- 平成18年2月10日
こういう趣味をやっていると、お日様のありがたみというものが良く分かる。こういう趣味、というのは何のことかというと(何せ私は趣味が多い)模型製作と写真撮影である。前者では、塗装をしているとき。プラスティック用ラッカーシンナーやエナメル溶剤を使って塗装する。塗装のときのコツは、薄く何度も塗っていく。このとき、前に塗ったものが乾いてから次を塗るのが原則だ。曇っている日や日が落ちてからだと、この前に塗った分がなかなか乾かない。ある程度乾いたら強引に塗ってしまっても構わないが、やはり前のがきっちり乾いてから次を塗りたい。夏場でも冬場でも、太陽か出ているかで乾燥時間がまるで違い、いいお天気の日は作業がはかどる。写真撮影でも晴れの日がいい。晴れた日と曇りの日で明るさがどの程度違うと思いますか? その差約10倍。10倍明るさが違うと例えば、露光時間を10倍にしなくてはならない。コンマゼロ数秒の話だから10倍でも影響が小さいと思われるかもしれないが、コンマゼロ数秒がコンマ数秒になると、手ブレの可能性がとても大きくなる。写真も晴れた日のほうが気軽に撮れていい。もちろん、こういった効果以外にも地上に生きるものとして日の光が暖かく気持ちがいいことは言うまでもない。
なんてふと思ったのだが、普通一般常識として、洗濯物が乾く乾かないでお日様のありがたみはよーく分かるよなぁ。
お年玉付き年賀はがきでおもしろいことが起きたらしい。最初聞いたのが、どこかの家で20枚ぐらい?の年賀状の中に1等が2枚も入っていたとか。人徳ですよ人徳(その夫婦がいい人なのかどうかは知りませんが、きっと天の神様の贈り物なのでしょう、ということにしておく)。で、今日、Yahoo!ニュースの中に……1等から4等まで全部当たったという夫婦のことが載っていた。その記事のうちに「日本郵政公社も『想定外のケースで、確率の計算は専門家に委ねるしかない』と話している。」とあったが、想定も何も(笑) いちいち「一家に1等が2枚出た場合」とか「一家で1等から4等まで全部出た場合」とか「1000枚も貰ったのに1枚も当たらなかった場合」とか想定しているのか?(笑) 1等から4等まで全部出て何か困ることがあるのならその対応を想定しておく必要があるが、特に何も問題ないと思われるので想定する必要もなく「想定外のケース」というのはいかにもお役所的な発言(発想?)に感じられましたよ(笑)
なお、私は今年も0枚でした。
1等2枚の確率計算は……この家は確か全部で20枚だったので、計算可能っぽいが……ごめん、1等って50万分の1らしいからよー手計算せんわ。もう1つの方は350枚で1〜4等全部だからなぁ……桁数がえらいことになりますわ。一応計算は、方法だけなら楽勝。ここではx=1/500000として……20枚中1等2枚の確率は
x^2*(1-x)^18*20C2
一応2枚に限定した場合で考えた。2枚"以上"の確率にするならば、一切当たらない確率と1枚だけ当たる確率を足して1から引いたものが答えになる(あー、計算したくねぇ)。これに2等以下が当たらない確率にすると数字がもっとややこしくなる。ホントやりたくねぇ(笑) 1等が当たるのと2〜4等が当たるのは同時に起こりえないことであることがせめてもの救いか?(笑) まあ単純に考えて天文学的数字ってやつですな。350枚で1〜4等全部はyzwをそれぞれ2〜4等が当たる確率として……
x*y*z*w*(1-x-y-z-w)^346*350C4*4!
でいいのかな? こちらも各1枚限定の場合。1枚以上とかは式にした時点でややこしすぎる(笑)
で、さらに話をややこしくすると、とんでもない問題が仕上がる。
◇ 問 ◇ 「1等が2枚当たった世帯」「1〜4等がそれぞれ当たった世帯」が同じ年に出てくる確率を求めなさい
もちろん世帯数とか年賀状の枚数とかの数値は与えられてるとして……出題されたら白紙で提出したくなる問題だ(笑) あー、大学入試には出ないと思うので受験生諸君はご安心ください。あ、出ても誰も解けないと思うのでさらにご安心ください(笑) まあ実際問題「全世帯数をU、一世帯が受け取る年賀状の枚数をNとして」といった出題になるだろうから、正答を出すのはそう難しい話にはならないだろう。もっともややこしすぎて時間を食いすぎるだろうけど(笑)
- 平成18年2月9日
ええと今日は、画像で侃侃諤諤を2つ。まずは模型の話題から。完成したわけじゃないけど、何度も話題に挙げている国鉄70系電車の現在の状況を。
足取り確実に
そして次に模型に関係のある話題を(ってやっぱり両方模型がらみかよ!(笑)
200円の……
ここ数日、PHSへのメールが届きにくくなっている。姉が「送ったのにエラーで返って来る!」と怒ったり(俺の責任じゃないっスよ……)、某模型店からの連絡が来なかったり。ウィルコムのメールサーバーが現在異常?らしくてそうなっているのだが、少なくとも2日間異常が続いたというのがこれまた何というか。今時メールが使えないのは不便だし、今時のサービスなんだからせめて24時間以内で復旧させて欲しいというのがユーザーの意見……ではなかろうか。電話は普通に使えたようなので、元々電話のサービスと考えたら充分要件を満たしているのですが(笑)
- 平成18年2月8日
黒とグレーと
名鉄3800系という車両のキットは徒然時代から度々話題に出している。ようやく本格進行し始めて、後少しでボディの色が塗れるところまで来た。ここでまたブレーキかかるのが最近の私。それはともかく、ちょっとした問題が発生した。
キット指定の下回りは、グレー。この名鉄3800系というのは、国鉄で言うところの茶色一色だった時代の車両で、窓周りに補強が入っている。その頃の車両に対する私のイメージは、下回りは黒色である。別にさしたる根拠があるわけではないのだが、旧型車両であれば、それは即ち全体的に黒っぽいイメージなのだ。ところが、そんなんで名鉄3800系はグレーだったらしい。それで少し悩んだ。イメージは黒、でも正しくはグレーだったようだ。じゃ、私のイメージとはちょっと違うけどグレーにしておこうかな。だが、とある事情でやっぱり黒にすることにした。それは……私はこの車両に、トミーテックの鉄道コレクション用の動力ユニットを改造して組み込むことにした。この動力ユニットの台車は、台車枠が3種類の中から選ぶようになっているのだが、ちょうど名鉄3800系キットが指定している「日車D型」というのに近い形状のものがあった。この台枠は黒で成型されている。ということは、他がグレーなのに動力車の台車だけ黒いのは不自然だ。じゃ、黒で行っとこう。Nゲージの台車枠に使われている軟質プラスティックというやつは、塗料が定着しにくく塗装には不向きだからね。
