台、基本セットは2種類だが買ったのはもちろん低運転台である。低運転台の柔らかいバランスの良さに比べて、上に寄った高運転台のアンバランスな顔は不細工である! と、徒然時代通して語られたことのない低運転台VS高運転台の詳細が初めて今ここに語られる!
  で、塗装済みキットなのだが、インレタ貼ってクリヤー吹いて、一応床下パーツと屋上パーツは塗装しておく……のが本来の作り方である。だが私は、家に帰ったのがもう塗装できない時間だったので、塗装行程を一切省いた(笑) インレタも貼らずに仕上げたのでラクチンラクチン。組み立てにはほとんど接着剤を使わないので、その気になればバラして塗装関係をやってから、再度組み立てるという荒業も可能である。塗装行程を挟まないので超特急で完成(インレタも貼らなかったしね、シールは貼ったけど行き先だけ。女性専用車マークは不粋である!)。ああ、一応ヘッドライト周りとテールライトの色はちょこちょこっと塗ったけど。それでも8両完成させるまでに1時間50分! 1時間50分で8両ってことは、その気になれば1日のうち12時間頑張れば、間で休憩を挟んだとしても48両も完成させられるのだ! まあ、そんなに大量に塗装済みキット買ってくるのが一番大変なんだけどね。
  ということで、正解は4。キット買ってきて、その日のうちに手を付けたことはあるが、その日のうちに完成させたのは初めてのような気がする。どうしてそんなに急いだのかと言うと、1つは積み木を増やさないため(笑) もう1つは、明日の大学祭にお邪魔するので、完成させて持って行こうという主旨である(笑)
  しかし……グリーンマックスは時々訳がわからん。キハ22のときの窓ガラスのハマリ具合には感動したのだが、今回は床下機器類の出来具合に感動してしまった。何せモールドが細かい。そして私の知る限り実車に近い。今まで103系の床下機器と言えば、どのメーカーも他車の使いまわし? いや、使いまわしと言えばそうなのだろうけど、少し違う。いずれのメーカーの103も今となっては設計が古め。当時は床下パーツなんて何種類かの車両で共用することが当然だった。特にグリーンマックスは酷い気がするけどな。マイクロは設計が新しいだけあって、比較的マシなモールドだったんだけど、別の部分で頑張ってください。で、グリーンマックスの今回の床下機器は非常に素晴らしい。こんな素晴らしい新規パーツを起こしながら、あの値段というのもまた素晴らしい。
  ――本音としてはもっと安くして欲しいがな
どこがどう素晴らしいのかというと、例えば配管が細かい。配管の線の細さがきっちり表現されている。さらには、あまりに細かい部分は各メーカーともそれに付随する部分と一緒くたにしちゃうんだけど、今回のグリーンマックスのは妥協がない。配管部分はきちんと配管部分で"浮いて"いるのだ。だから向こうが透けて見える部分はきちんと"抜けて"いて向こうが見えるのだ。さらに、床下機器というのは床面から釣ってあるので、やや隙間が空く。そこの部分もきっちり再現されているのだ! この点については結構前からそうだったのだが……。まあ、この部分は強度が落ちるので一概にいいとは言えないかも知れないが、そのチャレンジ精神や評価に値する。今度出る201系にも期待が持てる。というか、非体質改善車の103系もシリーズ化して欲しい! もっというなら、戸袋窓を埋める前の、原形タイプを!

  阪神勝利。巨人も負けた。素晴らしい一日だ(昨日はその逆だが)。今日の巨人を倒した中日に乾杯。
  ――え?
中日の勝利を喜んでいていいのか、って? 大丈夫ですよ。もうすぐ降竜戦が始まるじゃないですか。
  ――スポーツ紙で使い古されたシャレは置いといて
巨人の打線に捕まりかけた中継ぎ平井を好救援したのは、中日抑えの左腕、守護神岩瀬。まあ彼も今日はちょっとピンチを拡げていたんだけどね。で、Yahoo!野球でチェックしたら、最後の一球はシンカー。へぇ、岩瀬シンカーも投げられたのか。岩瀬といえばスライダー(阪神の打者は軒並み手も足も出ない)なのだが、持ち球としてはシュートも有名。実はナックルボールも投げられるようだが、今のところ試合で使っているところは確認していない。で、そこへ来てシンカー。へぇ、いろいろ投げられるんだな。ちなみに、日本では右投手の場合はシンカー、左打者の場合はそれをスクリューボールと呼ぶらしい。スクリューって聞くとなんだか凄いが、中身はシンカーだ。どうも海の向こうではシンカーとスクリューは別個の球種で、右投手が投げるスクリューとか左投手が投げるシンカーとかもあるらしい。何だか「メジャーでは〜」って言うと明智警視(金田一少年の事件簿)の「ロスでは〜」の嫌味な口癖みたいだが(笑) で、スクリューとシンカーがどう違うのかよく分からないが、私はスクリューが緩いボールでシンカーはそこそこ速い系統の球じゃないかと思っている。即ち、シンカーはスライダーの逆じゃないかと。カットボールとシュート、スライダーとシンカー、カーブとスクリュー、こんな風にね。まあ投げ方の関係でそれぞれが鏡に写したように、とは行かないだろうけど。
  話を戻して、岩瀬の"シンカー"だ。左投手なのでスクリューボール、ということになる。中日の左腕の守護神の岩瀬が投げるスクリューボール、名付けて"救竜ボール(すくりゅうボール)"
  ――……
ってメールを後輩モリゾー君(中日ファン)に送りつけたら、どうやらつまらなかったらしく普通に返信されて来ました(笑) 多分内心「橘さん、こんな下らない駄洒落思いつくのならスポーツ新聞の記事書いてたらいいのに」なんて思われていることであろう。


