えき・すとりーむぷろ

　　今使っているパソコンを組み立てたのは２年前。搭載した128GBのSSDは、記憶があやふやだが確か１万２千円ぐらいだったと記憶している。それから２年と少し、SSDの値段も少しずつ下がって来て、今なら同額で512GBのものが買える……ところまではちょっと行っていないようだが、とにかく安くはなった。そろそろ容量の大きいものに取り換えようかな、というところである噂を耳にした。ウィンドウズを10にアップグレードして、その後SSDを（に）換装したら別PCと認識されてウィンドウズ10がインストールできなかったという話。無料で手に入る間にウィンドウズ10にしておこうかと思っていたので、この話にはビビった。10にしてからSSDの交換をするとダメかもしれない。
　　そういうわけで、アップグレードが無料でできる間にSSDの換装も済ませなくてはいけなくなった。普段なら期限ギリギリにやるところ（今でも充分ギリギリかもしれないが）ちょっと早めに動いた。同時に、あるアイディアも浮かんだ。新しいSSDにウィンドウズ8.1経由で10を入れる。10がど〜〜〜〜〜しても気に入らなければ、古いSSDに戻すだけで8.1環境がそっくりそのまま返ってくるのである。いや、ダウングレードって手もあるみたいだけどね、この物理的デュアルブートならば10と8.1を気軽に行き来することができる。そのメリットがどこにあるのか私には説明できないが。

　　２年前のPC組み立て時もサンディスクのSSDは視野に入っていたのだが、手に入らなかったので別のにした。今は普通に流通しているようである。ざっと調べたところ、サンディスクのSSDは３ラインあって、最高級のExtremePro、次のUltraII、そしてPlusとかいうもの。今回、UltraIIとExtremeProで悩んだ。UltraIIの値段を見て容量を480GBにすることを決めたのだが、同じ容量のExtremeProは５千円ほど高かった。はっきり言おう。私の使い方であればUltraIIで充分である。しかし、ExtremeProというネームバリューに惹かれた。つまり、デジカメに差しているSDカードやCFカードとブランド名を統一したかったのだ。いや、もちろん、理由はそれだけではない。一番いいやつを買っておけば後々の憂いが少ない。ただ、それに５千円を支払う価値はあるのか？　店頭で散々悩んだ結果、最後の一押しになったのはこの写真を撮影したいという意味のない動機だったのだ（笑）