今年1月25日の侃侃諤諤本編で書いたワールド工芸の銚子電鉄デキ3。ワールド工芸の製品は動力装置も自分で組み立てないといけない(さすがにモーターはモーターとして完成したものが付属しているが)。過去にそこまで製作した経験がないため、いきなり本番をやるよりは練習台として何か買ってこようということになった。選ばれたのが値段も手頃で、完成したらしたらで飾っておける(走らせないの?)銚子電鉄デキ3になった。で、さすが練習台だけあって集中力も散漫。パーツ紛失が重なり、完成を放棄。動力部分だけは気合を入れて練習した。 後日、気付いた。部品請求すればいいんじゃないの? ってことで部品を送ってもらい、あらためて完成に向けて製作を再開したのである。ちなみに、部品代、高く付くかと思ったら割と手頃だった。失敗の代償としては納得できるお値段。まああまり大きなものでもなかったからね。なお、昨日の平型トロッコはついでが云々と書いたが、もちろんこのデキ3の塗装のついでである。色は同じ黒。素材も同じ真鍮だから、プライマー(金属用下塗り剤)も一緒に塗ってしまえる。エアブラシを使うので、一緒に処理できると清掃の手間が省けていいのだ。 で、肝心の動力。とりあえず動力部分単体ではそこそこ走り、集電シューを付けると渋くなり、上回りを乗せるとモーター音がするだけになった。完成に近づくにしたがってどんどん悪くなるじゃないか!(泣) 調整するのも面倒なので、モーターを抜いてユーレイ(*1)に押させるか、飾るだけにすることにした。のだが、一応諦めが悪い橘雪翼クンは潤滑剤を塗ってみた。すると、快適に、とは言わないまでも"なんとか走る"程度には動くようになった。その潤滑剤、かなりお値段したのだが、こんなに効果があるのなら安いものだ。でもまあ、"一応動く"程度にしか走らないんだけどね。
(2009.03.29)
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