平成18年4月28日

阪神ファンの夢

  今年は優勝しなさそうな阪神タイガース。ということで、今年はゲームの世界でプロ野球を楽しもうかと計画中。ただ、普通にやっても阪神が146連勝して終わるだけ。タルいだけなので少し違う楽しみ方を模索してみようかと。まず、プレイする球団を阪神じゃなくて楽天にする。楽天で優勝を狙うのだ!
  ――多分
ゲームの世界なので普通に優勝できるかと。146連勝も不可能ではないでしょう。ゲームの世界だから。だから、楽天優勝はやめて……巨人でプレイ。
  ――巨人を優勝さすの!?
ンなアホな。そんなことは現実世界だけでも充分だっ。
  ――じゃあ巨人を最下位に?
まあ、阪神ファンが野球ゲームで巨人を選択してペナントレースモードをやるならそれが普通だわな。ただ、146連敗してもつまらない。だから……阪神を優勝させつつ巨人には最下位になってもらう、ということを実行するのだ。つまり、阪神戦では全て負け、首位争いをしているそれ以外のチームには勝つ。その他の試合は負ければいい。自動的に阪神は貯金22の状態で始まるようなもので(笑)、他球団は首位争いをしているならば借金22の状態で始まるようなものだ。開幕直後はどのチームが首位争いするか分からないが、とりあえず全部勝っておけばいい。開幕直後は巨人が独走することになりそうだが、首位争いをしそうなチームが判明したら、そこからそれ以外のチームに3タテを献上して順位を急降下させればいい。だが、それだけだとちょっと不安要素が残る。何せ阪神だ。ゲームの世界でも阪神は阪神。勝手に12連敗とかしてくれるかもしれない。そうなるといくら巨人戦で全部勝って、その他のチームは勝てなくても厳しいものがあるかもしれない。だから考えた悪魔の必殺戦法。
  ――阪神以外の主力打者にはぶつけまくる
3〜5番は絶対デッドボール。怪我して長期離脱すれば言うことなし。さらには、私がやっていたプロ野球ゲームにはあるアルゴリズムがある。野手が先発出場すると、調子を維持するパラメーターが必ず低下する。ただ、ヒットを一本打つごとに回復するようになっていて、2003年度版だったかでは猛打賞でトータルでプラスになるように設定されていた。ということは、だ。全打席でデッドボールを喰らうと、絶対ヒットが打てず調子が落ちるのだよ。長期離脱しなくても調子が落ち、調子が落ちるとヒットが出にくくなり、の見事な悪循環に陥ってくれる。打つ方はこれでいいが、次に投げる方だ。阪神以外の投手からは徹底的に打つ。当然だが、打たれれば球数は増えるし、継ぎ込む投手の数が増えれば連投になって後に響く。で、やっていたプロ野球ゲームの場合、件の調子を司るパラメーターは投手は失点するたびに落ちていく。阪神戦の前のカードで巨人と当たるチームに対しては、徹底的に打ちまくれば次の阪神戦での好アシストとなる。あと、セ・リーグなので……投手が打席に立てばぶつけておくのもいいだろう。投手の調子は、打つ方では全く影響しないが長期離脱を狙うのにはもってこいである。
  この2つの作戦は絶妙に噛み合っている部分がある。それは……3〜5番にデッドボール作戦を実行すると、必ず満塁になる。悪いと押し出しで点が入っている(9番投手から始まるイニングでは併殺がない限り確実に押し出しによる失点が)。さらには6番打者に打たれないとも限らない。ところが、ある程度は負けなくてはならない運命の星の元に生まれた球団をプレイしているのだ。失点は歓迎すべきことだ。打つ方でガンガン相手ピッチャーを崩しても、味方投手がガンガンぶつけて点を取られるから問題なし。勝つべき相手の時は、ぶつけた以上に点を取ればいいだけ(というか、わざと与える点数を減らせばいいだけ)。
  実は問題点が2つある。1つは、打撃に関しては巨人の選手がトップを取る可能性が高いこと。いくら阪神戦で打率0割であっても、他の対戦で他球団の投手陣をボロボロにするために滅多打ちにすると、打率は最低でも3割〜4割程度はキープできてしまうだろう。本塁打なんて100本ぐらいは余裕の数字である(一試合で5本ぐらい可能だし)。だから……個人成績は残念ながら諦めよう。お次は交流戦。去年度版以降のゲームだと、交流戦が入る。ということは阪神戦が減り、その他のセ・リーグチームとの対戦も減る。つまり阪神への直接・間接アシストできる部分が減り、これがどの程度影響するのか。巨人のチームとしては交流戦は全て負ければいいだけの話なので楽なのだが……その間勝手に阪神が大型連敗したり、"ライバル"チームが連勝しまくったりされても困る。一番いいのは馴染んだ"2003年度版"でやることなのだが……


