1年越しの課題をクリア
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去年原形の阪急5100系を制作した時、連結面周りの作業をサボっていた。先日2パンタ車を作ったので、2編成分まとめて……ということでようやく着手。スカスカだった連結器周りも適度に埋まり、原型車のディティールと合わせてそれなりに「らしく」なったんじゃないかと自己満足。やろうと思えばまだもう少し追い込めそうな気がしないでもないが、やりすぎると弊害もあるのでこの程度で許したってください。
※主に段々とやる気が削がれていき、次回作への悪影響が懸念される。
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偶数車
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国鉄・JR型をメインにやってると「奇数車」のイメージなのだが、ここでは偶数車。方針としては「連結器の左右の空き空間を一番目立つパーツで埋める」。というわけで、運転席側にジャンパ線受け、助手席下側ジャンパ線を設置。前者は先日クロスポイントブランドで発売された、グリーンマックスの阪急2800系用パーツの分売品を使う手もあったのだが、色々考えた結果、プラ棒を使った自作パーツで簡単にまとめてみた。プラ棒は海外製品の直径0.88mmの物がちょうどいいサイズかと思われる(1mmだとやや太く感じる)。ジャンパ線は銀河モデルのパーツだが、こちらはやや大振りに感じる。
余談だが、連結器はGMの阪急2800系用パーツの分売品だ。その昔、GMストアで純粋に連結器のパーツだけが分売されていて、多めにストックしてある。1個(1編成2両分)で100円プラス消費税とリーズナブルだったのだが、今回発売されたクロスポイントブランドの部品は、連結器周囲のディティールパーツも付属した上で2編成分800円プラス消費税と“大幅値上げ”になってしまった。
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奇数車
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あー、ちょっと見辛いかもしれません。奇数車は連結器左右両側にそれぞれ異なるケーブル類が付く。左右でどう違うのか私は詳しくないのでよく知らない。運転席側は奇数車を対称形にした構成。助手席側は、箱のようなものから3本のケーブルが出ている。私の推測では、「車体にジャンパ栓があってそこからケーブルが出ているが、見栄えがゴツゴツしていて阪急マルーンには相応しくないので箱で隠してすっきりさせている」。ここのパーツが一番考えさせられて、最終的には厚み0.5mmと0.3mmのプラ板を貼り合わせて、0.3mmの穴を開けた上で適宜曲げた真鍮線を取り付けている。実車のケーブルはもうちょっと柔らかそうに曲がりくねっているのだが、そこを追求すると大変なので、シンプルな「し」の字型で誤魔化した。
あと、両者の乗務員扉下にステップを取り付けた。部品は銀河モデル製品だ。
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未施工状態(一番右の5139)と見比べてみる
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気付いた方がいるかもしれないが、1枚目の写真と2枚目以降で付いている看板が違う。先日の5136Fの完成お披露目の時に看板が付いていなかったので(サボった)その作業もしたのだが、その際に10連運転は急行運用だったらしいことを知り、“10連対応した”ウチの5100Fも急行看板を付けることにした(前後で違う行先にするのが好きなので、反対側は特急にしてみた)。その際に余った角形をそのまま5136Fに回している。写真はというと、去年、5100Fを作ったときに床下機器の塗料が剥がれて来たというトラブルに関係する。今回はその塗装し直しも一緒に行ったのだが、その際に“工場に入場していた”のが5100Fのみで、ディティールアップと合わせて先に作業が完了したのが5100F。その時点で2枚目からこの4枚目までの写真を撮り、1枚目は5136Fのディティールアップと看板付け替えが終わってから撮ったので、付いている看板が違うことになった。看板自体はゴム系接着剤にてちょん付けしてあるので、気が変われば付け替えることが可能。
これにて今回の作業は完了。あとは……長年の課題のライト点灯化だな。案ずるより産むが易しとも言うけれど、ひたすら案ずるタイプの人間だからなあ。
(2017.10.05)
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