"粗製濫造"モード(5)〜完成その1〜

19両中13両が完成

  予定では今日、19両全てが完成する予定だった。少なくとも、この画像で侃侃諤諤更新ラッシュが始まる直前までは「7月中に余裕を持って完成させられるだろう」という見通しを立てていた。しかし、1日過ぎるごとに少しずつ暗雲が立ち込め、数日前ぐらいからギリギリの気分だった。そしてギリギリ間に合わなかった。あとほんのちょっと休憩と称して『マリオカートDS』に費やす時間が少なければあるいは……。

上:マニ36  下:スハ32

  後ろにカトーのロゴが見えるけど、車両とは何の関係もありません(笑) 上がマニ36で、同じ車両が2両、下がスハ32で同じ車両を4両製作した。共に先日、トミックスから完成品として発売されてしまったが……。マニ36はプロトタイプが違うのか、細部が若干異なる(リベットの有無だけかも)。
  共通データーとして、車体色はグリーンマックスのぶどう色2号を元に調色した「完成品に近いぶどう色2号」(完成との比較は明日掲載予定)。屋根はMr.カラーのジャーマングレーにグリーンマックスのダークグレーを加えて、ジャーマングレーよりは明るくした濃いグレー。これまたトミックス完成品の屋根色を参考にしたものである(トミックス完成品より少し濃くなった)。ベンチレーターはグリーンマックスのねずみ1号。床下は艶消しのブラックである。

上:オハフ61  下:オハニ61

  61系客車と呼ばれる車両たち。上が緩急車のオハフ61で、下が座席車と荷物車の合造車のオハニ61。これまた過日トミックスから完成品が発売されてしまっている。この2種と先ほどのマニ36は車両の両端にテールライトを備えている。いや、正確に言えば今回作った車両の中では、スハ32だけにテールライトがない。実車ではもちろんテールライトが点灯するが、グリーンマックスのキットでは特にサポートされておらず、点灯させようと思うとそれなりの努力と根性が必要である(手馴れた人なら簡単なんだろうけど)。一方でトミックスの完成品はきちんと点灯するようになっている。

上:マニ37  中:オユ10  下:オユ14

  マニ37は1両だが、オユ10とオユ14は2両ずつ組み立てた。マニ37は現在量産完成品の販売実績はないと思われる。オユ10とオユ14は……後者はカトーから完成品が出ていたような気がする。前者はどうだったかなあ……。ちょっと記憶があやふや。こちらは車体色が青15号と呼ばれる色である。グリーンマックスの青15号と大手メーカーの完成品とで色が違いすぎるので、モリタの青15号を買ってきた。が、それでもやっぱり"違う"ので、モリタの青15号にグリーンマックスの青20号を加えて少し鮮やかにした物で塗装。屋根は、マニ37は先ほどと同じダークグレー、オユ2種はグリーンマックスのシルバー。オユ2種は軽量客車と呼ばれた10系一族の車両。一部例外を除き屋根は銀色だったらしい(といっても実車は汚れて黒っぽかったのだろうけど)。オユ2種の窓には、目を凝らせば見慣れた"あのマーク"が見えるが、その通り郵便物を鉄道輸送していた時代の車両である。

(2009.07.31)

▲お戻りの際は、ブラウザの機能をご利用いただくようお願い申し上げますm(_ _)m▲