平成18年4月27日

  バトルギア4日記。秋名峠(弩級)の店舗ランキングでまたブチ抜かれていたので(5日前の出来事)、再度ブチ抜き返して来ました。2秒半ほど差をつけられていたのをコンマ2秒差ぐらいのリードへ。っていうかヘボっ! 相手に2秒半差を付けられたらこっちも2秒半差を付けかえせよ(笑) で、分析の結果……第四セクションの5連ヘアピンがどうも私のアキレス腱らしい。
  ――ヘアピンで遅いと言うことは
ストレートで速くコーナーで遅い典型的な三流走り屋のような気がしてならない今日この頃。

  鉄道模型の安置レイアウトのポイントを電動化することに決定。決定というか当たり前なんだけど。今までお座敷レイアウトする時は、配線が面倒という理由でずっと手動でポイントを切り替えていた。今度の安置レイアウトの場合は(っていうか普通固定レイアウトっていうよね)、安置されているので片付けたりしないし遠くのポイントの切り替えを手動でやるのは億劫だ。私の腕が悪魔くんみたいに伸びたりさせられたら話は違うんだけどね。5メートル伸ばせても、それに10分かかるとか、体力が20メートルダッシュ5回分ぐらい使うとかだったら意味ないけどね。5メートル伸ばすと握力が1Kgぐらいまで低下しても困るしねぇ。握力そのままでも加減ができなくなると使えないし。ああ、それから伸びたはいいが縮まないってのが一番困るぞ!(笑) というわけで、伸ばせることが便利ということに即繋がるわけではないのだよ。そのためには、いろいろと必要条件が
  ――何の話だっけ
ええと、ポイントの電動化だ。電動化、といってもメーカーがそういうシステムを整えてくれているのでユーザーはややこしいことは何もない。用意されているコネクターと、スイッチボックスを繋いでやればいいだけだ。コントローラーの周りに、電源コードを含む10本も20本も線が出ている状態はややこしい以外の何者でもないが。で、だ。あちこちに配置するポイントから中央コントロール部へコードを引くと……ポイントに不足のコードでは長さが足りない、ということが起きる。そういうときのために、延長コードが用意されている。
  ――至れり尽くせりだね!
このコードが5メートルぐらいあったら話は簡単だったんだが、1本1メートル50センチ。これ一本で足りる場所もあれば足りない場所もある。というわけで、数えると結構な数を買ってこないといけない。ちなみに単価は税込みで630円。まあ、不必要な5メートルコードで1500円とか言われるよりはずっといってものだ。で、単価630円。1つ2つ買うぐらいだったらあまり感じないが、20個買うとなると……げげげな値段になってしまう。これ、ただの電線みたいなものだろ? どうしてこんな値段なんだ? このコネクターか? このコネクターが高いんだな!? 間でちょん切って、別に買ってきた銅線つないで延長した方がかなりお安くなるんじゃないか……と真剣に検討してしまうよ。
  えっと、「家を半分建て直した」という話はしたんだっけ。今までオール平屋だったのだが、立て直した部分は二階建て。その二階部分に線路を安置できるスペースを確保。で、家を建てた会社の担当者が……やけにレイアウトスペースに興味津々で……というか、私以上に楽しみにしてたわけでして(笑) 今日、何か連絡事項があったらしく、電話が掛かってきて母が聞いていたのだが……話の後半、どうやら「ところで息子さん、線路はもう敷いたんですか?」と聞いてきたようだ。いや、うちの母にそんな話題振ってもしょうがないぞ(笑) ちなみにレイアウトスペースというのは、高さ90センチの棚の上。直接線路を敷くのではなくて、棚の上にレイアウトボードを載せて、その上にという計画だった。ところが、レイアウトボードを注文したら「メーカー在庫切れ」。やってくれるね! 流石は鉄道模型の世界。そして、今ごろ再生産されてそろそろ届く手はずだったんだけど、予想通り生産が5月にずれこんだらしい。でもまあ5月に手に入ったら御の字だと思っている。何せKAT○暦は(以下略)。というわけで、現在は仮置きという形でレールを敷設した状態。一応問題なく走れるので楽しいのだが、板が届いたらまた敷き直しというのも面倒な話かも。


