大糸線の旧国(完成したものを暫定的に)

クモユニ81 003

  とりあえず、先行して完成したものを並べてみた。まずはクモユニ81(003)。今回作った11両の中で、唯一の戦後型にして唯一の荷物郵便車両。GMキットをベースに、各種部品を付けたりしてそこそこディティールアップ。いつものようにヘッドライトに別部品を使ったのだが、今回はいつもと違って塗装前にしっかり接着し、隙間も埋めたところ仕上がりは上々(自己満足)。

クモハ40 077

  40系の両運転台車、クモハ40(077)。前面が半流と呼ばれる丸いタイプである。以前作ったリトルジャパンのキットを、実車に即して部品の取替えして再製作。但し、部品を一部紛失?してしまったため、残っていたパーツでお茶を濁した箇所もある。敢えて細かいところには手を加えず、キット素組みに近い状態で仕上げてある。

クモハ43 804

  42系の片運転台制御電動車クモハ43(804)。今回唯一の42系で2扉車になる。一時期身延線にいたことがあり、断面の小さなトンネル通過のためにパンタグラフ部分が低くなっている。GMストアで発見した、おそらくクモユニ44用と思われる屋根部品を含んだランナーをバルクで購入。これを手に入れてないければ作っていなかったと思われる車両である。屋根部品は大して加工することもなくそのまま使えた。他、GMキットのパーツを細かなところで手直ししたり、他社パーツを使ったりして仕上げてある。なお、今日紹介するここから後の車両は全てGMキットがベースである。

クモハ51 025

  51系制御電動車クモハ51(025)。今回唯一の(このフレーズ好きだなあ)純粋な51系車両となる。GMキットベース車としては加工点がかなり少なく、楽に完成させられた車両だ(厳密にやるといろいろあったのだが、楽するためにも全て割愛したと言うべきか(笑))。なお、ベンチレーターの配置がキットそのままでは明らかに違うように見えたので自分で割り出してみたのだが、2個目以降は全て等間隔なのが正しかったかもしれない(前から4個目と5個目を少し狭めてある)。

クハ55 405

  40系制御車クハ55(405)。トイレ設置工事が行われて400番台に区分されている(後方の白い窓部分がトイレである)。前面の他、そのトイレ部分が主な加工部分となった。

クハ55 432

  40系制御車クハ55(432)。上の車両とほとんど変わらないように見えるが、前面以外はほとんど同じである(ドアの形状が違うのだが、画像では分かり辛い)。実車はもともと中間付随車サハ57だったものを、先頭車が不足したために運転台を取り付けてクハ55となった。さらにその後、トイレが設置されて400番台に。前面にサハ57だった時代の名残がある……のだが、今日はその比較が出来る画像を用意してない。

サハ45 005

  32系だったかの2等付随車、サロ45を3等車に格下げしたサハ45(005)。こちらも上二つと同じくトイレ設置工事が行われたのだが、何故か番号はそのまま(のはず)である。キットからの加工点はトイレ部分だけ、しかも単純に埋めるだけだったので、ベンチレーターの配置で悩んだクモハ51(025)以上に楽に仕上げられた。

  青22号は、GMそのままでは暗すぎる?気もしたので調色。しかしもう少し鮮やかさを落とし、もう少し暗めでも良かったかもしれない。屋根は暗めにしたかったので、GMのダークグレーとMr.カラーのジャーマングレーを1:1ぐらいの比率で混ぜたのだが、以前旧客を作った時の約2:3比率の塗料とほとんど変らぬ暗さになってしまった。もうちょい明るくてもよかったかもしれない。屋上機器類は全てねずみ1号(GM)、暗めの屋根とのコントラストが狙い通りに出てくれた。

(2010.05.20)

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