ところが、計算違いが起きた。鉄コレ用の動力の台車枠、普通のプラスティックである。台車枠に軟質プラスティックが使われるのは、そ金属製の車輪を挟んで保持する際に弾性が必要だから。また、おそらく通常のプラスティックでは車輪が回転した時に軸受けの部分が削れる可能性があるからなのだろう。ところが、鉄コレ用の台車枠というのは完全な飾りである。あってもなくても走行性能には全く影響しない。それで、台車枠は普通のプラスティックで作られているのだろう。こうなると話が変わって、じゃやっぱりキット指定のグレーにしておこう、となる。既に黒の日車D型台車を買ってしまっているのだが、致命的な出費額ではない。黒も置いておけば、また何かに使えるだろうし。ところが、いつものお店でグレーを注文したら……メーカー在庫切れのようだった。なんてこったい。これは完成してもしばらくの間、床下機器はグレーだけど、台車だけ黒というアンバランスな状況になりそうだ(再生産されるまでに完成させれば、の話だが)。ついでにいうと、動力車の台車枠は既にグレーに塗ってしまったので、トレーラー車の台車だけ黒、というますます訳の分からない状態に……(鉄コレの台車枠は構成上部品が余っているので、余った部品を使って全車台車だけは黒、という風に出来るのだが)。
模型ネタその2。今日梅田でいつもの店に行って、トミックスの新製品「スラブレール」を見てきた(注:知らない人向け説明:スラブレールというのは、枕木とバラストを使う従来の線路の固定方法とは違った軌道。よく知らないけどコンクリートで固めた上に線路が敷いてあり、コストとメンテナンスの面で有利?だったような。主に高架線に使われている)。セットと単品があるのだが、セットのほうでまたまた妙なエラーがあったらしい。高架線で一周するレールセットなのだが、線路の下の橋脚、これがセットされるべきものが間違った状態で出荷されたらしい。本来はトミックスの商品内での呼称では「10番」という高さを持つ水平な橋脚でないといけないのだが、勾配を付けるときに使うもののうちの「9番」がセットされていた。店で私が「9番をたくさん欲しい人はわざと間違った状態のを買えばいいんですねー」とジョークを飛ばすと店員さんが「え、9番だけ使うってどういう状況でしょう。だってこれ、勾配付いてるんですよ(笑)」 ……しまった、勾配の付いた橋脚で同じ高さのばかりあってどうしろというのだ。それはさておき、勾配橋脚は普通「1〜10番」までがセット売りされている。なぜ9番だけが大量にこのセットに紛れ込んだのか?
店員さん「この橋脚、1〜9までをセットで金型で成型してたと思ってたんですが、どうやら1つづつラインがあるようですね(笑)」
しかし、こんなに9番が紛れ込んでいるとなると工場は1〜9までのラインのうち9番を動かしていたということになる。
店員さん「誰も気付かなかったんですかね、それとも『今回は9番だけ必要なのか』って言いながらライン稼動させてたんですかね〜(笑)」
今ふと思ったのだが、10番のラインと9番のラインを単純に間違えただけでは……
以前、グリーンマックスの製品のエラーが多い、といったが、トミックスも最近多い。先日も、私は買ってないからあまり注意を払っていなかったけど、寝台車両の表記のプリントにミスがあったらしい。本来付いてないはずのものが付いていたとか。マイクロエースもよくシールの文字を間違えているし……エラーがないのはカトーだけですね。
店員さん「いや、発売予定表にエラーが多すぎます」
ごもっとも。あのメーカーは発売予定日を延期させすぎです。
- 平成18年2月7日
このコンテンツについて2つほど。
当初、略名を「侃諤喧囂」にします、って言ったけどやっぱり「侃侃諤諤」にします。そっちの方が言いやすそうなので(笑) でも、URLは「kangakukengou」です(サイト移転したら変えようかな……)。
この名前は、実は最初私が立ち上げる三つ目のサイトの名前にするつもりでした。「月影の盤が駒に華が咲く(ここと「18%グレー」を取りまとめてる形だけのページ」に書いてあったので知ってた人は知っていたと思いますが。ゲームと漫画について語るサイトを作る予定で、作ろうとしては挫折して……を繰り返しているという状態にあります。「徒然」を改名するにあたり、こんな口やかましいテキストコンテンツも少ないだろうなぁ、という発想からサイト名にする予定だった「侃侃諤諤喧喧囂囂」を引っ張ってきて、「橘雪翼の」の前に「、」を1つ入れるというマイナーチェンジを施してみたわけです。よって、ゲームと漫画について語るサイトは現在、名前も奪われるわ構築が進まないわの踏んだり蹴ったりの状態にあるわけです(笑) まあ、ちょっと新しい形は見えつつあるので、年内ぐらいには動けるかも……? なんて言ってて数年間全く進んでないのでアテにならないのが橘雪翼クォリティ。
私が3年前、まだ教師だったころで、その1年目だったとき、私は高校2年生と中学3年生の授業を受け持っていた。で2年前、別の学校へ行くことになったのだが当時教えていた高校2年生が卒業の年だったので卒業式の案内状が来た。よく覚えているのは2月14日で、私は徒然で「男子校なのにどうしてこんな因果な日に(笑)」ぐらいに話題にしたはずである。そして今年、私の計算が間違えていなければ当時中学3年生だった生徒たちが卒業する年である。あ、いや、間違えていないはずだ。何せ恩師の先生の年賀状にはそう書いてあったんだから。だがしかし、案内状は来ない。んー、どうしてなんだろう。来ると思っていたんだが。理由は分からないが、推測してみよう。
1:当時中学生だったから高校の卒業式はお知らせしなくていいだろう
2:教員辞めた奴ようなやつを招待するのは却下だ
3:存在を忘れられた
理由は全部だとは思うが、とりわけ2番と3番のウェイトが重そうで泣きが入る。
実は去年度までは文化祭の案内まで来ていたのだ。ところが今年度(つまり去年の9月)は来なかった。妙な事件が最近多いから、極力部外者にイベントの情報を流さないためか? 実は母校の文化祭も、ウェブで調べたのだが情報が載っておらず、結局今年度は奈良へ足を踏み入れていない。我が母校は大学までの一貫教育に方針転換するらしく、場所も移動するらしい。なんだかいろいろ寂しい話である。
「徒然」で2度ほど登場した"ペット"のアライグマくん。あの白いアライグマ以外にも"ペット"はいて、北海道の小さなメーカーの作っているモモンガは特にお気に入りだ。「やまね工房」というメーカーで、ウェブで検索したら出てくるので興味のある向きは探してみると良いだろう。そのやまね工房のウェブサイトをこの前ぽけーっと眺めていた。基本のラインナップは北海道の小動物で、工房の名前にもなっているやまねとかエゾリスとか。大きめのもので、キタキツネの赤ちゃん(流石に大人は大きすぎて作っても売れないのだろう)とかアザラシの赤ちゃんなんてのも。さて、自分で作るぬいぐるみ、なるものも売られている。やちねずみ、という聞きなれないねずみだ。手のひらサイズ(多分)で、なかなか可愛らしい。
――ぬいぐるみかー、作ってみても面白いかなー
なんて思っていてはっと気がついた。このねずみの商品名が「やちねずみキット」
――キットだって!?
