青22号

”青22号”の模型を色々並べてみた

  各社の(実車が)青22号で塗られた車両の模型を並べてみた。左から順に、天賞堂103系(HO:大きいの)、今回私が調色して塗ったグリーンマックスのエボシリーズの103系、同じGMの塗装済みキット、リトルジャパンのクモハ40に(おそらく)GMの缶スプレーの青22号を塗ったもの、カトー103系(比較的最近の)、青22号一色の模型がなかったので帯色に使われているトミックスの113系阪和色(HGの限定品、まだパーツ付けてない……)、敢えてこういう風に調色したものを塗った大糸線クモハ12。

適当に画像編集してみた

  横にずらっと並べただけじゃ分かり辛いかも、と思って適当に画像編集。色の明るさ、濃さの話をすると……まず、天賞堂の103系が一番明るい印象を受ける。天賞堂103系は、青に限らず各色明るめに仕上がっているという話を聞いたことがある。次に明るいのは私の調色したもの。そういう風に色を混ぜたので当然といえば当然。以下は僅差で、「GM(多分)缶スプレー≒トミックス阪和色→GM塗装済みキット→カトー」という順に暗くなっていき、私の調色した大糸ブルーは全く傾向の違った色になっている(笑) こうしてみるとまるで違う色だが、実車写真を見ると、光線状態やフィルムの種類(?)、印刷の具合によってこういう感じに写っている青22号もある。と、手前味噌フォローを入れておく。

手持ちの写真と、テストピースの比較

  次に、私が写した写真とテストピースの比較。写真の103系正面部の右に、プラ辺に色を塗ったものを置いて比較している。一番上が今回調色したもので、真ん中がGM青22号(瓶入り塗料:結構古いロット)、FARBEの青22号。FARBEの青22号の方が濃く、カトーの103系はどちらかというとこれに近かった。GMの青22号は棚の奥から出てきた古いビンのものを使ったので、ひょっとしたら最近のロットのものとは違っている可能性があるかもしれない(なんでそんなんでテストしたんや……:実際、塗装済みキットと比べるとやや明るく、缶スプレーで塗ったと思われるリトルジャパンのクモハ40とほぼ同色だった)。
  こんな感じなので、今回の調色は大成功。最寄の駅にやって来る103系が大好きで鉄道が好きになり、大好きな103系の模型を手元に置くことを目標にこの趣味を始めた。気が付けばあれから20年以上経っている。長かったが、自分にとって世界で一番カッコいいと思える103系の模型をようやく手にすることが出来た。


  まあまだ、もうちょっと細かいところを詰めておきたいんだけどね。

(2013.08.27)

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