とあるゲームのCD

左から順に、FFIV DS版サントラ、Wii版チョコダンサントラ、FFIV DS版主題歌「月の明り」シングル

  左から順番に、DS版「FINAL FANTASY IV」オリジナルサウンドトラック、「チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮」オリジナルサウンドトラック、DS版「FINAL FANTSY IV」主題歌「月の明り」シングルの各CDである。2つのゲーム、DS版FFIVとチョコダンに関するCDであるが、これらのCDにはある共通点がある。それは……私がゲーム本体を持っていない、ということだ。何故そんなものを買ったのか? 理由は明白である。次の画像をご覧頂こう。

今、FF系のCDを買うと、オリジナルパスケース(とミュージックカード)がもらえる

  今スクエアエニックスはキャンペーンをやっていて、FFのCDを買うとオリジナルパスケース(とミュージックカード)がもらえるのだ。というわけで、欲しかったので持ってないCDを買った、というわけだ。それ以上の意味もないし理由もないし動機もなければ必然性もない。

  ――というのはもちろん嘘で

順番から行くと、まず「月の明り」。これはオリジナル版FFIVでも流れていたBGM、「愛のテーマ」をアレンジして歌詞を付けたものである。FFIVの「愛のテーマ」といえば、FFファンなら誰しもが認める名曲で、植松伸夫の才能が凝縮されたベスト3のうちの1つに入ると言われている曲だ
  ――というのも嘘で
評価が低いってことはないだろうけど、私からしてみれば……まあごく普通? FFIVの名曲と言えばメインテーマがカッコ良すぎるので、他の曲は耳もくれないという感じだ。というわけで、そんな曲に歌詞付けるなら他にもっとやることあるだろーっ!
  ――と、正直最初はそう思った
が、多分公式サイトで視聴できたんだよな……それが終わりの始まり。いや、別に終わってないが。歌詞と歌い手の伊田恵美が素晴らしすぎて評価一変。似たような事が最近他にもあったような気がするけど、きっとそれは気のせいじゃないかと思わない。「星の在り処」とかね。で、まあ、あまりにも良すぎるので、DS版FFIVには興味がなかったけど主題歌のシングルCDは買ったというわけだ。
  次、Wii用ソフトとして発売された「時忘れの迷宮」のオリジナルサウンドトラック。どうでもいいが、「ときわすれ」と入れると必ず「解き忘れ」と変換される。もう面倒だから「解き忘れの迷宮」いいか……と思わなくもない(意味不明) このゲームが発売された時点では、家にWiiがなかったのでもちろん買わなかった。Wiiは姉が持ってるので……とは思ったが、毎晩姉の家に押し掛けてゲームやってたら軽くボコられる可能性がある(99.99%ぐらい)ので、やめた。で、CDはチョコボがあまりにも可愛かったから買った、わけではない。最初全然知らなかったのだが、これも多分公式サイトが情報源。歴代FFのBGMをアレンジした物がチョコダンのBGMとして使われている。それは是非聴いてみたいぞ、そう思って買った。ちなみに何故かFFVからの収録が多い。FFVは大好きな作品だが、ことBGMに関して言えばそんなに名曲が多かったかな……?とは思う。しかし、大好きなFFVの曲が多いのは素直に喜ぼう。
  さて、最後にDS版FFIVのサントラ。実は今日買ってきた。これは正真正銘、オリジナルパスケースが欲しかったから買った。とは言え、いつか買おうと思っていたんだよね。何故かというと、ほぼオリジナル版の曲と内容が変わらず、オリジナル版の"音"が若干レトロゲームチックなのに対してDS版は音質が上がっている事が期待できるからだ。同様の期待がFFIIIにもあったのだが、アレンジされすぎていて、特に名曲「禁断の地エウレカ」が……これはこれで悪くないのだが、オリジナル版との雰囲気がかけ離れすぎでガッカリさせられた。極端な話、「エウレカ」と「クリスタルタワー」さえ無難にアレンジされていたら構わなかったのに、その片方がダメじゃねえ……。ボス戦の「バトル2」もイマイチアレンジだった。これなら貧弱音源のファミコン版サントラ聴いてた方がマシだ。と、話がそれた。で、FFIVはどうかというと……なかなか良い。変にアレンジせずに音質が良くなっている。早速お気に入りFFミュージックのプレリストのFFIV分を置き換えておこう。これなら早めに買っておけば良かった……っと、それだとパスケースが手に入ってないのか。ま、終わりよければ全て良しってことで(?)。

(2009.01.05)

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