サハ87の車高をなんとかする

　　ごめん、写真、傾いているけど出来れば気にしないで欲しい。左はグリーンマックスのサハ87、右も同じくグリーンマックスのモハ70。系列は違うのだが車高はさほど変わらないはず。なのに完成状態で比べるとグリーンマックスの80系は車高が高い。それを何とかしようと、まず屋根を外した状態で比べて検証することにしたのがこの画像。ご覧の通り、かなりいい線で揃っている。全然問題ないじゃない？

　　だがしかし、完成した状態ではサハ87の方が背が高いのだ……これはつまり……屋根を乗せて見ると答えが出てきそうだ。というわけで実際に乗せて見ると、ああ、やっぱり一段高くなる。

　　というわけで原因は分かった。屋根パーツがデカいのである。そのでかい分サハ87の方が車高が高くなってしまっていたのだ。画像を見て分かると思うが……車体側のカーブよりも一回り外に屋根のカーブが出てしまっている。わずかな差なんだけどね。気にしないこともあるけど気になることもあるわけで。今回、私は気になったのだ。
　　原因が分かればやるひとは一つ。原因を取り除く！　屋根と車体の接合部分をひたすら削って削って削りまくる！　まあ、表現すると簡単なんだけど実際やるのは難しく……もないけど面倒。全体をある程度均一に削り取らなきゃいけない。斜めになるといろいろ困ったことになるからね。というわけで１時間半ほどヤスリがけをしていたかな……たかが１両、屋根パーツ一つに１時間半だぜ。俺ぁもうやりたくないね。まあやらなきゃいけなくなったらやるしかないんだが……。

　　というわけで、屋根パーツを削りも削ったり、で何とかモハ70と車高が揃うようになりました。めでたしめでたし。あ、画像はボケボケだけど気にしないでね……何せ疲れているときに撮ったものだからピントがどーのこーの手振れがどーのこーのチェックしている余裕があんまりなくて。
　　あとは、下回りを付けたときに高さがズレないようにするだけ。床板の取り付け位置が狂っちゃうと、これまた車高が凸凹揃わない原因になるからね。サハ87の床板の固定部品は窓ガラスと一体型なんだけど、今回はそれを使わない。なので、また別に床板を固定するリブを取り付ける予定。そんときにはまた気合入れて頑張るぜ。

　　そして先日作っていたサハ75（左のグレーのボディ）なんだが……ふと並べてみた。ご覧の通り、わずかにサハ75のほうが低い（泣）　サハ75は元サロ75で、70系のグリーン車。隣のモハ70は70系の動力車。高さは基本的に同じはずなのに……何やってるのかねグリーンマックスは。なお、この２つの車両は同じ70系でありながら模型の設計時期は違うようなので……だからってずれていい理由にはならんけどね。
　　修正したいような気になるような気がしないでもないのだが、もうやってられないのでこのまま行きます（苦笑）