今年も梅が咲きました
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数年前は調子の良くなかったうちの家の梅、去年ぐらいから復活して、今年も元気に咲いてくれた。というわけで撮影撮影。もっとも、メインは”当然”フィルムでの撮影なので、ここでお見せできるものは数が多くないのだが……。 |
『エリーゼのために』
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まだまだ未熟だなあ、と思うのがこちらのカット。こういうのをフィルムで撮れるようにならなきゃいけない。カメラの露出計ではかなりの露出オーバーなのだが、「露出オーバー=失敗写真」でもないし、「適正露出=正しい写真」でもない。状況に応じてオーバーアンダーを操れるようになってこそ一人前。そして、時には極端な撮り方が出来て一流。デジタルで結果をすぐ確認できないとそういうことができないうちはまだまだ(以上、私の撮影論)。 |
正解はメジロ
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梅の花にやって来て、その花の蜜?を吸って行く”梅泥棒”さんはこちら。メジロです。何年か前にも梅を撮影していて、偶然撮影に成功したこともあったけど、その時の得物はα−9。36枚おきにフィルム交換という業務が待ち受けているし、フィルムのストックはもちろんフィルム代現像代を考えるとミスショットの多い鳥の撮影には不向き。特にメジロのような小さい鳥はせわしなくちょろちょろ動き回る。ところが今年の私は一味違う! 去年買ったα77がある! これならミスを気にすることなくいくらでも撮影できるぜ! てなわけで、腰を据えて撮影に没頭した。その中から上手く撮れた何枚かをご紹介。
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トリミングして壁紙にまでした一枚
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レンズは300mmF2.8。ミノルタのSSMが搭載される前の玉。もう何年も前に近くのカメラ屋で中古で買ったアレである(ってそんなの覚えてる人いるのかな……)。これがなければ撮れてないものがたくさんあるので、放出してくれた人には感謝。もっとも、そのカメラ屋になけりゃないでどこか他所で買ってた可能性も少しあるが。 |
一番正確にピントが合ったと思われる一枚
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旧型サンニッパということで、レンズ内にモーターは内蔵されていない。オートフォーカスの速度は頼れるほどではなく、尚且つカメラがピント位置に迷いやすい構図が多かった。というわけで、AFのスイッチを切ってマニュアルフォーカスで撮影した。結果、ピントの怪しい写真が量産されたが……それでも納得の行くカットも多かった。デジタルだからね、100枚失敗しても101枚目が上手く撮れれば結果オーライなんよ。 |
真ん丸メジロさん
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シルエットからすると、ちょっと太り気味?に見えるこちら。ピントがどんぴしゃなのが先ほどの一枚ならば、肝心の被写体の様子が一番気に入っているのはこちらの一枚。上の方へ視線を向けて、次に突く梅の花の品定めをしている感じが可愛らしい。実際この直後、直ぐ上の枝に飛び移って梅の密を吸って行きました。 (2013.03.16)
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