つまり、あれです。これを買うと"積み木"に加算されるということです(笑)
余談。一番上の姉との会話。
姉「1万円で作ってあげるで」
私「1万円? 高いで。自分でこれぐらい作るわ」
姉「作れるん?」
私「雑巾が縫える方なら1〜2時間の作業です、って書いてある」
姉「私縫われへん」
私「雑巾縫えん人に誰が1万円も払って作ってもらうねん!」
姉は不器用ですが、雑巾が縫えないとは知りませんでした(注:ギャグで言ったんだと思います。だって俺でも縫えるもの)。
- 平成18年2月6日
昨日は……書いたものをコピペして少し継ぎ足したので、何か書いたという気がしない。だから今日は何となく久々のような気がしたりするのだ(笑) とりあえず、やるやるって言ってた分から
白い財布、一ヶ月後の姿
で、次に一発ネタ
パラレルドリフト(爆)
で、ドリフトで思い出したのだが……最近バトルギア4の話題を出していない。別に飽きたわけじゃないが、ネタになるようなこともなかったので。で、先日、またイベントレースがあった。月刊アルカディアの主催するアルカディアカップ(そのまんまやな……)。先月後半期がエントリー受付期間だったのだが、1月の30日というギリギリの日にエントリーしてきた。今回はレギュレーションが少し特殊で、エントリーできる車種がRX-7だけに限られている。で、結果は……105位。全体で1242台エントリーして完走したのが1127台。その中で105位。
――ナカナカじゃない?
まあ、ずっと上級コース走って詰めてたからなぁ。それぐらいで当然と言えば当然。問題は第二回で、ノーマルの超上級コース順走。超上級以上はあんまり走りこんでいません(笑) 今日少し練習してきたのだが……全体から行って結構遅い方(苦笑) まあ救いは、レギュレーションがノーマルだからセッティングをいじってあれこれ悩む必要がないということ。そしてさらにその次の第三回は弩級のチューンドクラス。弩級もまた、全然走ってないんだよなぁ。弩級は「秋名」と言えば分かる人には良く分かるコース。実名「榛名」。某Dというゲームでやってるのでコースは覚えているんだけど、ゲームが違うとかなり別物(笑) 某Dではアクセル全開で曲がれるコーナーが全然ダメです。基本的にバトルギアはコーナー前ではブレーキングしなきゃいけないから。
## しかも!
某Dでアクセル全開で曲がれたコーナーがバトルギア4では微妙にきつくなってませんか? まあ、それは私の先入観とかがあるので一概には言えないけど、ブレーキ踏まなきゃいけないコーナーが増えて何となくコースも別物。というか、覚えているはずなのに「え? あれ? ここでそれが来るの?」とブレーキに気を取られてコースを覚えているメリットが活かせません。まあ、弩級のイベントは来月なので、その頃までに何とかなっとるでしょう。
で、こちらも同じく話題にしていない鉄道模型製作について。
## こっそり積み木増やしてなんかいないぞ!
少し前に「また積み木増やすかも、末期症状だこれは」なんて言っていたが、それについては第一次の危機は回避。どうもメーカー品切れを起こしたらしい。だが、メーカーになくても店舗にあるかもしれない。今日ネットで在庫調べられる店にありました(笑) ただ、滅多に行かない店であることが唯一の救い。さて、在庫があるうちに行くのか、それとも?
で、増えてないのも事実だが減ってないのもまた事実。なんだか5月頃に燃え始めて8月か9月頃に最高値を示したテンションが、11月を過ぎてからかなり下がってきた模様。
## 橘雪翼、ぴーんち!
一応、"隠し玉"7両編成が完成に向かいつつあるが、いつもならそろそろ完成していいぐらいの旧型国電70系がまだ二色目に入ってないし、近鉄特急に至ってはあれだけ頑張ってたのに最近触ってない。一方の名鉄も、10月のあの驚異的ハイスピードで作業を進めていた頃なら最低でも名鉄スカーレット一色に塗られていただろうに、まだ継ぎ目消しが完了してない。っていうか全部で8両作るのに、まだ2両箱にすらなってない……。
でもまあ、ボチボチ進んでいるので、多分今年の目標ラインには到達するだろう……
――なんて考えていた。
――いや、確信していた!
だがしかし、大敵がいるのを忘れていた。
――FinalFantasyXII 3月16日発売
大敵である!(笑) 多分16日以降、一日8時間テレビの前に座ってコントローラーを握り締めているだろう! 10時間寝て、4時間飯食って、2時間その他の用事してたら模型触れないじゃん!<待て、お前その時間割で過ごすつもりか
――冗談はさておき(注:本気に聞こえます)
FFXIIが発売される前にある程度カタを付けておかなくてはならない。発売されたら、終わりだ。
まあそれでも、FFXIIは二週間もあればクリアできるだろう。とんでもなくストーリーが長くなっててクリアするのに100時間かかる、とかなら話は別だが。一日2〜3時間で、今までのなら二週間程度でクリアできる。その後まだ敵がいた。それは、その頃になってようやく模型の線路を常設できるスペースができるということだ。ということは、線路敷設して、走らせて……模型はやっているが積み木は減らない。なんてこったい。走らせるために作ってきたのに、走らせる環境(注:今ほとんどありません)が出来たら積み木減少に悪影響とは!
## さらにッ!
第三の刺客が現れた。
――グリーンマックス、103系JR西日本更新車各色を塗装済みキットで製品化
4月以降、一色ずつ、高運転台と低運転台のセットが発売されていくらしい。あらゆる意味でやばい。積み木が減る要素が減っているのに、逆に増える要素が増えるなんて! 最初の2つの要素は予測できていて、十分対策も立てていたのに(注:そうは見えない)、これは想定外もいいところ。だってさ、各色(ブルー、オレンジ、ウグイス)出るなんて普通考えるか? 普通は「未塗装キットが出る」って考えるだろ。じゃ、3編成分ぐらい買っておくかな、で済むはずだったのが三色塗装済みでバラバラに出やがる。高運転台が嫌いとは言え、出されたら買うのが私の103系への信仰心である。じゃ、全部コンプリートしなきゃいけないだろ(注:そんなことありません)。ということはだな……最低でも6編成24両。
