代用急電クハ76ライト点灯化

ライト点灯化シリーズ“第三弾”

  昨年の終わり頃から取り組んでいる、キット組み立て車両のヘッド/テールライト点灯化。その第三弾として旧型国電クハ76(第三次関西急電代用編成)の加工を行った。旧国としては、クモハユニ64以来の2例目になるが、クモハユニの時は当時書いたように、動力車であること、ヘッドライトだけでいい、という点で楽だった。ちなみにクモハユニはその後、ライトちらつき防止回路組み込み実験を行っている(ほぼ完了しているが、もう少しだけ大きな抵抗も試してみようと思っている)。

例によって方向を切り替え

  さて、年が明けてから半月経ってしまったが、方法としては確立されたライト点灯化になぜこんなに時間が掛かってしまったのか説明しよう。遮光で苦労したのだ。侃侃諤諤本編でも少し書いたように、テールライトの位置が低いこと、車体が単純な真四角でない事、たったこれだけのことだが遮光ケースを作るのに四苦八苦した。手持ちの品物だけでは苦しいと考えて、あれこれ物色。ネット通販で新“助っ人”の獲得に動いたのだが、最近通販は届くのに時間がかかるね……。待ってる間にクハ25を分解したりして待っていたのだが、こちらも“例の液体”が残り僅かだったりして、追加投入を通販に頼ったらこれまた届かない(苦笑) あ、次回のネタをついついばらしてしまった(笑)

助っ人候補3点

  今回助っ人候補として新規に獲得したのがご覧の通り。「遮光ケース」を作るのが面倒だ、というわけで、上から黒いテープを貼ってみようという思い付きで「パーマセルテープ」というのをチョイス。結論から言うと、これが楽でかなり効果的だった。次回から全面的にこいつのお世話になろうと思う。ちなみに、この中でお値段が一番高く(唯一の千円越え)、コストパフォーマンスが悪そうだったのだが、実は量も一番多くて実はお得だったかも。多分このテープを使い切ることはないんじゃないかと思う。次に選んだのが「黒ゴム接着剤」。遮光ケースと車体内側の間にできた隙間を黒い接着剤で埋めてやればいいんんじゃないか?という思い付き。パーマセルテープがあまりにもお手軽過ぎたために、試す間もなくお蔵入りになってしまった(爆) 多分将来的には、本来の用途である靴や鞄の修繕に使われることになりそうな。そして最後はマスキングテープ。

模型用ではない?マスキングテープ

  モデラーがマスキングテープと言えば塗装の時に使う本来のマスキングテープなのだが、こちらはおそらくラッピングとかそういう“おしゃれ用途”を意識した製品だと思う。目的は違えど同じマスキングテープなのだから、多分普段使っているものと似ていて特徴は理解している。パーマセルテープが未知のものだったから、“保険”の意味合いで、安かったのでとりあえずカートに放り込んでみた。よって、こちらもまだ開封していない(爆) ま、いつかは何かに使えるかもしれないし、安かったからいいんだ。

  とゆーわけで、懸念だったテールライトの問題も無事完了して、旧国シリーズのライト点灯化にも支障がなくなった。まだTNSP化や連結器周りのディティールアップ作業がまだの車両も結構残っているので、それと合わせて順次作業していければ。その前に、とりあえずお次は、さっき漏らしてしまったように鉄コレ25弾のクハ25の加工の予定。もちろんライトも光らせます。

(2018.01.16)

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