キハ391より早く発売されたキヤ97組み立てキット
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キハ391を組み立てるつもりだったのだが、キヤ97も発売され次第(購入次第)早めに組み立てるつもりだったので、早速制作に取り掛かった。何も発売されないよりずっとマシだ。まあ、ずっと何も発売されないのならそれはそれで別のを腰を落ち着けて(だらだらと)作るからそれはそれでいいんだけどね。 |
動力は組み立て済み
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このシリーズ(プラシリーズ)には今のところ組み立て済の動力が付属している。ワールド工芸と言えば動力から組み立てるのが面白いところなのだが、このシリーズは初心者向けを狙っているようなのでこれで“当然”なのだろう。但し、他の部分が初心者向けかどうかは私には判別が付きかねる(なんか持って回った言い方だな)。あと、私が作るとしばしばまともに走らないことがあるので、これに関しては手間もかけずに安定した走行性能が保障されていると思って歓迎しておこう。 |
例によって謎の拘り
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以前、レールクラフト阿波座の山陽5000系キットを作った時、台車の台枠をねじ止め式に加工した。真鍮板を折り曲げるだけの台枠は色々な面で不安を抱えたのがその理由。今回のキヤ97もやや頼りなかったので、ねじ止め式に加工。加工自体は簡単なもので、位置決め用の2つのボス(ベースプレート)及び穴(ステンレス板)のちょうど中央部に穴を開け、直径1.2mmのネジで止めただけ。
ちなみに動力の方も、ベースプレートにステンレス板を接着剤?で固定してあるだけの構造。組み立て調整済だし、 |
想定通り
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床板のボルスターが妙に大きなモールドだったので、ネジの先っちょが貫通してると多分当たるだろうな……と思って加工したら、やっぱり干渉して“浮いた”状態になった。想定内すぎてトラブルとも言えないレベル。解決法はざっと思い付いただけでも4つ。
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2両で5分もかからない簡単な作業
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左がそのままで、右が削った状態。カッターナイフでちょちょいのちょいの簡単な作業。ほとんど見えない場所なので、仕上がりもそんなに気にする必要はない。
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ここは加工する人多そう?
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さて、実車写真と見比べて気になったのがこちら。スカートが……何故か埋まっている。成型の都合だろうか? 左のパーツ状態のが未加工の状態で、右が開口してみたもの。連結器脇は形状が複雑なのと、細くて折れそうなのでこのまま行く予定。その連結器も、キットそのままだとアーノルドカプラーなので、特に連結する必要もないのでどこかからダミーカプラーを持って来ようと思っている。あと、実車にはスカート下部にスノープラウが付いているので、そちらも何とかしたい。 |
説明書に気になる一文が
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そうそう、このワールド工芸のプラシリーズは、プラはプラでもスチロール樹脂ではなくABS樹脂が使われている。何故ABSなのかは不明。そしてABSなので、タミヤの“白キャップ”とか“緑キャップ”は使えない。つい最近もそれで失敗した……去年の夏ごろに完成したモハ71形の床下機器、グリーンマックスのモハ70の床下パーツを加工して取り付けたのだが……材質がABSだと思わずに普通の接着剤で接着した気になって、塗装作業中とか組み立て作業中とか完成後とかにポロポロ取れてようやく気付いた。ともかく、ABS樹脂はスチロール樹脂用の接着剤では接着できない。当然ABS樹脂用の接着剤が必要なのだが……ワールド工芸の説明書の書き方が気になる。
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ABS樹脂用のプラモデル専用接着剤が販売されてるんですが?
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私が愛用?しているのがこちら。グッドスマイルカンパニーから発売されている、ABS専用の流し込みタイプの接着剤。はい、書いてありますね、プラモデル専用って。ABS樹脂用であれスチロール樹脂用であれプラモデル専用接着剤であることには変わりないと思うんだけど、ワールド工芸の人はプラモデル専用じゃないABS樹脂用の接着剤を使っておられるのだろうか。なお、タミヤからもABS専用接着剤は発売されていて、そちらも併用している。随分前に買ったものだから、溶剤が揮発して粘度がちょっとアレなんだけど……画像の流し込み接着剤で“薄めて”使えるのかなあ?(タミヤ白キャップは、“濃くなった”ら緑キャップを混ぜて調整している)
(2016.03.26)
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