レールクラフト阿波座 阪堺161形雲塗装(青)完成

(6月5日追記) 一部部品を取り付け忘れていたことが発覚しました。正確には「完成」とは言えない状態です。
雲の塗装が特徴的なモ169

  ページタイトルとキャプションが昨日のト同じだけど、画像は別に撮り直したもの。撮り直したことに意味はないのだが、明るさが違うものを選んだ。(私のモニターで見たときに)実物の見た目により近いものをと思った結果そうなったのである。私は何となくMr.カラーのスカイブルーを想定していたのだが、説明書の色指定に「ライトブルー」とあった。手持ちにない色で、買いに行くのも面倒なのでその場で調色することにした。「青い空に白い雲」というイメージだったので、綺麗な青にすべくスカイブルーに普通の青を加えた(「青い空に白い雲」だったらそのままスカイブルーでいいじゃん、って突っ込まないでね)。結果(私のモニターにおいては)今日の画像に近い色になったのだが、後からネットで見るとどうにも「ハズレ」だったような気がする。そのままスカイブルーでよかったような気がする。ちなみに私は実車を見たことがない。説明書の写真は、多分紙質の都合で正しい色が出てないと判断した。さらに後で気付いて、ネットでスカイブルーとライトブルーの色見本を比較したら、ライトブルーの方が明るい青だった。調色の方向性が真逆で大ハズレもいいところ。でもまあ、自分で塗った色で気に入ってるからいいのである。なお、実車の色は昨日お見せした写真の方が近いと思う。

上方から見る

  ちょっと明るめのカットを選ぶとこんな感じで、特に青の印象が違ってくると思う。まああれですよ、見た時間帯とか写真を撮ったシチュエーションで色味は多少変わってくるもんなんですよ(自己弁護)。
  パンタグラフは市販品がない?ようで、こちらもレールクラフト阿波座設計の専用品となる。組み立てに多少コツは必要だが、パンタグラフとはこうしたものではないかと。ただ、もうちょっと高い位置まで上昇して欲しかったかなあ(調整で高く上げるのはかなりの重加工になる)。配管類はキットにパーツが含まれているため、前の山陽5000系とか南海2300系のときのように苦労する必要はナシ。正直面倒くささが全然違うので、全キットにこうした部品が付いているとありがたいのだが……まあこの辺はまた直接要望出しておこうかな。ちなみに、"おでこ"のパーツと屋根のカーブも、山陽5000系や南海2300系とは違って非常に合いが良好。ビスタEXから山陽5000系まで曲げ済みのエッチングボディの微調整が欠かせなかったので、今回の阪堺はその点でも非常に組みやすかった。

前面アップ

  前面部のアップ。あまりアップに耐えられる腕前じゃありませんが。ヘッドライトは、カバーのガラスを表現すべくガイアノーツの「UVジェルクリア」というマテリアルを初使用。紫外線で硬化するという透明樹脂で、透明度は非常に高いのだが……透明すぎて良く分からないという結果に。テールライトは一段窪んだ表現になっていて、こちらもUVジェルクリアを盛ることでライトレンズが表現してみた。こちらは存在感はあるのだが、いい形に盛り上げられたかというとそうでもなく、UVジェルクリアについては要研究ということにしておく。下に塗った塗装を侵さない材質らしいので、気が向いたら剥がしてやり直してみようかな。
  前面方向幕はシールが付属していたのだが、厚手で出っ張ってしまってかっこ悪い。なので、自作デカールで対処している。フォントは適当にそれっぽいのを選んだので、ちょっと実車と違うかもしれない。文字サイズももう0.1ミリ大きくしたほうが良かったかな(2種類作って比べてから貼るのが模型制作のコツじゃないかと。反省)。

反対方向からの前面アップ

  1枚目の写真からトリミング。サイドミラー?のミラー部分は、アルミ箔の光沢感が強いほうを表にして貼ってある。画像の下部の切れそうなところに写っている「ワンマンカー」の看板は、これまたシールは付属していたものの自作。どうやら実車は平板の看板なのだが、付属シールだと前面の湾曲に沿って貼ることになる。平面を出したかったので、これまたデカールに印刷してプラ板に貼り付けて……とやったのだが、プラ板(*)が薄すぎて逆に反ってしまい、これまた結果としては微妙かも。

* 最近タミヤから(再)発売された0.1ミリ厚。プラペーパーって商品名だったかな。昔鉄道雑誌で見て、便利そうだと思ったけど既に生産中止になっていたので、復活は嬉しい限り。嬉しいので使ってみたくて今回の看板に登用したのだが、薄すぎたということである(苦笑)

昨日の再掲です

  動力は、カトーの小型車両用(Bトレインショーティー用に発売されたもの)を改造して使う。絶縁に注意する必要はあるが、特に難しい調整をすることなく説明書の手順どおり作れば快調に走ってくれる。但し、阪堺の台車枠を取り付けるために製品の台車枠を薄く削り込む必要があり、私にとっては初の加工メニューであるのも手伝ってか、面倒で集中力を要する作業となった。任意取り付け?となるブレーキシューパーツも取り付けてあるのだが、完成してみると予想通りほとんど見えない(笑)
  阪堺161形は塗装違いでいろいろあるようなので(洒落じゃないよ)、また少しずつ増やしていきたいところだけど……金属キットに飽きが来てしまったのでしばらく先の話になっちゃうかな。

(2013.05.30)

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