## ウキャーッ!
失礼、取り乱してしまいました。そんなに積み木増やしてどうするんだ。去年のペースで作らないと真剣にまずいことになるぞ。まあ、塗装済みだからまだ簡単に作れそうなのだが……。にしても、毎月順番にってのは、真綿で首を締められているような気分だ……。毎月買っては作って、を繰り返さないと泥沼に陥る危険性・大。
- 平成18年2月5日
教育観
後輩がブログを始めた。その後輩は将来先生になりたいと言っている。国語教師だ。ブログに、それに関する話が載っていた。曰く「国語教育法の授業で、皆さん自身の国語教育観を身に付けてくださいと言われた」そうな(少し違ったかな)。
さて私は、元教師だが数学であって国語ではない。今でも数学者の端くれみたいな気分ではいるが、国語とは程遠い場所にいる。だからこの国語の教育観について語るのは少々お門違いにも見えそうだ。だがそう思うのは違う、と先に書いておこう。まず弱い理由から。教師をやっていて、ある程度生徒との交流をしているとこんな話題が出てきたりもする。「せんせー、私なー、物理嫌いやねん。あんなん勉強して何か役に立つんかなー」ぐらいに。なおここで物理を挙げたのは、数学以外で多くの生徒が苦手そうなものを選択しただけである。他意はない(笑) それと、私は高校時代物理は得意だった。
――閑話休題
ということで、ここで物理学習の意義をさらっと答えられると、先生としては生徒に頼られる存在にもなり、生徒もそれをきっかけにその教科に少しでも努力してくれるかもしれない。いろいろな意味でプラスである。もちろん「先生は物理得意だったからそんなこと思わないけどな」と答えるのは失格だろうけど(笑) 次にやや強めの理由を持ってくる。
当然だが、同じ職場、職種で教師同士の繋がり、コミュニケーションも出て来る。そして相手はおそらく、違う教科の先生であることが多い。まあ教科について深い話になるかどうかというのは分からないが、やはり他の教科に付いてもある程度の考えというものを持っていた方が、教師同士の教養にもなるしお互いの理解にもなる。それは連携の強さとなって生徒指導にも生かされるのではないか。また、相手の先生にとっては、専門外の先生が自分の専門教科に付いてどういう考え方を持っているのかというのは、刺激ともなり参考にもなるのではないだろうか。というのも、生徒は皆"専門外"の人間である。専門外の人間の視点を持つことは必ず必要なのである。
最後に、これが一番大きな理由。教師を続けていくと、きっと管理職みたいなところへ行き着く。最初は学年主任ぐらいで、だんだん上に上がって行き、教頭とか校長とか。学年主任程度ならまだしも、教頭校長クラスになってくると「自分の教科のことしか分かりません」では通用しないだろう。学校全体を束ねる立場にいる人間になれば、当然そこで行われる教育全体についてある程度のビジョンは必要だろう(というのが私の考えだ)。それは学校教育の方針としてのこともあるし、教壇に立つ人々への"上司"としても持っているべきものだ。
で、話題は横にそれるんだけど、ここまでこういうことを考えていながら、私は途中でドロップアウトしました(苦笑)
そんなんで、一応私も各教科ごとの意義というのは考えたことがあり、今なお現在進行中である。もちろん自分の専門である数学についても考え続けている。他、理科、国語、社会、英語、体育、美術、道徳……。一番考えがまとまりやすいのは国語の現代文だったりする。後輩がそのブログに書いた言葉によると「国語(日本語)学習はすべての学習の基礎」。これは先日私が、文科省の発言に対して噛み付いたときに述べていた意見と少なくとも根本の部分は同じである。で、先日も書いたようなことを繰り返すのは、無駄にこのページのファイル容量を重くするので割愛する(笑) だが、問題は別にあって……後輩の言葉を借りると「でもそれは古典を学ぶ動機にならない。」 はい。先日の私の意見の中では読解力についてだったが、それは日本人として必要なことでありすべての教育者が指導の際に意識すべきもの……とは書かなかったな(笑) 読解力という言葉で書いたが、即ちそれは現代文に関してである。じゃあ、古典は? これが難しい。
正直、古文は、習得したところでまさしく役に立たない。それこそ数学以上に専門家にならない限り活かす場所がない。一応百人一首という日本でポピュラーな遊びがあったりするし(今時の子どもはそれでは遊ばないけど……)、観光地に行けば有名な歌人の石碑があってそこに一句彫られていたりもするが。こんなこと書くと古典の先生に「いや、数学も専門家じゃないと役に立たない!」と反論されそうだな(笑) いや、役に立つんですよ! でもそれは今日の話題じゃないんですよ!(笑)
で、一応現時点で、かなりまとまってないものの私の古典観。古文編と漢文編で分けなきゃいけないぐらいまとまってない。まずは古文から。古文は……日本人の心である。といっても、昔の日本人の、になるんだけど。昔の日本の心というのは、聖徳太子の「和を以って尊しと成し」から始まって利休の「侘び寂び」(えらく時代が飛んだな)、他あまり浮かばないけど(笑) 今日本の文化と言えば漫画、アニメ、ゲームが世界的に有名だけど(嫌な世の中だ)、過去を紐解けば和歌、短歌というジャンルがある。我々の今生身で触れることの知らない、だがその昔我々の祖先が親しんだ文化というものが古典の中には潜んでいるのだ。日本人として、日本のことを良く知るのは大切である。今英語教育が盛んなことを私は批判しているのだが(徒然にも書いたっけ?)、日本人は国際交流を"相手の言葉を喋ること"を第一としているように見えてしまう。もちろん相手の言語を解することは必要だが、それだけでは表面上の意思疎通にしかならない。相手の国の文化を理解することも必要だ、というのが私のスタンス。そして同時に、向こうもこちらのことを知りたがる。とりわけ日本の場合は昔の文化に独特のものが多い。先ほど挙げた和歌短歌もそうだし、着物も日本独自、茶道とか能、狂言あたりも外国人が日本に興味を持つジャンルではないか。それらを説明するのに必要なのは何か。知識、ではない。それは外国人だっていくらでも入手できる世の中だ。もう一歩進んで、「和の心」ではなかろうか。昔から日本語に馴染んで、日本の昔の文化にも触れることのできる環境にいる。それは日本で暮らし日本で教育を受けた人間だけなのだ。
――でね!後輩はこう言うんだよ!
