ニコンD810を買ったぞ!(真)

正真正銘、ニコンD810の写真

  D810で6Dを撮ったあとに6Dで撮ったD810の写真。前回の写真もそうなのであるが、いずれも手持ちで感度を上げてシャッター速度を稼ぎ、手ブレしないよう撮っている。D810は高感度でも画質の低下が少なく、α77やE-PM2とは違ってISO1600や3200にセットするのに躊躇しない。比較対象が間違っていると言われるとそれまでだが、私はそれしか持ってないので仕方がない。それまで私にとって「ないよりマシ」だった「デジタルの高感度」だが、ここにきてついに?ようやく?「フィルムを越えた」ものとなった。

最短撮影距離

  厳密に比較したわけではないのだが、義兄の6Dに付いていた24-105mmF4とこの24-120mmF4とを撮り比べると、後者の方が最大撮影倍率が高く感じた。いわゆる“寄れる”というやつである(あまりその表現は好きではないのだが)。メーカーサイトで確認したのだが、どちらも最短撮影距離は0.45メートル。最短撮影距離が同じなら、ニコンの方が望遠端が長い分最大撮影倍率も高くなるはずだが、両者共に0.23倍とのこと。近接撮影においてはフォーカス時の光学系の移動とかも関係してくるのか、寄れるからといって撮影倍率が高くなるとは限らないようである(*1)。

*1 タムロンの24-70mmF2.8は、最短0.38メートルで最大撮影倍率が0.2倍。一方ニコンの24-70mmF2.8は、50mm時0.38メートル、70mm時に0.41メートルまで寄れて、最大撮影倍率は0.28倍になるらしい。最大倍率になるのが50mm時なのか70mm時なのか分からないが、前者であれば焦点距離が短くて同じ距離までしか寄れないのに倍率が高くなることになり、後者ではより遠くから撮っているのに倍率が高いことになる。不思議だ。

(2016.04.02)

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