東武、野岩、会津各鉄道6050系完成

3編成完成しました

  いつもの通り、グリーンマックスのキットを組み立てた東武(野岩、会津)鉄道の6050系。野岩鉄道及び会津鉄道のものは、車籍がそちらにあるというだけで実質東武6050系と同じ扱い。色はもちろんのこと形も機器類も東武鉄道6050系。ナンバーと書類上の所属が違うというだけなのだ(走ってないときも東武鉄道の車庫で休んでいるらしい)。そんなわけだから尚更模型では「一緒」。だから1つのキットから3種類作れてしまうように見えるのだ。見た目には1種類なんだけど。

先頭部のアップ

  いつものように先頭部のアップ。前回の東武8000系同様、前面に付く幌は一旦分割して塗り分けた後に再接着してある。自己満足だが、私はこういうところにカッコ良さを感じるのである。行き先表示幕も、前回同様セロハンテープを使用して裏から貼り付けてある。同様にこの方が”カッコいい”のだ(笑)
  なお、右は東武鉄道所属の2パンタ車。何編成か存在する霜取りパンタグラフ装備車だ。キットにばっちり配管資料が載っていて親切だったりする。

連結面間隔が……リアルだが……

  キットの床板にはTNカプラー(ボディマウントタイプ)取り付けが簡単になったものが付属しているのだが、そのまま付けると……物凄く連結面間隔が詰まる。リアルなのだが……リアルなのだがちょいとこれは接近しすぎで怖い? まあ多分、この程度なら問題なくカーブを通過できるはずだけど。
  屋根上のクーラー、一番前のものは実車では銀色らしい……?んだけど、敢えて他と同じ明灰白色で塗ってある。あくまでイメージの問題。しかしながら明灰白色はやっぱりちょっと青いよなあ。次のときはまた別の色を探すとしよう。

ちょいとアップ

  上の画像をアップで。ドアのガラスに「乗務員室」、その脇に「乗務員室立ち入り禁止」というレタリングが入っていたり。共にインレタに収録されていたので貼ってみた。細かいがちょいとニヤリと自己満足できる要素である(8000系は「立ち入り禁止」については印刷済み、ドアガラスはインレタが入ってなかった)。
  右の車両のドアの一番下、若干赤の塗料が乱れているのが分かるだろうか? これはキットを開封した時からこう。良く見ればドア上の帯の下も怪しい。帯そのものの赤も、濃度が一定じゃなかったり……。おそらく赤の塗料が乗りにくい、乾燥しにくい、という理由なんだろうけど……何とかしろよなGM。この辺りが「後で気合が乗ったら塗り直してやろう」と思う理由である。

台車に注目。連結面間隔の話じゃないよ

  さっき、「東武も野岩も会津も一緒」と書いたが、6050系内にはパンタグラフの数以外にもちょっとしたバリエーションがある。どうやら初期の(そして半数少し?の)6050系は、東武の別形式の車体更新車として生まれたらしい。その際に台車は元の車両のものを使ったらしく(あ、こっちの画像がないや)FS356型台車を履いている。一方、完全に新造した編成もあって、こちらは台車が違うものになっている。その台車が……説明書では「阪急ミンデン」、カタログでは「東武ミンデン」の指定になっていて、「どちらかはっきりしろ!」。研究の結果、Mc車は阪急ミンデンが、Tc車は東武ミンデンが近そう……という判断を下した。阪急ミンデンも微妙なところ違うんだけどね。シルエットは似てるから良しとしよう。

  そんなわけで、私としては珍しい?関東私鉄シリーズ2種が完了(*)。いずれも地味なところで手間のかかる塗装済みキットだった。まあGMキットは全体的に手間のかかるキットが多いが……。

* ついこの前に富士急行作ってたけど……富士急は関東じゃないよね? その前になると、銚子電鉄のユ101「澪つくし号」と、同じく銚子電鉄のデキ3型電気機関車かな? と思ったら京王5000系があったな。過去を見渡すと、元国鉄101系の秩父1000系も作ったし地下鉄も作ってた。さらにはHOでたまでん80形なんてのも。自分で珍しい呼ばわりしている割にはいろいろ作ってるかも。

(2011.11.28)

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