平成18年4月26日

疲労困憊

  分かっていることを3点ほど。
壱:本が多すぎる
弐:無駄が多すぎる
参:趣味が多すぎる
つまり、趣味を全て切り捨てて、それに付随するものを全て破棄すれば片付け完了、である。もちろん、そんなことはやりたくないしやるつもりはないよ。ただ、テンパってくると少なからずそんなことも思ってしまう……まあ鉄道模型だけは何があってもやめるつもりはないのだけれど。漫画は今回200冊ほど切り捨てて「漫画コレクター」の道からは一歩遠ざかったけど(それでもまだその10倍ぐらいの蔵書が……)、何でこんなに物が多いんだ? とりあえず、先日言ってたゲーム雑誌アルカディアの何冊かを縛り首に上げた。バトルギア4の記事の載ってる号で、バトルギア4の記事だけを切り取って残りを捨てたのである。それだけであっという間に体積が圧縮できた。で、切り抜きをこれまた放置するからゴミになるのであって、速攻ファイリング。間が抜けるとファイルする気にならないから、記事が載ってる号を根性で全部集めて一気にやった。バトルギア4は……少し関係ない話だけど……バトルギア3よりは人気がないらしくアルカディアでの攻略の回数が少ない。1〜2年前のバックナンバーを見ると、バトルギア3の攻略記事はコース別に仔細にあるのに、バトルギア4は上級があっただけで他のコースの攻略はない。全体として5〜6ヶ月で攻略記事の連載が消えてしまった。ひょっとして、人気ないのか? それとも稼動から時間を置いてコースの細かい攻略をやるのか?
  鉄道雑誌の廃棄処分も検討中だが……なかなか廃棄できないよねぇ。何冊かまとめて紐で縛ろうかと手にした号が、たまたまJR九州の好きな車両が表紙のヤツで何となく気が引けてしまった(苦笑) 鉄道ファン、鉄道ジャーナル、レールマガジン、の一部号を除く全てを捨てられたら、段ボール箱がいくつか処分できて、本棚のスペースも広く開くんだけどねぇ。
  何だかんだいいつつも、今まで後生大事に取っておいた物を「置いてても仕方のないもの」認定かまして尼崎市指定ごみ袋2袋分の内容物と化した。う〜ん、ものを溜め込みすぎ。

  最近、迷惑メールの届く件数が激減した、と喜んでいたら、よ〜く見たらプロバイダ側で対策を施したらしい。徹底した無視作戦(と呼ぶほどのものでもない)が功を奏したのかと思ったら全然違うではないか。むしろ対策できるならもっと早くやって欲しかった。だってキミんとことは長くてあと3ヶ月ほどの付き合いなんだよ? 契約末期にサービス向上されてもねぇ(笑) ともかく、最近迷惑メールは減った。が、依然多い。この前Yahoo!メールの方にも3通来ているのに気付いた。この前、というのは昨日の出来事で、一番古い迷惑メールは4月の5日付けだった。20日間迷惑メールに気付かなかった。これって幸せなんだろうか。

  昨日の侃侃諤諤、題名と内容が噛みあってない、というご意見を頂いた
  ――わけではないですが
噛みあっていません。最初の15行ぐらいまでが題名の内容で、あとは気付くと単なる阪神談義です。最初に題名決めてから打ち込んだからねぇ(笑)
  ――というのもウソで
既に昼間にネタと話の展開は構築済みだった。なのにどうしてあんな題名にしたのかというと……題名を題名としてじゃなくて導入として使ってみよう、という深い意図があったわけではないが、太大字で表示される題名は導入にぴったりだと感じたからなのだ。

  話が最初に戻って。喉元過ぎればなんとやら、という諺もあるが、目下の決意。
  ## 無駄なものは買わない
まあ、決意というほどのものでもなく、少なくともここ1年ぐらいは自然と実行できていることなのだが。それでもFFXIIポーション1箱は無駄なもの意外の何者でもないような気がしないでもないよなぁ(笑) 凄く遠回りな表現だけど。最初に書いた3つのことに照らし合わせると、本を買うのを控えて趣味が広がるのを抑制しなければいけないのだけれど、本は……減らんなぁ。趣味はこれ以上増やすと大変まずいので抑えるとして。まあ、何か趣味が増えたら今ある趣味の何かを削ろう(笑)
  ここでとある先輩の話をしよう。自宅でサーバー立ててのんびりしている酔狂な某先輩だ(いつもお世話になってます(笑))。その某先輩は、アニメと漫画が好きである。もっと詳しく言うならば、可愛いキャラクターが出てくるアニメと漫画が好きである。私の可愛いもの好きと違うところは、「可愛いキャラクター=可愛い女の子」という図式が成立している点にある。まあそんなわけで、大学現役のころは、漫画や何やら買い漁っているのをこの目で見ているので良く知っている。ところが、その某先輩の蒐集の対象としてある特徴があった。それは何かというと、書籍(とCDまではOK?)だけに絞っているのだ。この手の趣味の人ならば、フィギアとかガチャガチャとかグッズ類も買い漁ってそうなのだが、そっちには一切金を使わない。曰く「お金がいくらあっても足りない」だそうだが、部屋のスペースの加減で言ってもこれは正解である。というのも、先日まで私が整理に頭を悩ませていたものはFFとかのグッズだからである(苦笑) 本ならば、本棚に並べておける(数に上限はあるが)。ところが、グッズ類というのはえして体積が大きい。正確に言うと、保管に必要な体積が大きい。だから、集めていると資金もピンチになるが、同時に保管スペースのピンチになるスピードも速い。
  というわけで、"買ってはいけない"ものとして何かに付随するグッズ類を第一種危険物として認定(笑) ばっさりあっさり、漫画系統鉄道系統、ゲーム系統、あと阪神タイガース系統(笑)の関連グッズを切り捨てる方向で健闘中。
  ――と割り切ったはずなのに
今日出てきた鉄道系(厳密に言うと旅系?)の入った袋を開いて「こ……これは捨てられねぇ」と朝令暮改も甚だし。


