とりあえず全7両が"箱"になった
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予定よりも結構遅れている旧型国電京阪神線第一次製作分、ようやく全7両が箱組みできたので暫定的にお見せしようと思い立った。編成としては昭和30年代〜昭和40年代頃のものになるのだろうか。4両の基本編成に3両の増結編成をつなげての7両の運用が多かったようだ。奇しくも現在の京阪神緩行線の207系と同じ組成である。当時は東西線なんてのもなかったし、多分宝塚線への直通列車もなかったとは思うが……。 |
まずは付属の3両
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実車の付属編成は電動車2両付随制御車1両という組み合わせが多かったようだ。今回はクハ76、クモハ51、クモハ54という3両を選んでみた。クハ76は京阪神線で走っていたものは比較的バリエーションが少ないようで、車輌ごとの差異もあまりなかった様子。クモハ51、54は戦前型で個体差も大きく、今回は特徴のある2両を選んである。詳しい人が見ればこの画像で既に「ああ、あれとあれだな……」とニヤリとできるかも? |
こちら基本編成となる4両
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実車の基本編成は、2両のモハをクハで挟んだあまり旧国らしからぬ?編成(旧国は70系80系でない限りクモハが入らなきゃね!)。2両のモハは72なら72、70なら70で揃えられていたことが多かったそう(でも一応72と70という組み合わせの写真もどこかで見た)。ということで、模型でも揃えて編成することにして……今回はモハ72を選択。計画が途中で変更されて、モハ72のうちの1両に大変手間のかかるナンバーを選んでしまった(遅延の大きな原因、左から3両目がそれ)。両端のクハは79と55。基本編成は全てロングシートで、増結編成は全てクロスシートという組み合わせになったが……それは今気付いたものであって意図したものではない(笑) |
そしてこちら、今回構想外となったもの
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モハ72は最初、お手軽にキットをライトチューンして組み立てるつもりだったので……ここまで作業が完了している。バリと抜き勾配をヤスって、ドアを抜く。妻板も1枚幌の取り付けのために加工したのだが……とりあえず今回はお蔵入り。阪和線用になるのか片町線用になるのか……はたまた京阪神線に返り咲くのか現在では未定。京阪神線用の残りのモハは、全て金属コンバージョンキットから作ることになる予定なので、京阪神線用に返って来るとすればそのときはサハ78を名乗ることになるだろう。 (2011.01.07)
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