――「それは歴史で習うしなぁ」
日本史と古典の違いを述べてみよう。日本史は……史実を追うのがメインである。確かに古典と日本史にも似たところがあるのだが、違いは歴史は時間を追う性質が強いということだ。対して古文は、人の心を偲ぶものである。
――いかがだろう
ばっちりな説明ができたと今、椅子の上でふんぞり返ってみたんだが。正直なところは、今までまとめ切れなかったところを、後輩のブログを見て触発されて、1時間足らずで形にしてみただけなので詰めは甘いと思うが。
――だがしかし
漢文が残ってるんだよな……漢文、中国文化だしなぁ。レ点とか一二点とか付けて昔の人たちは読んでたんだよなぁ。一応ね、私漢文結構好きだったんですよ。心に染み入るものがあって。自国のやつより漢の国の人の詩に感動を覚えたりして。だって私は自称"漢(おとこ)"ですから←一遍精神科で治療して来い! 冗談はさておき……実はこのサイトの最初のころ、トップページに詩があったのを覚えていますか? ええと、どんなのか忘れたんだけど、李白の五言絶句をモチーフに(平たく言うとパクって)鉄道風味にしたものなんだけど。あー、本当に今思い出せない。昔のファイル探したけど残ってないし……。まあ、そういうわけで、それなりに漢文も好きで授業を受けていた。だから何かそこに意味が見出せるはずなんだけど……。
古文の話にからめていくと……かつてこの国の人たちは中国の詩も読んでいたわけだ。返り点や一二点などなど訓読点を書いていけば、漢文もまた日本語の詩として読めるようになる。そもそも日本語は、元々あったであろうものに漢字を導入して今ここまで発展したのである。言わば日本語の原点……原点とはまた違うけど、原点から今の姿になるまでに、漢字がなければなかったことにされていたかもしれない。それぐらい重要なものである。だからその漢字の文化を学ぶのも……無理矢理過ぎますか?強引ですか?
最後がしりきれトンボなので、頑張っておくと……当時の雅な連中は漢文を文学として読んでいた。だから、きっと、和の心は漢文にも影響されている。じゃあ、ご先祖様の和の心を掴むためには漢文を読むことも必要なんだろう。
ああ、やっぱり強引な結論の付け方だなぁ。
後輩くんへの個人的なメッセージ。この"侃侃諤諤"の原稿は、きみのブログを見た直後に書き始めて1時間程度で仕上げました。
- 平成18年2月4日
Final Fantasy IV
去年の暮れ、ニンテンドーDSと一緒に買ったゲームボーイアドバンス版のファイナルファンタジーIVで遊んでいる。ニンテンドーDS本体は面白いやつで、裏面の上部にDSソフトが突き刺さるスロットがあり、下部にアドバンスソフトが突き刺さるスロットがある。だから私は、DSスロットにはマリオカートを、アドバンススロットにはFFIVを入れている(少し前までアドバンス版マリオカートが(笑))。DSというのはデュアルスクリーンの略らしいが、その名の通りニンテンドーDS本体には2つの画面がある。アドバンスソフトを遊ぶ時は当然だが、片方でいい。どちらのスクリーンに表示されるのかというと、これが選択式になっているのも面白い。ノーマルアドバンスに慣れていたら下画面、アドバンスSPに慣れていたら上画面といったところだろうか。DSソフトを遊ぶ時、上画面がメインになっていて、買った当初はDSのマリオカートばっかりしていたので上画面の方が見やすいのでアドバンスソフトも上に表示させている。ところで、ゲームボーイアドバンスは当初の頃から「画面が暗くて見にくい」という意見があった。通常の光源下で遊んでいるとそうでもないのだが、ちょっと変な方向に照明があったりすると見づらいのも確かだった。アドバンスSPでバックライトが付いたのだが、これがまたあってもなくても大差ないぐらいの照度。我が友人たちは買っていたのだが、結局私は買わず仕舞。そこにニンテンドーDSが加わったのだが、明るくてとても見やすい。SP買わなくて良かった、なんて思っている。
と、表題はFFIVの話なのに本体の話が長くなってしまった。FFIVといえば、FF史上で間違いなく名作の側に入る一本である。グラフィックはスーパーファミコン時代初期のものでしょぼいし、当然今なら当然の立体ポリゴンでもない。ゲームシステムも新しいものが搭載されているが、自由度が低くて今のどのゲームと比べても古いことは間違いない。だが、名作であることにも間違いがない。ストーリーの練り込みとキャラクターの作り込みが、ゲームはシステムやグラフィックで決まるものではないと訴えている。
――とかいいつつ私はシステム重視派なのだが。
さて、FFIVと言えばファンにとって忘れられない裏技が使えるゲームでもある。戦闘中にあることをやって戦闘後装備品をくちゃくちゃいじると、あら不思議!武器が255個に増えているという、凄まじく意味不明なバグ系裏技である。これをやると何が出来るか。もちろん武器が255個あってもそのままではほぼ意味はない。途中で武器が壊れたりするゲームだとすんごく重要だが。FFIVの場合、まず序盤はこれを売ってお金に換え、そして回復アイテムをたんまり買う。これだけで道中ダメージの回復という、RPG至上の命題をクリアすることが可能。それからゲーム終盤。エクスカリバーを増やす。エクスカリバーというのはアーサー王が持っていたとされる聖剣で、ファンタジー世界ではかなり有名な剣。中盤過ぎで加わるキャラクターが、「武器を投げて攻撃する」という手段を持ち合わせているので彼に投げさせる。ダメージは上限である9999出るのでかなり重要な戦力になるのだ(そしてこの裏技を使わないと、かなりの戦力ダウンに(笑))。
ということで、早速アドバンス版を始めてから裏技にトライ。
――あれ? 間違えたかな?