平成18年4月25日

今年の橘雪翼のお約束

  去年、鉄研の後輩たちにこんな約束をしていた。「一回生の新入部員が8人入ったら、まちかね祭(秋の大学祭)の打ち上げの焼き肉奢ったるッ!」 結局、新入部員の数は全然8人には届きませんでした。で、先日、セントレア一号車君が私に聞く。「今年は去年みたいな約束ないんですか?」 いや、毎年やってるわけじゃないぞ(笑) んー、でもまあリクエストされたからには何か考えてもいいかな。うん、よし、これで行こう!
  ――阪神が優勝したら
全員に焼き肉奢ったるッ! ちなみにセントレア一号車君はきょづぃんファン、モリゾー君はつーにちファン。2人して「えーっ、今年阪神優勝するわけないじゃないですかーっ」って反論してました。でもね、意外なことに去年……35試合までの時点で五分五分だったらしい、阪神の戦績。だから、今年もまだ分からない。ただ、きょづぃんがあまりに独走しているのでちょっと今年はなぁ。まあ失速するとは思ってるけど、はんちんタイガースも毎年毎年交流戦以後に爆走するとも限らんだろうし。
  ということで、今年の我らが弱小はんちんたいがーちゅは優勝する気配がありません。でも、一つ楽しみなことがあります。それは……
  ――濱中本塁打のタイトルを獲るかも!?
肩を怪我して、無理して出場して悪化させて、そしてこのまま引退かなー、と思っていたら復活。応援歌は不死鳥のなんたらという歌詞が入っているけど、フェニックスはもっと凄いだろ(笑) まあ、今年も活躍しないと馬鹿にしていた濱中(姉が応援しているのでなおさらおちょくっていた)。それが今年は既に本塁打10本! 現在タイガースは19試合を消化しているのだが、それでこのペース。しかも濱中は開幕直後はスタメンじゃなかったのだ。そういうことを考慮すると……80〜90本ぐらいは打ちそうなのだ。もっとも、開幕調子が良くて本塁打を量産した選手というのは枚挙に暇がない。必ずどこかで調子を落とし、開幕当初のペースなんて守られないのだ。だけれど……そういう調子が悪くなるのを考慮に入れても、プロ野球界の記録であるシーズン55本塁打を更新する可能性はあるのではなかろうか? 少なくとも私は「ある」と考えている。
  ――というか
今年の阪神タイガースの楽しみはこれぐらいしかないのだ(笑) なので、阪神が負けても濱中がホームランを打てばよし。阪神が5連勝しても濱中のホームランが0本だとだめ。阪神が15連勝ぐらいしたら、優勝の目が出て来るから濱中がホームラン0でもスタメン外れても再度怪我しても何でもいいんだけど(酷ぇヤツだ)。
  で、濱中の陰にすっかり隠れてしまった人がいる。その名は
  ――シェーン・スペンサー
ではない、当然だが。もちろん檜山進次郎と林威助である。林君にはまた来年頑張ってもらうとして……何だか檜山が立場なくてとてもつまらない。濱中が右翼スタメン固定で、檜山の出番は目下代打のみ。数年前檜山がFA宣言した時は愕然としたのだが、何だか今年の状況を見ると檜山は他球団でもいいからスタメンで出られる場所で頑張って欲しいと少なからず思ってしまった。もちのろんで巨人とか中日に行くのは却下だが(笑) 当然やっぱここは……楽天? それはそれでちょっと酷いよなぁ。パ・リーグか、もしくは広島、横浜あたり? 同じセントラルの敵球団に行くのはちょっと内心穏やかじゃないけど、広島横浜なら(その2球団を馬鹿にした失礼な発言かもしれない)。
  まあ、ひょっとしたらまた濱中の調子が落ちて檜山の出番があるかもしれない。ひょっとしたらシーツ、金本、今岡のクリンナップが他球団のファンから呪いを掛けられるほどに打ち始めて阪神が首位争いをするかもしれない。巨人が不正行為疑惑(あったらしいんだよ、数日前に)で厳罰が下ってテンション下げて順位も下げてくるかもしれない。何があるか分からないので、一応プロ野球の動向は濱中の本塁打数以外のこともチェックしておこう。
  そういや今年は井川の調子がいいね。ちょっと信じられないよ。


