MaxモデルのNT-3000を組み立ててみた
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まず実車説明から。新潟トランシスという車輌メーカーが製造したローカル線用のディーゼルカーで「NDC」と呼ばれるシリーズがあり、錦川鉄道NT-3000もその1つ。多くの鉄道会社で採用されており、各車で細かい形態差はあるものの大まかなところでは似たデザインとなっている。模型はMaxモデルという、九州にある鉄道模型専門店が発売したキット。同時に8種類だったか12種類だったかを製品化して、部品の共用化などで製造コストを抑えたようだ。 |
ラッピング系のデカールは初体験なので……
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こういった車体全体を覆うような装飾を「ラッピング」と呼んだりする。模型で再現する場合、通常はデカールを用意して貼ることが多い。ラッピング系のデカールは、通常のデカールの場合よりもはるかに多くの車体にある凹凸を拾わなくてはいけない。デカールは軟化剤を使えばある程度柔らかくなり、凹凸にも馴染むのだが……ラッピングデカールは初ということもあり、難しそうな部分は逃げることにした。それが上の画像の部分で、実車では行き先表示機のところにも葉っぱの緑色がかかっているのだが、模型は別パーツになってることを幸いにデカールを貼った後で上から取り付けた。これは多分"正解"で、これよりも小さな段差にも四苦八苦。「とれいん」誌の作例ではきちんとパーツを付けてからデカールを貼っていたようだが……一体どんな軟化剤を使ったんだろう。 |
なかなか凛々しい?
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車体上部にヘッドライトがあり、前面腰部はのっぺりとしたデザイン。この手の車輌は下半分の間が抜けてしまいあまりカッコいいとは思わないのだが、ラッピングデザインとは愛称がいいかもしれない。
(2010.11.28)
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