とりあえずパンタなし先頭車の屋根を、クーラーを残してマスキングしてみた
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グリーンマックスの完成品近鉄12200系、屋根にクーラーが一緒に成型されている。なので屋根とクーラーの色が一緒なのだが、多分実車はクーラーは屋根の地色よりは明るいグレーをしているのではないか……と。ひょっとしたら一緒なのかもしれないけど、模型として見たときは別の色のほうが見栄えがして良い。というわけで何とかしたかった。自然な流れとしてクーラーを残してマスキングしてエアブラシで……となるのだが、クーラーの形状が若干複雑なのと、クーラーの数が多くてマスキングがややこしいのとで躊躇していた。しかし模型の屋根と睨めっこしていてはいつまで経っても終わらない――というか始まらない。ので、ある日思い立ってマスキングしてみた。まずはパンタグラフなしの先頭車から。1両あたり30分はかかるが、まあ出来ないことはない。さあ次はパンタあり先頭車だ―― |
パンタ付き先頭車の屋根はややこしい
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というわけでケースから出してマスキングしようと思ったのだけれど……パンタグラフから出ている配管のもろもろがクーラーに接近していてかなりマスキングが面倒そう。パンタ台の部分も厳しい(パンタグラフ本体は外せる)。これをマスキングしろといわれたら……絶対不可能ではないが、1両あたり2時間ぐらいかかりそうだ。とりあえず今回作業する車両のうち、パンタグラフが付いているのは4両。こりゃちょっと厳しいな。 |
結局マスキングは諦めて筆塗り
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というわけで仕方なく、最初に試験的にマスキングを施した車両のマスキングも剥がして、全車(写真は4両しか写してないけど、施工したのは8両)のクーラーを筆で別の色に塗ってみた。若干筆ムラが出来てしまったが、走らせるか1メートルほど離れるかすればほとんど分からないレベル。なのに加え、筆塗り部分だけツヤが出てしまったのでつや消しクリアーを吹いたところさらに目立たなくなった。まあ全体として、工作のレベルアップも実感できたし上々といったところか。問題は……12200系改造の15200系(だったかな?)が6両あるのと、原型12200系が6両あるので……これらはどうしようかと。後者はいずれやるとして、前者は何故か屋根がかなり明るいグレーに塗られている。実車がそうだったんだろうけど……屋根板とクーラーの塗り分けは泥沼にはまるような気がする。屋根の地色が明るいのがそもそも不自然に見えなくもないので、中間ぐらいのグレーで塗ってしまうという手がなくもないが。まあともかく、その決断は先送りにして、とりあえず現行仕様の8両を作業したと言うわけです。 (2009.09.27)
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