「藤川」といえば

「藤川」といえば藤川球児
「前田」といえば広島ファンにはアノ人なのだろう

  侃侃諤諤本編でもネタにしたことのあるあれ。今年阪神には、ドラフトで藤川俊介という選手が入ってきた。一軍でそこそこ活躍しているあのルーキーである。ところが阪神には、ご存知お馴染み藤川球児投手がいる。同じ姓の選手がいる場合、名前の一文字を加えて「藤川球」のように表示したり、もしくは名前で登録したりする(例えば「球児」みたいな感じで)。ところが藤川は球団に、今まで「藤川」でやってきたのに「藤川球」などにはしたくない、と希望を伝えた。球団としても、藤川球児はここ近年チームを代表する選手、その意向を汲んで表示名は藤川のままで行くことにした。これは前例のないことではなくて、過去にも他チームで何例かあったことのよう。というわけで今年も守護神は「藤川」のまま。新人は「藤川俊」と表示されることになった。というわけで上の画像、9番は投手「藤川」、7番はルーキーの「藤川俊」となっているわけである。
  ところで、広島でも同じことが起きている。先発は前田健太投手。8番打者の代打で登場したのはベテラン前田智徳。やはりこちらでも、年長でチームを支えてきた功労者は「前田」のまま。新しく入ってきて、まだ実績も少ない若手が区別のために名から一文字取って「前田健」と表示されているわけである。ここで注目するところが一つ。本編で「?」形で書いていたことなのだが、このスコアボードの表示名は他の球場に行っても変らないと推察される。ビジターである広島の前田智徳選手が「前田智」ではなく「前田」と表示されているのだから、多分阪神が広島や他の球場に試合しに行った場合、藤川球児も「藤川球」ではなく「藤川」と表示されるのだろう。

  全く関係ないけど、この時点で、前田姓の選手が3人出場していました。さて3人目は誰でしょう?

ヒント:かつて阪神にいた「秀太」選手のフルネームは「田中秀太」

(2010.05.09)

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