平成18年4月24日

  何だか絶望的に部屋の整理が先へ進みません(泣) 多分、私には整理整頓とか片付けの能力が著しく欠けているのです。私の数学能力が、一般人を100とすると5000ぐらいあるのに対し、整理整頓・片付けの能力は一般100に対して5ぐらいしかありませんよ、きっと!
  ――そもそも
コレクターという人種は部屋をきちんとした状態にしておくのが難しい。なぜならば、あれもこれもとつい買い漁り、そして買ったものは捨てられない。おおよそ一般的にはゴミというか、捨てたらいいのに、と思われるものでもつい取っておく。代表的なのが「箱」。カメラに顕著で、商品を買ったときに入っている外箱を後生大事に捨てずに取っておく。中古として売るときに、元箱があれば高くなることもあるので捨てられないのだ。実際売るかどうかは別として、だ。買った記念という意味合いもあるのだろうか。ちなみに、実際のところ元箱があって買取値段がアップするのは……ライカあたりのヴィンテージものだったりする。ネットオークションで売るときも値段上がるかな?
  まあ、箱は比較的いい。中身がないので軽く、置き場所を選ばない。多少大きくてスペースは取るが、棚の一番上などの通常活用しにくい場所に置いておけるからだ。私の場合はそれ以外に、本……ご存知の通り、紙は重い。重いので、高い場所に置けない。棚などの強度があるので、本棚からはみ出た書籍類というのは、どうしても位置関係で行くと低い場所に置かざるを得ない。一見丈夫そうな押入れの上段でも、みっちり置くと確実にやばいだろう。過去にどこかで、アパートの2階の床が本の重みで落ちたという話を聞いたことがあるのだが、それを想像するとなかなかに本というものの保管場所には気を遣う。というわけで(?)、現在本気で鉄道ファンと鉄道ジャーナルとカメラ雑誌の一掃を検討中。溜め込んだゲーム雑誌、アルカディアもこの際だから捨てようかな。あと、意外に多くて、しかも捨てられず困っているのが中高大学時代の教科書ノートやプリント類。私にとって中学高校大学時代というのは大切な思い出で、かつ一番努力して生きてきた時代なので、その時の証拠物件(笑)は非常に大切なものなのだ。これでノートプリント類が一つのダンボールに収まるのであれば可愛いものだが、ざっと見たところ3〜4個ぐらいになりそうだ(笑) いや、笑い事ではないのだが……。数学だけに絞ればいいのだろうけど、中高時代に限っていえば物理化学関連のものも捨てられない。なんてったって数学以上に成績が良かった科目だからね!(笑)
  とまあ、悩みながらもあれこれ断腸の思いで切り捨て作業を進めている。これだけ必死にやっていても、全体の1/10ぐらいしか進んでないと思うと、気が滅入るというか我ながらあきれるしかないというか……鉄道模型にも手が付かず"積み木"も減らない。ちょっとピンチかもしれない。あ、そうそう、昔買ったキットが出てきて、作る気が起きないので後輩に押し付けようか検討中。もちろん押し付けた分というのは、積み木からマイナスされるのですよ(笑)


平成18年4月23日

壱萬飛んで七拾円也

  先日言っていた「売りに出した本」、実はほとんどがまだ「売ると決めた」段階で売りに行ってませんでした(笑) 今日、紙袋に15個ぐらい?詰め込んで親父の車で某古本屋チェーンへ。評価に時間がかかりそうだったので、一旦帰ることにした。私としては……結構数があるので7〜8千円は余裕だろうと思っていたのだが、親父が「そんなにはならないだろう」なんて言う。確かに中古屋へモノを売りに行ってもびっくりするぐらい値段は付かないものだ。だけれど、2週間前に売りに行った時、2550円だったのだが、その3〜4倍の量の本を持って行ったのである。1万円越えても不思議じゃないぞ、と私は考えていた。1時間後……今度は義兄の車でお金を取りに行くと、何と表題の通りの金額だったのだ!
  ところで、1万円未満だと身分証明書が要らないらしいのだが、1万円以上になると必要らしい。
  ――ワタクシ、ミブンショウメイショ持ッテナイアルね!
ということでどうしたかというと、義兄が売ったことにして、運転免許証を見せてお金を受け取ってきた。あんまり物を売りに出さないのでそういうこと全然知らなかったよ! そもそも1万円越えるとはなかなか思わないしね……
  ちなみに、本を評価してもらっている間、車の用品店へ連れて行ってもらっていた。何度も言うが、私は運転免許持ってない。なのにカー用品店に用事がある(笑) ひとつは、鉄道模型の完成品の色落としに使えるイソプロピルアルコールを買いに。これ、車のエンジンの水抜き剤として売られている。当然「用途以外のことに使わないで下さい」って書いてあるけど……(笑) それから、風呂掃除に使う、水切り用の……これ、何て言うんだろうねぇ。ワイパーみたいなのを買ってきた。本来の用途は洗車した後水を落とすためのものである。車持ってない人がそういうところをうろついて買い物してたという奇妙な光景でした(笑)


