先頭車の種別表示箱
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というわけで、GM塗装済みキット京王製作に関するあーんなことやこーんなことを画像にて。まずは先頭車の種別表示箱(正確な名称は知らない)。このパーツ、表面にインジェクターピン(*1)の痕が思いっきり残っている。
当初、上からシールを貼るので隠れてくれるからいいや……と無視していたのだが、そのシールが問題だった。どうやら部品の外枠いっぱいのサイズで印刷されたらしい。本来ならばひと回り小さくなくてはいけないのだが……。特急の「特」を赤丸で囲った"マル特マーク"(これも正式に何と呼ぶかは知らない)を貼りたかったのだが、ひと回り小さく切って貼ろうとすると赤丸が欠けてしまうわけで。どうしようか悩んだ結果、問題を先送りにすることにした。そのままだとかっこ悪いので、インジェクターピン痕を削り上からアイボリーで塗り潰して暫定的な措置とした。画像は削った後、塗り潰す前のもの。
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削るのに役立ったツール
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その種別表示箱だが、周囲が一段出っ張っている。パーツ自体が縦4ミリ横3ミリぐらいのサイズなので、その中央部だけ削るのは至難の業。というわけで新たに買い増したツールがこちら。このシリーズの刃先が別形状のものは持っていたのだが、平刃状のものは今回初。細かく入り組んだところの特定部位だけを削りたい日は往々にしてあるので、ちょっと高いんだけど導入した。そう、高価なんです、これ。千円以上する。ただ、今回平刃タイプを使ってみてちょっと感激した。とてもよく削れる。値段分の価値はある。だから気を付けて使わないと絶対指先が血まみれになる(笑) いや、血まみれって問題じゃなくて、かなり痛そう(笑) もっとも、よく切れるナイフほど怪我しにくいって言うけどね。 |
画像載せるほどのものでもなかったか……
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GMの塗装済みキットは窓枠も印刷済み。画像は先頭車の前面ガラス。しかしながら脇の部分の印刷がちょっとずれていてかっこ悪い。だから例によって塗装を落として、そして面相筆で塗り直し。実車の京王5000系の前面ガラスはどうやらゴム押さえのよう。大抵の鉄道で窓ガラスを押さえるゴムはグレー系統か黒なのだが、京王は5000系のゴムを車体色で塗り潰した模様(前面のみならず、ドアの部位も?)。というわけでココも車体用に調色したアイボリーを使った。 |
屋根の裏は穴だらけ
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既に述べたとおり、京王5000系はクーラーやベンチレーターのバリエーションが非常に多い。その様々な部品に対応させるためにメーカーが取った対策がコチラ。 |
動力は鉄コレ用のものを
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動力ユニットはキットに付属しているのだが、旧世代の遺物と言って差し支え……GMストア日本橋の店長さんに怒られるのでそこまで断言するのはやめておこう。まあともかく、一世代前の古い動力が気に入らないので、最近のいつもの通り鉄道コレクション用動力ユニットに換装している。鉄コレ動力を使うとなると一番困るのが床下機器。部品にひと手間加えないと取り付けられないのだ。ところが、いつものひと手間だと取り付けられそうにもない。京王5000系用の床下機器パーツで一つ、かなり大柄なものがあって取り付けスペースが捻出できない。さてどうしたものか。
というわけで参考にしたのが以前自分で作った一畑電鉄の車両。その一畑の車両は京王から譲渡された車両なので、今回のキットと中身は一緒なのだ。観察によるとどうやら私は、鉄コレ動力のウェイトを載せる部分を丸ごと切除した上で、そのウェイトを床下機器の部品でサンドイッチして固定したようだ。
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ウェイトスペースを切除するとこんな感じ(上)
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これまたわざわざ画像載せるほどのことか……と載せといて思うのだが、せっかく撮影したので載せておく。動力ユニットのウェイトスペースを丸ごと切除すると、上のようにモーターとフライホイールが露出する。この上からカバーするように、床下機器でウェイトをサンドイッチにしたものを取り付ける。床下機器がモーターに干渉する部分は現物合わせで切除。結構手間なので、床下機器をスライスした方が話早かったんじゃないか、と今になって思う。 (2010.08.29)
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