忘れ物

　　「ハイカラ号」の組み立て途中、作業台の上で”発掘”されたこの部品。一体何の部品でしょう？　いつもの通りクイズ形式。下の選択肢の中から一番近いと思うものを選んでください。

１．何の部品か良く分からない
２．ハイカラ号用のパーツ
３．阪堺161形のパーツ
４．阪堺161形に取り付けるべきパーツ
５．阪堺161形に取り付けるべきなのに橘雪翼がうっかり付け忘れていたパーツ

いつもの通り、正解したからと言って生きる上で何のプラスにもなりません。

　　もっとも正確な答えは「５」。「４」とか「３」とかお答えの方は惜しいですね。阪堺161形の具体的にどんなパーツかというと、窓枠。中央のだけは排障器という別の部品で、こちらは予備部品で余ったものだから残っていても何の問題もない。周囲にある四角い穴が開いた長方形の長細い部品は「完成」した模型に本来取り付けられていなければいけないものだ。

　　画像は先日お見せしたものです。青い車体の窓に、本来はあるはずの枠がないせいで「窓が大きく」なってしまっている……。そういえば、製作中に実車写真と見比べて「おいおい窓枠が再現されてないぞどーなってんだ」って思った記憶がある。その時は別部品の窓枠を見て納得していたのだが……塗装する際に完璧に忘れていた。厳密に言うと、塗装する時も、最終組み立てする時も、完成したと思って写真を撮っている時も、その後部品を発見するまでずーーーーーっと完璧に忘れていた。実物を見慣れていれば違和感があったんだろうけど、あんまり見たことのない車両だからね。ハイカラ号は注意しよう（メーカーの組み立て見本よりは頑張ってる自信あるけれど、過信は禁物だ）。

　　ちなみに、１枚目の画像の左上にちらっと写っているのがハイカラ号です。あまりにもチラッと過ぎますかね（笑）