平成18年4月22日

  "お休み"中、侃侃諤諤格好のネタがあったのだが、何分そのころテンパっていたためにスルーせざるをえなかった。ついでに、私はテレビも見ないし、ちょうどその時精神的にそんな気分になれなかったので新聞もよく読んでいない。なので、不確かな情報を元に書くことにする。まあ、いつものこった。
  何の話かというと、教育基本法に「愛国心」とかいう文字が入るというあのちょっとふざけたたちの悪いジョークにしか聞こえない一件についてである。そう言えば数年前の兵庫県適性検査の小論文でも、「愛国心」という言葉を教育者としてどう捉えるか、だったかの問題が出たように記憶している。思えばあの時から基本法にその文字が入る入らないの議論があったのだろうか? 当時そういう情報を仕入れていなかったので、その点についてはややごまかしながら書いたような記憶もある。ともかく、一度私の中ではやったネタであるが、侃侃諤諤用に再度書き起こしてみる(笑) まあ試験の小論文の時と同じく、ただただ思いつくままをいつもの徒然の時代から変わらぬスタイルで書き連ねることにする(笑)
  十行ほど前に「たちの悪いジョークにしか聞こえない」と書いたように、私の意見は酷評側である。数年前の適性検査の小論文に何を書いたのかよく覚えていないのだが、確か私は「軍国主義のあの時代を彷彿させられる言葉であるが、そうならないのであれば」云々と書いた記憶がある。ただ、その前後には「愛国心」という考え方についての見解を示す文脈があり、それが基本法に入る事に関しては……どうだったかな(笑) ともかく、教育基本法に愛国心という言葉が入る、となるとこれは一種一大事だ。というのも、無条件にわが国を愛せ、と言っているようなもので、それが大日本国帝国と言っていた時代の国の政策と一体どこが違うというのだ。確かに今、日本は戦争放棄を唱えており、愛国心が帝国主義だとか鬼畜米英だとかいう時代錯誤な思想には直接繋がらないだろう。だけれども、子どもに頭ごなしに「日本という国に尽くしなさい」というような、そんな教育がこの時代にあってはならない。人が自分の生まれた国を好きになろうが嫌いになろうが、それはその人の育った環境にもよるだろうから、自由ではないだろうか。自由というか、嫌いになっても場合によっては仕方がないというべきだろう。政府が「あなたは自国を好きになりなさい」と言っても、そうは上手く行かないよ。私だって、生まれ育った日本の風土は好きだけれども今の日本の風潮とか政治とかは好きになれない。つくづく私が教育を受けた時代の基本法に愛国心なんて言葉が入ってなくて良かったと思うしかない。
  ただ、彼らの気持ちが分からないでもない。今の日本が右肩下がりで、近い将来の状況も芳しくないとなれば、何とかしたいと思うだろう。日本という国に求心力が欠けているというのであれば、より多くの人に日本という国を誇りに思って欲しいと思うかもしれない。
  ――でもなんでいきなり愛国心?
あまりにも直接的かつ即物的じゃなかろうか。目的として、もっと多くの人に自国を愛してもらおう。もっと日本を良くするために頑張ってもらおう。そういう考え方はいい。だが、いきなり目的をそのまま文章にしてどうする。日本の国を、国民が自然に愛せるように変えて行く努力をするのが先だろう。誰もが自分の国を好きになれるように――そう、誰もが、だ。この法案(もう通ったんだっけ?)を書いた人間も、だ。本当に日本国民に愛国心を持ってもらいたいなら、まずは政を司っている人間が、本当に日本の国を良くするように頑張らなきゃいけない。日本の国が良くなれば、自然にみんな自国のことが好きになる。それが現代社会のあるべき姿である。ところが、教育基本法に愛国心を入れて現状打破を狙うというのは、つまり「これから育つ若い世代が何とかしてくださいねー」と自分たちの責任を次々世代に丸投げしているようなものだよ。何だか順序が逆だよね。
  で、先ほどの「人が自分の国を好きになろうが嫌いになろうが勝手だ」という意見に付随して……。例えば、ある日本の人が発展途上国の未来のために一生を尽くしたとしよう。それは日本の国にとっては直接プラスではなかったとする。だけれど、その人のやったことというのは素晴らしいことである。別に発展途上国でなくても、他の先進国で、環境改善のための研究に一生を捧げたとしても、それはそれで素晴らしいことである。何も人は生まれた国で頑張らなくてはいけないということはない。ある他の国の環境が自分の能力を発揮するいい場所だと判断したのなら、その国で活躍するのがいいだろう。別に愛国心なんて要らない。もっともっと大きなスケールで見ようじゃないか。地球全体を見て、世界を良くするために自分の能力が活かせる人間が増えた方がいいじゃないか。愛国心なんて、自分の国だけの狭い殻に閉じこもるようなキーワードをわざわざ設定するだなんて馬鹿げている。だって今直面している問題のいくつか――地球温暖化だとか、エネルギー問題だとか――そういうのは日本だけでは解決できない問題なんだからね。
  そこに行き着く前に、自国内で私利私欲に走る人間が起こす事柄の対策に頭が痛い、というのが現状なんだろうけどね。


