グランフロント大阪へ行ってきた

目的の店はカツミ、品物はベークブロック

  開業直前までその存在を認識していなかったグランフロント大阪。もちろん、その中に鉄道模型の店が入るだなんて知る由もなく。鉄道模型の店と言っても、HOゲージ(16番)主体でNは全く作っていないメーカーであるカツミの直営店。1編成20万円30万円するような模型は私には縁がありません――ということで、グランフロント大阪にも当面縁がないと思っていた。しかし、さらに直前になって気付いた。以前欲しかったベークブロックって確かカツミの商品だったよなあ。ベークブロックが何かはヒミツー(ティポ風に<だからそれはもういいって)

ベークブロック

  ベークブロックとは? 素材は良く知らないのだが、多分樹脂。ベークライトってあるけど、多分それなんじゃないかと。ハンダ付けのときに使う道具で、普通のプラスチックとは違ってそこそこの耐熱性があるらしい。流石にハンダゴテダイレクトには耐えられないらしく、ハンダ付けの際に台として使っているベーク板は少し傷んでいる。そのベーク板は、ハンダ付けを初めて間もなくの頃、大阪梅田の某鉄道模型専門店で購入。その後にカツミがベークブロックなるものを売っていると知って再び同じ模型店に行ったのだが、「うちは他のメーカーのベーク板を入れてるからベークブロックはありません」って言われた。何で? ベーク板じゃなくてベークブロックだよ? 全く意味不明。それともカツミは、ベーク板とベークブロックをセットじゃないと卸してないとか? 理由は良く分からないけどとにかく手に入らなかったのでそのままになっていた。
  小さな部品を、しっかり押さえながらハンダ付けしたい場面がある。素手でやると熱が伝わってきて熱い。かといって耐熱フィンガー(というエコーモデルの製品、耐熱性、断熱性のある指サックみたいなもの)を使うと指先の感覚が狂う。という時に使える(使えそう)なのがこのベークブロック。耐熱性と断熱性?があり、耐熱フィンガーと違って堅い素材なのでパーツの保持状態が指先に伝わってくる? まあ、まだ使ってみてないので何とも言えないのだが。しかも今作っているワールド工芸の函館市電ハイカラ号とレールクラフト阿波座の阪堺161形を作り終えたら、しばらく金属キットを作る予定がない(LEDやら何やらの配線をする計画はないことはないが、多分その時にベークブロックの出番はない)。せっかく買ったが、出番はしばらくないかもしれない。

(2013.05.07)

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