少しずつ完成に近付いている山陽5000系

塗装工程に入って順調?に進んでます

  なかなか完成しないレールクラフト阿波座オリジナルキットの山陽5000系だが、塗装工程も進んでようやく山陽5000系らしい姿になった。机の上が散らかっているように見えるが気にしないこと。いつもはもっと散らかっている(よくこんな環境で細かいNゲージの工作が出来るなあ<自慢)。
  塗装工程を簡単に記すと(多分完成後にもう一度説明する)、金属キットなので下塗りとしてプライマー(マッハ「シールプライマー」)、車内側にライトグレー(ガイアノーツ「ニュートラルグレーII」)、車内をマスキング後に朱色の発色を良くするためのライトグレー(ガイアノーツ「ニュートラルグレーI」)、帯のオレンジ(キット指定のモリタ「朱3号」(*))、帯をマスキング後にドアにシルバー(ガイアノーツ「ダークステンレスシルバー」)、ドアをマスキング後にアルミっぽいシルバー(ガイアノーツの「EXホワイト」と「ステンレスシルバー」を混色したもの)。さらにこの後、車体をマスキングして屋根色のねずみ1号、前頭部を残してマスキングし、運転台周りの黒という手順で塗装は進んでいく。
  屋根に四角く地の金属色が覗いているが、アキレス腱のようなものである。塗装する際の持ち手(先日の画像で侃侃諤諤参照)を取り付けたために、塗料の回らない箇所が出来てしまうのだ。しかしながら、完成の暁にはクーラーが覆い隠してくれるので問題がない。現代の車両はほとんどの場合、それなりのサイズのクーラーが載るのでどこか1箇所ぐらいは持ち手を付ける場所がある。旧国や旧客だとちょっと苦しいんだけどね。

* 以前、この色が気に入らなくて赤を混ぜて調色した記憶があるのだが、ひょっとすると調色したビンを使ったかもしれない

メタリック色の粒子感は気に入らない

  ガイアノーツのメタリック色はレベルの高い光沢感が特長である。ところが、ダークステンレスシルバーはやや粒々感があって、実車の綺麗なステンレス光沢感が出せなくて残念。さらに、白を混ぜたシルバーも同じように粒子が粗い感じがする。ダークステンレスシルバーもノーマルのシルバーに何かの色が混ぜてある塗料で、その混ぜ物が影響して粒子感がでてしまうのだろうか? 実車のドアと車体部の質感の違いを出すため、このような色の選択、調色をせざるを得なかったのであるが、仕方がないと言えば仕方がないが心残りと言えば心残りである。
  画像は、上のものとは違うカットから一部分をトリミングして掲載している(なので、やや画像は甘め)。

(2012.06.04)

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