平成18年4月21日

もっとスリムにならなくちゃね

  と私が書くと嫌味になるそうだが、残念ながら今日のお話は体重とか胴回りとか体脂肪率に関係しないのですヨ。ここしばらく侃侃諤諤をサボってまで何をやっていたかというと、部屋の整理。これを整理と呼ぶのかどうかは甚だ疑問も残るが、整頓されていなくても前よりマシになっていれば「整理された」と言えるだろう(少しは、という接頭語を付ければより正しい表現に?)。今回の整理にあたって、ばっさりといろいろなものを切り捨てた。実に様々な物を処分したので、逐一覚えていないが、漫画をかなり減らしたのは私にとっては大きな進歩(?)である。処分した漫画は……ザ・シェフ、名探偵コナン、犬夜叉、タッチ、ドカベンプロ野球編……他雑多な物多数。全部で200冊ぐらい?かなぁ。それでも全体の約10%というのだから我ながら漫画持ちすぎ。それから食玩関係のものやガチャガチャ、ゲーセンの景品の類もかなり捨てた。漫画関係のものやゲーム関係のものや鉄道関係のものも……。しばらく前からやや悟ってはいたのだが、鉄道グッズって、集めても仕方がない(あくまで自分にとっては、ですよ〜)。仕方がない、というのは、あれやこれやと集めてみても、結局収納場所に困って邪魔になるだけ。それでも"使えるもの"であれば、廃棄するまでにモトを取ればいいのだが、コレクション用途以外に考えられない品物についてはホントどうしようもない。買ってきてしまわれて、最終的に邪魔になって捨てられる。お金という観点からも地球資源という観点からしても無駄以外の何者でもない。だから、少し前から鉄道系グッズは、オレンジカード等のプリペイドカード以外はほとんど増えていない(ハズだ)。プリペイドカードなら、使ってしまえば買った分の額面は回収できる(一時期未使用のまま置いていたが途中で考えが変わった)。置いておいてもさほど邪魔にならない。ファイルに入れていけば、一冊増えるのに1年以上かかるので実にスピードがゆっくりだ。対して鉄道系おもちゃは……もちろんモノにもよるのだが、私の場合既に鉄道模型という大きな柱があるため、それ以外の玩具系の品物となると集める対象としては非常に弱い。飾るにしても遊ぶにしても、鉄道模型があればそれで充分。何をわざわざ子ども向け?の品物と戯れる必要があるのか。ということで、こまごましているくせにまとまりがなく、収納場所を考えるものは随分と捨てた。ああもちろん、ネットオークション等に出せばいくらかのお金になるのは知っていたが、今回は時間との戦いもあったし、小銭稼ぐのにオークションに出品してメールのやり取りして梱包して発送するのは割りに合わないと見て廃棄処分にした。鉄道関連はこの先、模型と写真撮影、プリペイドカードと書籍だけにする!と書くと、どのあたりが「だけ」なのかよく分からないんだけどね(笑)
  そうそう、文字を見て思い出したが「書籍」がかなり問題。漫画もそうだが鉄道雑誌もかなりある。死ぬほど――文字通り下手すれば押し潰されて圧殺されそうなほど――ある。ざっと見てゲーム関係、鉄道関係、漫画関係、野球関係で100冊単位の蔵書。ゲーム関係と鉄道関係、野球関係あたりは雑誌のはずなので問題なく捨てられるはずだが……捨てられないんだよなぁ。ただ、思い切って10年に渡り買ってきた鉄道ファンはざっくり切り捨ててもいいのではないかと考え始めている。その論拠は何より「現在継続して購入していない」ことと「仕舞い込んだままである」ことから。つまり、もう実車に興味がなく、過去を振り返ることもない。資料的価値がありそうな何冊かを除いてはもう置いておく必要はないのではないか。同時に鉄道ジャーナル、レールマガジン(モデルズは別)などなど、捨てても惜しくないような気がしている。そしてカメラ雑誌も、過去のはもう見ないしなぁ……。ちなみに、今回古本屋に売りに行った漫画も(一部まだ売りに行ってないけど)、手にとってみて読み返す気も起きないものが選ばれている。普通、片付けしてて本が出てきたら思わず読んじゃうよね?(笑) その気が全く感じられないものを処分することにしたのである。
  とまあやっていくと……尼崎市指定ゴミ袋が7つか8ついっぱいになった(笑) もう少し徹底してやったらもう5つぐらいはできるかもしれない。思えば「なんとなく」で手に入れてきて捨てられずに置いたままのものが何と多いことか。あれやこれやでいろいろ集めても、集めてくることに意味があって、手元に揃ってもだからどうなるものでもなく。世間の流れから道一本外れた場所を歩いてきたつもりでも、やはり文明の悪しき面である大量消費の流れの中にはいたようである。無駄な"ぜい肉"は削ぎ落として生活せねば、と痛切に感じた数日であった。
  ――って
整理自体は日常的に続けていかないとダメなんだけどね(笑)
  ああ、あと、ゲーセンの景品で珍しく役に立ったものがあった。それは某頭文字がDの漫画のキーホルダー。前々からバトルギア4のエントリーキーがかばんの中でじゃらじゃらしていてうっとおしく、何とかしたいと思っていたところに、昔手に入れたキーホルダーが箱の中から出てきたのである。ちょうど車のキーホルダーだし、バトルギア4のエントリーキーをまとめるのにはいい。それまで2本のキーを束ねていた小さめのキーホルダーは、今まで単体で財布の中に入れていた家の門や玄関の鍵を束ねるために転出することになり、色々な意味で役に立った。まあ大抵、ゲームセンターで取ってきた景品というものは何の役にも立たないまま捨てられる運命にあるんだけどね(あくまで私の場合ですが〜)。


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