何せ久々にFFIVに触るので、裏技のやり方を忘れている。あれをやってみたりこれをやってみたり。戦闘中に武器を外すのだが、外し方にコツ?があって特定のやり方をしないとだめ。上手く行くと戦闘終了後にキャラクターの武器装備欄に「た5」という意味不明の文字が出る。「た5」というのは表示のバグ?で、255と言う意味である。このゲームではアイテムの上限が99個になっていて、100個以上持つことは考えられていない。だから100になると上二桁がコードの関係で「あ」と表示される(普段は起こらないのだが)。110になると「い0」、以下255では「た5」となる。ところが何度やってもいろいろやっても「た5」がでてこない。うーん、これはバグ技だから訂正されたのか? 移植版でバグが直されるのはよくあることだ。ゲームが途中で止まってしまう致命的なバグはもちろん、プレイヤーに有利なバグが修正されることはよくある。逆に移植版で新たなバグが発生したりとかもあるようだ(笑) でも、FFIVの場合、プレイステーション版ではバグまでそのまま移植されていた。完全移植を謳っているだけあって、さすがである(一応"Bダッシュ"は追加されていた。詳細マップでBボタンを押しながら移動すると、通常の2倍の速度で移動できるという、FFVから限定条件付きで、FFVIIから本格採用されたユーザーの評価の高いシステム)。アドバンス版は、ゲームクリア後に挑戦できるエクストラダンジョンがあるので、そこの難易度を下げないためにもバグを修正したのだろうか。とにかくできない……ような気がした。どうしても気になったので、攻略本を買ってきた(笑) 載ってなかった(苦笑) ただ、その攻略本、ゲームクリアのためのガイドブックみたいなもので、裏技の類が一切載ってなかった。だからあるのかもしれないけれど載ってないだけ、ということも考えられる。多分後日発売されるであろう「アルティマニア」系の攻略本をまた買うことにしよう。
裏技は諦めて、素直に攻略開始。懐かしいシーンが当時のグラフィックのままで再現されている。やや戦闘中の時間の流れ方がおかしかったり処理が変なのは気になったが。そして、とある洞窟へ入ったとき……この洞窟では、磁力が働いていて金属製の武具を装備しているとキャラクターが一切行動できないという制限がある。だが抜け道があって、戦闘に入ってから装備した武器には適用されない。だから敵と遭遇してから武器を付け替える……と、ここも修正されていて一人行動不能(苦笑) うーんスクエアエニックスやってくれるなぁ。
FFIVといえば、バンバン人が死ぬことで有名である。そして死んだと思ったらどっこい生きていたパターンも豊富(笑) 本当に死ぬのは物語序盤の2人と中盤に差し掛かったあたりの1人ぐらいか? ああでも、死んだと思ったら生きていた、という中に「行方不明」を混ぜているので、それを除くと半々ぐらいかもしれない。この「人が死ぬFF」は賛否両論あるようで、FFVIIIは(多分)初めて人が死なないFFとして登場。ただ、ストーリーは少しパンチ力に欠けて、人気があるとしたら美形の主人公と可愛いヒロインのせいだろうか。人が死ねば印象的で感動的なストーリーになると思われても嫌だが、人が死なない限りいいストーリーが練れないスタッフも問題が……。でも映画なんかでは、結構人が死ぬよなぁ。漫画でも金田一少年とかコナンあたりはよく人が死ぬし(←いや、ミステリーだから当たり前だろ)。
ちなみに、FFVIIIの主人公は美形、みたいなことを書いたが、当然人気があるのは女性に、である。同性から見た場合、なんかこう……頼りなくてそのくせクールを装っているタイプ。一緒に鍋をつつきながら一杯やって腹を割って話す友達、というカテゴリには絶対入らない。翻ってFFIVの主人公は、途中まで暗黒騎士をやっていて途中で聖騎士に宗旨替えする。途中ちょっとクヨクヨ悩んだりもするのだけれど、仲間に励まされ励まし、信用し合い、頼り合えるいいやつである。天野喜孝氏原画のイラストと相まって絶対こっちの方がいい男だと思うのだが、いろいろ解せんなぁ。まあ、FFIVの場合所詮メインの画面では1ブロックのちっこいアイコンみたいなドット絵が動くだけなんだが。
さてさてそんなわけで、ようやくゲームも中盤の終わりぐらいにやってきた。プレステ版では20時間足らずでクリアしたように記憶していたのだが、何故か既に15時間経過。このペースで行くと25時間弱かかる見通し。どこで時間を食ったのか良く分からないが、レベル上げをしすぎたのかもしれないようなそうでもないような。省エネ戦法でチマチマ戦っているせいかもしれない。RPG攻略の際、重要となるのが体力回復である。多くのRPGでその方法は二通りあって、魔法で回復するかアイテムで回復するか。宿屋に泊まったりしても回復するが、探索中の洞窟や敵の本拠地にそんなもんはない。寝てたら襲撃を受けて撤退する羽目になるかゲームオーバーのどっちかだ。あ、でも、寝れる場所があるなぁ……宝箱とか無用心に置いてあるし。敵さんは本当に主人公一行をやっつける意図があるんだろうか? まあそれはさておき。アイテムは当然使い捨てなので数を持つ必要があり、そしていつかは底を尽く。一方の魔法は、使うのにMPという魔法力を消費する。それを回復するには回復用アイテムが必要でやっぱりいつか底を尽く。たまに敵が回復アイテムを落としていくけど、数は少ない。総合すると、大体に置いて洞窟や敵の本拠地で倒せる相手の数には限界がある(FFVあたりから話は変わってくるのだが)。ただ、洞窟も敵の本拠地も底なし沼ではないので、行きの道中に遭遇する敵とボス、帰りの分をなんとかすればいい。数えたことはないが、100体ぐらい戦闘できる分があれば充分? だが私はかなりチキンな野郎なので、極力この数に対して余裕がないと安心して先へ進まない。幸いFFIVには便利な武器がある。「戦闘中に使用すると、消費するものなしで体力が回復できる」というナイスなアイテム。ただし戦闘中でないと使えないので、敵の攻撃を受けながらそのアイテムを使用していくことになる。一回の回復量が味方全員にそれぞれ20〜35程度。敵の攻撃一発……場合によるのだが少なければ1、多いと200〜300あたり。なので、敵の攻撃を受けながら回復していくと相手によっては結果的に体力の回復にならない。相手の戦力をダウンさせた状態にしてひたすらちまちま体力回復。そしてそれが出来るんですよ! 500とか減った体力を一回平均せいぜい30の回復手段でちょろちょろ回復。それを2度3度やってたら、そら時間かかりまっせ。お陰で宿屋泊まらないポーション使わない(回復アイテムね)魔法使わないでここまでやってきた(もちろんそれぞれ0じゃないけど、プレステ版とかやってた時代に比べるとはるかに少ない)。ちなみに、プレステ版をやっている時、この方法を知らなかった。初めて知ったのは多分、初代FFの移植版。ゲームのヘルプにご丁寧に書いてあったのだと思う。「戦闘中アイテムとして使うと○○の効果がある」みたいに。そこで覚えた知識を活用して戦闘中に細かくせこく地道に時間をかけて。この技も多分、FFVあたりでなくなったはず。残っていたとしても効果がロクなものじゃなくなったとか。で、その回復武器が使えるのが本来回復役のキャラクターに加えて主人公だったり。本来強力な武器を携えてガシガシ敵をやっつける役目の主人公(聖騎士ね)が、弱弱しい杖もってひたすら回復に徹する。しかも一回25程度。敵に1回攻撃受けると5回分がパー。でもねぇ、半永久的に続けられるってのは重要なことなんですよ。でもそろそろいい加減攻撃に集中しないと回復重視では却って効率悪くなってきた。
