鉄道模型制作報告「70系300番台」その3

クハ76側板完成まで行きたかったが……

 今週の主な作業内容
(1) 窓ガラスパーツ型取り、複製
(2) クハ76側板作成作業

型取りがなかなか上手く行かず、結局オーソドックスに?

(1-1) 先週、「おゆまるにパーツを押し当てた方が上手く行く」と書いたが、それでもなかなか満足できるものが出来なかったので、やっぱり「パーツにおゆまるを押し当てる」に変更。どうやら押し当てたあとぐりぐりするのが良くないみたい。なるべくパーツに対し垂直にぐーっと一息に押し付ける感じ。

通称三角窓の型取り

(1-2) 先週トイレ窓をお見せしたので、今週は助手席脇の通称三角窓の型を取ったところ。しかし写真にすると良く分からない。新潟色のクハ76を作った時の型は残っていたのだが、ちょっと状態が良くなかったのでトイレ窓同様作り直しとなった。
 この後レジンで複製しようとしたのだが、レジンが行方不明……クロームシルバーに続き物品の管理がなってないことが露呈してしまった。

複製したトイレ窓

(1-3) こちらは光硬化パテで複製したトイレ窓。複製も一回ではなかなか上手く行かず、5個6個と挑戦している。

複製直後は“バリ”のようにはみ出している

(1-4) 複製パーツは、左のようにどうしてもはみ出しが出来るので、硬化後に余分な部分を削って右のようにする。

クハ76の乗務員扉

(2-1) 側板作成は概ねモハ70と同じ作業の繰り返しだが、当然運転室周りが異なってくる。乗務員扉は、表張りの開口した部分にt0.2を貼り付ける。この後窓を開口するのだが、接着が緩くて剥がれてきたので、再度流し込み接着剤を流し込んで固着待ち。よって次の写真以降では作業が中途半端なところで止まっている。

乗務員室すぐ後ろの窓

(2-2) 乗務員室すぐ後ろの窓は73系と比較して少しだけ狭い。なので73系用窓ガラスの該当部分を削ってサイズを合わせておく。余談だが、写真に写っている73系のパーツは乗務員室窓のところに銀の塗料が思いっきりはみ出している。不良品だが、この部位はたくさん余るので大した問題ではない。

課題は三角窓

(2-3) 先週「Hゴム窓は出来るだけパーツギリギリのサイズにしたい」と書いたが、新潟クハ76の三角窓はかなり隙間が空いてしまった。今回はこれより出来栄えを良くしたいのだが、果たして上手く行くだろうか。なお、運転室側のこの箇所はHゴム押さえではない(確か実車では開くようになっている)ので比較的気楽に作れる。

 来週も頑張るぞー!

(2022.09.18)