24両編成の

普段とは違ったアングルで

  ついに念願のユーロスター増結セットを手に入れた! 中間車ボディ他のAssyパーツの設定がなかったために4つ買う羽目になったが、フル編成が組めるようになった喜びの方が大きい。値段がアップしちゃったのが地味に痛いけど、フル編成(以下略)。念のため復習しておくと、
 ◇ 実車は20両編成
 ◆ カトー製品は基本セット8両、増結セット4両
20両揃えるだけなら増結セットは3つでいい。しかし、
 ◇ 実車編成は、「機関車+R1〜R9」を背中合わせに2つ繋げたもの
 ◇ 「R1〜R9」の内訳は、2等車5両、食堂車1両、1等車3両
 ◆ カトー製品は「基本:2等車4両、1等車2両」「増結:2等車2両、食堂車1両、1等車1両」
ややこしいが、増結3セットでは食堂車が1両余って1等車が1両足りなくなる。Assyが出ていれば1等車1両分の部品を買いそろえるだけで済むのだが、今回はそれがないために4つ目が必要となったわけである。

多分この画像でもある程度数えられるはず

  話が長くなってきたが、要するに20両編成で走らせていると4両余らせるのが勿体なく思えて全部繋いじゃった、ということである(どこが「要するに」になんだ?)。1枚目の写真だと全く分からないが、2枚目の写真なら辛うじて21両以上あるのが分かる……??? 頑張って絞りを絞って撮ったので、思ったより後ろの方までピントが合ってくれた。しかしながら、ゴミが写りこんでしまって右上の方に黒い点が……。
  話が1枚目の写真に戻るが、新しい撮り方を模索してみた。新鮮な感じで面白かったので、次回以降も採用予定。

ダブル食堂車

  24両化はいわば“フリーランス”なので、どんな風に繋いでもいいわけであるが……私は食堂車をダイレクトに2つ繋げてみた。「2等車×6+食堂車×2+1等車×3」となる。ただ、ちょっと考えてみると、1両が2等客用、残るが1等客用に分かれた選民意識高い系の列車になってしまったかもしれない(汗)

ダブル食堂車

  今回買ったのは増結4セットのみ。基本は大昔に(多分初回生産時)買ったからだ。当時に増結を揃えておけばいいものを、「きちんとした実車編成にならない」という話を聞いたのと、20両という両数にビビったのが理由で1つも買わなかった。前者は今ほど情報網が発達していなかったのと、今ほど欧州型に興味がなかったのである意味仕方がない。後者についても、まさか20両並べても問題ない環境が手に入るとは思ってなかったから仕方がない。こうして見ると私の人生の半分ぐらいが「仕方がない」で構成されているように思えるが、あながち間違いじゃないので仕方がない。
  そんなわけで、今回の再生産で最大の懸念がロットの違いによる色の差だった。塗料ですらロットが違えば微妙に色が違うと言われるこの世界、完成品模型もロットが違えば色が違ってくることは珍しくない。許容範囲内だったらいいのだが、無視できない差だったら……基本セットの買い直しを検討するつもりだったので、家に帰って繋いでみるまでちょっとドキドキだった。結果はご覧の通り。右が初回ロット(?)、左が今回ロットの車両で、滅茶苦茶厳しい目で見れば違っているのかもしれないが、ぱっと見分からないレベル。連結すれば見えなくなる部分で塗料の回り具合が違うのだが、見えないので問題ない。

コメント

  実車より長い24両編成で走らせて心配なのが動力性能だが、問題は見られず快調に走ってくれた。坂道を登る際の減速度合いも他の列車と比較して特に大きくもない。全24両が勾配区間に差し掛かることはないので、多少両数が増えたところで動力に掛かる負担はそこまで大きく増えないのだろう。
  走らせていてふと思い出したのが「D51+セキ3000×50+ヨ5000」の編成。この時もD51の動力に感心したなあ……ということで並べてみた。ヤードの余り具合から分かっていたが、ユーロスター24両よりも長い。ユーロスターフル編成(フル以上編成)に舞い上がり、深夜のテンションも相まって変なことをしてしまった(笑)

(2015.12.08)

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