- 平成18年2月3日
探し物は、見つけにくいものです
といっても、愛とか友情とか平和を探しているわけではないのでご安心を(笑)
甥っ子が持っている本で、「ミッケ」という絵本?みたいなのがある。有名どころでは「ウォーリーを探せ」みたいなもの、といえばいいのだろうか。ウォーリーの場合は人がメインで、かつイラストで綴られているが、その「ミッケ」という本の場合は様々な物が散らばった写真になっている。「ウォーリーを探せ」と同じく、ページの中の指定されたものを探して遊ぶ本である。例えば「旗が2枚あるよ」とか「ねずみは見つかったかな?」といった具合だ。特に、「○○がいくつ」というのがウォーリーにはない視点だろう。探し物には慣れている。何せ部屋とか机の上片付けないから、しょっちゅう何かを探してそこらじゅう引っくり返している(整理しろよ!)。ということで、その本のお題にも果敢にチャレンジ。ところが、これがまた難しい。「数字の4が5つあるよ」といわれて探す。「4」の形の黄色く塗られた積み木(?)あたりは、題目を簡単に思わせるフェイクではないかと穿ってしまう。何せ3つめあたりから極端に難しくなる。「数字の4」といっても、その4の形をした物体ばかりではない。例えばマグカップに4と書かれていてもひとつに数える。物差しが何気なく置いてあったりして、当然目盛りを見ると4があるからそれもひとつ、だ。結局5つ見つけられなくて答えは甥っ子に聞く羽目になった。それから、「ねずみを見つけて」という題目も、これまた難儀する。あなたは「ねずみ」と聞いてどんなのを思い浮かべますか? 普通、灰色のちょろちょろしたああいうねずみである。人によったらウォルトディズニーのミッキーかもしれない。何せ、ねずみと一口に言ってもいろいろある(ねずみの場合はそんなにないか?)。さらに、ねずみの形の置き物の場合、色が灰色とは限らない。青でも白でも黄色でも、透き通ったガラス細工の場合もある。そのページで見つけたねずみは、ピンク色をしていた。なおかつ、ねずみのイラストは普段、横からのものを目にする。だから「ねずみ」と聞くと、横向きで灰色のを連想するから上から見たピンク色のねずみなんて眼中に入ってこない。そういうあたりがこの本の妙味である。
今、模型を作成している机の上は、ごった返している。先日少し整理したのだが、少しだけしかしてない上に先日からの数日間であっという間にまた元通りである。だからよく、カッターナイフを探したり、ステンレスの15センチ定規を探したり、次に取り付ける予定のパーツを探したりしている。机の上のスペースは、猫の額ほどではないが狭い。今作っている鉄道模型用のレールを敷いて走らせようとしても、件のミニカーブレールじゃないと一周しないぐらいのスペースである。なのに、見つからない時はなかなか見つからない。探し物って、どうして見つからないんだろう? 我々は探し物をするとき、当然そのものの形を思い浮かべる。ペンであれば細長いものを、消しゴムであれば小さな直方体……否、使った後は食パン型か。本であればその本の表紙を思い浮かべるだろう。ところが物というのは、数学の図形の時間にも習ったように見る角度によって様々な形をしている。円柱形のものは、真横から見れば長方形で真上からみれば円。斜めからみると楕円のような形をすることもあるだろう。探し物をするとき見慣れた姿を思い浮かべるが、見つからない時は大抵、その角度で転がっていない。ペンが見つからない時は、何かに立てかけるようになっていて偶然にも目線と縦方向が一致して丸い物体にしか見えないのかもしれない。そして、雑多な物が散らかっている机の上では、物の一部が隠されて違うものに見えることもある。消しゴムの一部が隠されてホッチキスの針の箱のように見えているかもしれない。あらゆる角度から見たことがないものは、見たことのない角度からはそれであると認識できない。本を買ったとき、カバーをかけてもらって、しばらくしてからカバーを外して裏返しにして置いておくと、見えているのに見つからないなんてこともある。
探し物は、そのものを別の角度で見た場合の色形や、一部を隠したらどうなるか、なんてことを考慮に入れつつやってみると早めに見つかるかもしれない。もっとも、絵本で遊ぶ時を除いてなるべく机と部屋の整理はするべきだろう。
- 平成18年2月2日
そういえば、白い財布を毎月画像で徒然にします、って言ってたなぁ。今、先月やった時に使ったマット(模型工作用のカッティングマット)の上に、製作中の車両とかパーツとか工具とかが散乱してて撮影できないなぁ(笑) 侃諤喧囂画像バージョンの体制が実はまだ整ってないってのもあるし、しばしお待ちを。
DEATH NOTE10巻入手。1日早いような気がするが、ま、気にしないこと。9巻の展開に随分とダレてたところなのだが、単行本2桁突入でやや盛り返し? それより気になるのが、「How to Use DEATH NOTE」の記述。2ページに渡る場合なんてのが載っていたが、これ、作者、後で使うつもりなんだろうか(笑) もっとも過去の単行本を読んでても、ストーリーに全く関係ないルールも多いんだけど(っていうか、関係ない設定の方が多い?)。でも、どうしてこういうところまで考えが及ぶのか、ということを考えるとストーリーに絡ませるつもりがあるんじゃないかと思ってしまう。逆接の接続詞が続いて悪いけど、でも最近ストーリーにデスノートの特性が絡んだ話がほとんどないのも事実だからなぁ。
久々にプロ野球の話でもしよう。ライブドアが近鉄を買収してなくてよかったねー(ってそこかい!)
と、冗談はさておき(でもある意味この意見は真剣? 俺当時、ライブドア参入でいいじゃないか、みたいに言ったような気がするんだけど(笑))。我らが強いんだか弱いんだか良く分からない阪神タイガース、今年は球団初の連覇及び21年ぶりの日本一に向けて動き出したわけですが……既にどこかに書いてあったように、阪神は今年大型補強をしていない。1985年の優勝後の再現じゃないか、なんて心配しちゃうんだけど、どうなんだろう。新しく入った選手は、オリックスから相木(右の中継ぎ候補)、オクスプリング(右で先発候補)、この2人だけ? 確かに去年、若手が育ってきてて楽しみだ、なんていっていたのだが、若手だけで戦力補強を考えるのはちと厳しいモノがあるような、それでも期待したいような何とも言えないところである。阪神の場合、まずセンターとレフトが固定されていて(赤星と金本)、ショートも岡田は動かさないだろう(鳥谷)。サード今岡も去年あれだけ活躍したんだから動かす意味が薄く、キャッチャーは矢野以外に現状いないのが真実。去年と違う布陣が見られるのはおそらく1塁側の3人、ファーストセカンドライト、ここだけである。ライトは激戦区で、生え抜き檜山、ホントに元メジャー?のスペンサー、若虎林威助(リン・ウェイツゥ)、復活に欠ける濱中おさむ。誰が出てきても楽しみだ。一番楽しみなのは林なのだが。ファーストにはアンディシーツが順当だが、片岡とか喜田とかがひょっこり出てきてファンを驚かせるかもしれない。セカンドは、藤本か関本か赤松。ファンとして一番面白いのは、赤松が入って打順2番で1、2番の"ダブルレッド"。以上を踏まえて開幕オーダー。
