ファーストラン

SBB Re4/4II TEE

  去年の今頃だったかに、フライシュマンが新製品として発表したスイス連邦鉄道Re4/4IIのTEEカラー。それがようやく今頃に発売されて、購入してきた。同時に、今年発表された標準色も入荷していたので以下同文。牽引されている客車は……カトーのオリエントエクスプレスである。今年発売されたパリ〜香港バージョンで、多分この編成ではスイスは走っていないので模型ならではの組み合わせとなる。パリ〜香港版オリエントエクスプレスの牽引機はホビートレイン製品の機関車が適合するようであったが、あまりその機関車に興味がなかったので保留。では何に牽かせよう? と思案していたのだが、「近々発売されるであろう(されるといいな)Re4/4IIにその役を任せよう」ということになり、線路上には並べたものの初走行はお預けとしていた。Re4/4IIが無事発売されたので、今日初めて走らせてみた。

全体図

  編成全体が写るように構図を変えたのだが、どうしても後ろの方はボケボケとなる(苦笑)。に加えて、画面に無駄なスペースが多くなる。まあ、こんなところまで画面比3:2に拘ることないと思うのだが……。TEEカラーと赤一色の重連は、あったのかもしれないけれど赤い方が今回の製品では冷房付きなので、実車がこの組み合わせで走るチャンスはなかったんじゃないかと思う(詳しくないので良くわからないが)。まあ、気分である。

標準色は2両購入

  赤一色の標準色は2台購入した。もちろん重連運行するためである(もしくは2列車すれ違い)。今回のフライシュマンの新製品は、旧製品(旧色の緑だけ持ってる)と比べると
・手すりと前面の配管、ワイパーが別パーツ化(TEE色には前面配管はない)
・側面のルーバーが印刷から成形に(TEE色には側面ルーバーはない)
・パンタグラフが小型、及び精密に?
・動力関係の改良?
・連結器が、台車マウントから車体マウントに
等々結構違いがある。側面ルーバーとパンタグラフは、旧製品で気になる部分だったので改良は大変嬉しい。車体幅が少し広めなのだけは旧製品から変わってなかったけど。
  あと、撮影時はパンタグラフ上げたけど、上がりすぎて鉄橋に当たるので走行時は畳んだ状態で(苦笑) 外国形はこういうのが多い……パンタグラフ上げずに走らせるのもダサいので、なるべくストッパーを追加して適度な高さで止まるように改良している。今回は初走行なので作業が間に合わなかったということ(記念すべき初走行の前にやれよ、という意見も出そうだけど)。

“スイス電機”も数が増えた

  そんなわけで、今回一気に3台もスイス電機を増やしてしまった。欧州型(主にスイス)にはまって3年近く、「気が付けば」スイスに関係のある機関車の台数はついに20台を超えた。というわけで、記念撮影してみた。手前の線から順に
・カトー Ge4/4 III
・フライシュマン Re460、Re465
・フライシュマン Re4/4 II
・カトー Re460(一部はホビートレイン販売)
・カトー Re4/4 I、Re6/6
・トリックス Re474、ワールド工芸 ED12
・カトー 香港のRe460同型機

純粋にはスイス電機とは呼べないものも混じっているが、まあそこはそれ(笑) ちなみに、ハマる前に買ったものも何台か含まれているので、全てをこの3年間で集めたわけではない。
  今回のRe4/4IIで一通り揃った感は出たので、今後はあまり増えないかな……? とか言ってて増えたりするのがこの世界の常である(開き直り)。Re4/4IIのCargo塗装が控えているし(フライシュマン製品……今年発売予定?)、Re482もチャンスがあれば手に入れたい(トリックス製品)。Re460は大好きなので、フライシュマン以外にカトーとトリックスの標準色を並べてみたいという欲求も。こんな感じで、物欲って恐ろしいよね!

(2014.10.20)

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