「クハ68 015or021 新潟仕様」のエッチング板
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鉄道模型メーカータヴァサホビーハウスは、旧型国電クハ68のコンバージョンキットを何種類か発売している。今私が組んでいるのは015番もしくは021番の新潟仕様が作れるキットで、画像はそのメインとなる車体側板のエッチング板である。買ったときからちょっと気になっていたのだが、ランナー(外枠)部分に謎のエッチングが入っている。画像左上の囲みの部分である。エッチングは金属板を腐食させて凹凸を作る技法。凹凸を作るためには腐食させる部分とさせない部分を分けないといけないのだが、腐食させない部分には保護用のフィルム?を残すようにするらしい。ちょうど塗装で、2色目を塗るときに1色目の色を残す部分にマスキングテープを貼ってある状態と同じだ(エッチングの際のフィルムはそうやって貼るわけではないが)。その保護用フィルムが削れてしまって腐食してしまったのだろうか……? 本体部分でなくランナーで良かったなあ……と思っていたのだが、よくよく見ていると"それ"が何か理解できた。タヴァサホビーハウスも遊び心のあるメーカーである。 |
雪だるま
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このエッチング板を見るとき、上の画像の向きにすることが多かったのが気付かなかった理由だろうか? 今まで反対を向いていたので意味のある模様だと思わなかったのだろう。作る直前になってたまたま正面を向けて見て気付いた。雪だるまの模様にエッチングしてあったのだ。何故雪だるまかというと、これが新潟の車両を作るためのキットだからだ。新潟と言えば豪雪地方。雪と言えば雪だるま。余ったスペースにこんなものを彫り込むだなんて、なかなか楽しいことをしてくれる。 (2010.03.05)
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