車両ケースのラベルを作ってみる(トミックス編・改)

トミックスケース用自作インデックス、決定稿?
左下がトミックスオリジナルで、その他は私のデザイン

  タイトルを他のにあわせて「ラベル」にしたけど、これはラベルじゃないよね(笑) というわけで、前回の惨状にもめげずに模索を続けていた。結果、凝ったものを作ろうとするからいけないことがわかった。オリジナルのインデックスには、EF66の牽くブルートレインのイラストがあしらわれているが、こういうものを自分で作らない限りは凝ろうとしてもごちゃごちゃするだけである――と思ったので、シンプルにしてみた。さすがに文字だけだと寂しすぎるので、ラインをあしらってはみたが。

トミックスと言えばブルーなのだ
右が最初の試作品で、左が最終決定稿

  トミックスのコーポレートカラー(という概念があるのかどうかは分からないが)は青だが、私の好きな色も青である。そのせいか私は鉄道模型のメーカーの中ではトミックスが一番好きで、ケースのインデックスもそのイメージを大切に?青にしたかった。最初は明るめの青(右のE4系)だったのだけれど、オリジナル版のインデックスがもっと暗い青だったので印刷するたびに少しずつトーンを落としてみた。真ん中のキハ181系用で落ち着きかけたのだが……やっぱりもう1段階暗くしてみたのが左のキハ58系用。"量産"はこの色にする事にした。同時に、文字部分に入れた黄色のラインも最終稿で数を増やすのと同時に太くし、そして「TOMIX」の文字部分にかかるようにしてみた。ここ、私のお気に入りの部分なので(笑) 背面部分のグレーのラインは、ケースにセットする時の目印だったりする。背面にも黄色いラインを入れたのは……ちょっとやりすぎかな……?
  なお、前回のときに既に書いているが、デザインには「筆まめ」を起用。どう考えても年賀葉書用のソフトだけど、A4用紙にデザインできるんだから使わない手はない。あれこれ触っているとそれなりに分かってきたので、これは今後も重宝するかもしれない。ウィン(CASCO)のインデックスもアナログ手作業をやる羽目に陥っていたので……この機会に筆まめに移行してもいいかも?

プリントアウトした状態はこんな感じ

  プリントアウトは、ふちなしモードでA4用紙の長手方向が目一杯使えるようにしてある。元々入っているインデックスの長辺は300ミリで、A4サイズの縦よりも3ミリ長いのだが、さすがにそこまで拘っているとキリがないのでやめた。下が余るので、カッターで切り落としてケースにセットする(はさみだと真っ直ぐ切れないので定規とカッターが基本)。左は印刷ミスというか、プリンタの「ふちなし設定」を入れ忘れてしまったキハ58系用。紙がまるまる一枚無駄になるのでかなり勿体無い(苦笑) まだこの段階では明るめのブルーだったことが分かる。
  先のカトーやウィン(CASCO)用のものと違って1ケースで紙を1枚使うので、スペアケースの中身が埋まるたびにインデックスを作って行ける。それは反面、コストパフォーマンスが悪いということを示唆していたりもするのだが……。おまけに、奮発して光沢紙を使ったものだから(笑) いやー、綺麗に印刷できるから気持ちいいよ光沢紙。もちろん紙以外にも、プリンターのインクも使うってことで……一昨年の12月に買ったプリンター、昨日始めてインクタンクを交換しました(いかに使ってないか)。各色独立タイプだけど、もちろんシアンです(笑) 元々シアンが一番減ってたしね。今回のプリントで止め差されたって感じかな。

  14系15形に「(A)」と「(B)」があるのは、特に深い意味はないが2ケースに分かれるので区別のために表記。全く同じ編成内容なのでどっちが基本とも増結とも言えないのでアルファベットにしてみた。緩急車(車掌室付きで、成の端に来る車両)4両のうち1両だけがダミーカプラー(実際の連結は出来ないがリアルに作りこまれた連結器の模造品)付きの車両が入った方を「(A)」に充てる予定である。
  前回お見せした時も「E4系Max 増結2両」のインデックスだったが、今回の分も一番最初に印刷したのは「E4系」。E4系がそれぐらい大好きなんだ、というわけではなく……むしろ逆。私にとって今回作業する中では一番どうでもいい関東系の車両なので、どちらかというと実験台にされているのである(笑)

(2009.01.16)

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