塀の外にて
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うちの家には古い?蔵がある。その蔵と塀の間にちょっとした隙間があって猫の通路となっているようである。明らかに“誰か”が掘ったような空洞になっていて、何年も前にその当時の野良猫が自分が通るために広げたのだろう。その通路から出てきたいつもの3匹。私がいつも(写真を撮るために)狙っていたので移住でも考えていたのだろうか。私の姿を発見すると逃げていった……家の中に。逃げる方向間違ってるよ。 |
親猫&二号
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親猫と二号。親猫はいつも通り私を睨んでいる。ここ、うちの家なんですけど。二号は相変わらず無警戒。……あれ? 一号は? |
隠れていた一号
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一号は蔵の陰に隠れるようにして潜んでいた。顔を出したところを激写。何か情けない表情しているなー。とは言え、数少ない“子猫一号”の鮮明な写真である。 |
この後さらに逃げた親猫&二号
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この後さらに親猫と二号は逃げたのだが、逃げた先が悪くて袋小路……もっとも、親猫は塀をジャンプして跳び越えられる。二号は脚力が足りなくて……私と長時間対面することに。我が子を置いて逃げる、睨むことしか出来ない情けない親猫(もっとも、大概の猫はそうだろうけど)。最初は流石にちょっと怯えた感じの二号だったが、しばらくすると私が何もしないと思ったのか、食べ物が落ちてないかと?地面をクンクンしだした。 |
また別の日
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この写真はまた別の日。相変わらず石の上で一号二号揃って寝ていた。右に見えるのが二号。撮影条件が悪く、露出アンダーだったのを補正して無理矢理明るくしてます(ピントも微妙)。 |
例によって
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私が狙っていると気付くと、いつものように逃げて行った。最早お約束。 |
二号はもちろんそのまま
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「ん? あいつどこいったんだ?」という感じの二号。こうしてみると、痩せ細った感じだなあ。 |
灯篭の下に隠れた(つもりの)一号
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さっき逃げて行った一号。この日は隣の家には逃げ込まず、灯篭の下にいた。というわけで何枚か写真撮ったのだが……やはり撮影条件が悪く、感度も上げたのでイマイチな写真しかない。 |
空を見上げる二号
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空を見上げる二号……厳密には、トンボが飛んでいたのでそれを目で追っていたのだろう。「あれ、捕まえたら食べられるかな?」とか思っていたのだろうか。狩猟本能はあるようだが、見るからに弱々しい印象を受けた。 |
バイバイだニャン!
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さらにまた別の日、茂みに隠れてこちらの様子を窺っている二号。この日を境に、子猫たちはうちの庭から姿を消した。初めて私が目撃した日から一ヶ月と経っていなかった。今見返すと、この時の二号の表情は私にお別れを告げているようにも見える――彼らにとって私という存在はいちいちさよならを言う相手ではなかっただろうが。 (2013.11.06)
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