趣味優先版
一番中堅 赤星
二番二塁 赤松
三番一塁 シーツ
四番左翼 金本
五番三塁 今岡
六番遊撃 鳥谷
七番捕手 矢野
八番右翼 林
とまあ、こんなところかな。経験の浅い林が八番に来るようにするとジグザグ打線っぽくなって丁度いい感じだ。ちなみに三番シーツは、かなり保守的無難案。いろんな意味で無難(笑)
本気予想版
一番中堅 赤星
二番二塁 藤本
三番一塁 シーツ
四番左翼 金本
五番三塁 今岡
六番右翼 濱中
七番遊撃 鳥谷
八番捕手 矢野
結構本気予想は難しい。何せキャンプ始まったばかりだからね。いきなりここで誰かが怪我して離脱、なんてこともありうる話だし、あのスペンサーが大変身しているという話もあるから、三番右翼スペンサーとかも考えられそうだ。しかし阪神、三番の繋ぎのバッターが思い浮かばない。シーツ以外の誰かを入れてみよう、と思ってもなかなか。鳥谷が将来三番タイプだなぁ、とは思っているのだが、とりあえずしばらく岡田はその選択をしないだろう。喜田、林の若手台頭組を積極に入れてみたくとも、その三番が上手く埋まらないことには起用が難しい。昨日のスポーツ紙によると「一番鳥谷、二番赤星」という案もあるらしいが、ややスポーツ紙向けのネタのようにも感じられる。怪我がない限り、一番赤星は動かないだろう。四番金本、五番今岡を固定して、じゃああとはどうする、となったら自由度が高そうで低いこの面子。去年のままじゃ多分対策練られててまた4位だろうし、じゃあどこで新しく(冒険)するか。まあ、私のイチオシは林だ。
で、次に投手だ。井川が珍しくやる気を出しているようだが、どうなんだろう。まあ、少し信用するとして、そして岡田は溺愛しているだろうから開幕&ローテ入りは故障がない限り確約されているようなもんだろう。我々ファンとしては「またか……」なのだが(笑) それでも2003年はきっちり20勝したし、力はあるはずなんだけど。で、次に下柳……どうなんだろうねぇ、下柳。期待したいし応援してるけど、年が年だけに。去年先発ローテで新しい顔といえば安藤と杉山だが、多分この2人はやってくれそうな気がする。多分、だし何の根拠もないし、むしろファンの希望的観測なのだが(笑) 一応これで左右各2枚。あと1枚ずつ……となると、能見とオクスプリング? 能見は去年の終わり頃が良かったので、先発5番手6番手ぐらいででも入って来そうだ。オクスプリングは全くの予測不能(笑) 彼こそオープン戦が始まらないことには何とも言えない。中継ぎスタッフは去年どおり? ただ去年どおりだとこれまた研究されてて打たれる事間違いなし(中日岩瀬はどうして毎年活躍できるのかなぁ)。藤川はWBCの影響もあり、勤続疲労もありであまり負担かけない方が良さそうなので、新たなリリーフエースの出現が待たれる。江草とか橋本とか、先発転向してもおかしくなさそうなのがいるので、ここら辺に期待してみよう。桟原? ルーキーイヤーは良かったんだけどねぇ……。
とまあ、何だか豪華布陣で今年も優勝間違いなし!なんて思ってしまうんだけど、それは去年でも思ったこと(去年優勝できたけど、途中青息吐息だったし。それに期待してなかった藤川があんなに活躍した)。今年もきっと、そろばん弾いたとおりに動かない選手が多くて苦戦するに違いない。というか苦戦しないとペナントレース楽しくないしね。ただ、今年はその豪華布陣が額面通りに動いても、他球団の補強の分で少し圧迫されそうな。
とまあ、楽しい季節が近づいてきたぞ、ということで(笑)
- 平成18年2月1日
新装開店?
というわけで、"新しい徒然"を
『橘雪翼の、侃侃諤諤喧喧囂囂』
という名前で始めさせて頂きます。なお、当然のことなのですが、実質徒然時代と何も変わりません。 これが橘雪翼クォリティです。低すぎというか、語るレベルじゃないですね。強いて言えば今までの「徒然」みたいに省略しにくくなったってことですかねぇ。そこで一応考えておいたのですが、リニューアル徒然は、
『かんかんがくがく』
ぐらいで省略してはいかがでしょうか? まあ、何と呼んで頂いても結構なのですが。極端な話「徒然」のままでもいいのですが(笑) 私はここでは、「侃諤喧囂」と省略することにします。もちろん「画像で徒然」は「画像で侃侃諤諤喧喧囂囂(省略時は"画像で侃諤喧囂")」になります。
あ、ところで、ややこしい8文字の漢字は「かんかんがくがくけんけんごうごう」と読みます。「かんかんがくがく」「けんけんごうごう」共に、口うるさく議論する有様、ぐらいの意味だったかと。原義は"多人数で"みたいな意味と"結局結論は出てない"みたいな意味があったような気がします。一人でもやたらうるさい橘雪翼クンの、結論が「結局これだけ書いてそれかい!」と殴りたくなるような内容の、「侃諤喧囂」をよろしくお願いします。
ところで、昨日後輩から徒然の感想?が来た。
>今日ホントに徒然やめるんですか?寂しいです…
>
>
>ってメール送ろうとしたのですが、××さん人の気持ちをもて遊ばないでください(笑)」
大変失礼しました(笑)
昨日今日と、まさしく内容がすっからかんのことを書き続けたので、別の話題を。内容がすっからかんであることは相変わらずなのだが(笑)
関東にSL列車で「SLばんえつ物語号」というものがある。その名の通り磐越なんとか線を走っていたかと記憶しているが、例によって橘雪翼の鉄道知識ほどアテにならないものも少ないので、乗りたい人は調べてから行くこと。苦情は受け付けない(ご意見とご感想のメールは随時受付中です)。で、模型で先日(5年ぐらいは前?)製品が出た。客車の6両セットで、SLも指定ナンバーの専用機が発売された。客車はカトーだが、機関車の方はカトーとマイクロエースの両社から発売される形になり、私は何故か両方持っている。実車に忠実なスケールなのがマイクロエースなのだが、牽引力と安定走行性はカトーの方が優れており、用途によって使い分けるつもりで両方買った。一応マイクロエースでも十分走った。で、実車はその後変化があった。中央に1両、ハイデッキ構造の眺望を良くした感じのイベント車両が使いされた。で、今度、カトーからその車両を加えたものが発売される。
――7両セットとして
ごめん、真ん中の1両の単品売りはないのかな? 前の製品買った人たちはどうしたらいいのかな? まさか6両ダブるのを覚悟でもう1セット買えと仰る? ちょっとそれは酷いんじゃないかなー。従来分の車両も情報によると一部リニューアルされるようだけど、ちょっとそれは"丸ごと買い直し"するには理由付けとしては弱いよぉ。
過去にDD51北海道色2両のトミックスリニューアル製品が発売されたとき(ついこの間のことだが)、旧製品2両を後輩に売り付けて自分は新しいのを買う、というアクマのようなことをした。だが、流石にそんなことを2度も3度もやるのは気が引ける。まあ、DD51は10年以上前に買った物でぼろかったことを考えると、今度のSLばんえつ物語号は製品がまだ新しく綺麗な分マシといえばマシだが……ねぇ。でも一応聞いてみよう。セントレア一号車君、「ばんえつ物語号」欲しくない?(←名指し)
正直なところ、中央の1両は編成美というものを乱していたような気がしないでもないので、6両でいいやと思わなくもない。何とも歯切れの悪い書き方がイソップ童話のキツネと葡萄の話のような雰囲気を匂わせる。