鉄道模型制作報告「東急旧3000系っぽいもの」その4

クハ3800の継ぎ目を消すため、パテを盛る

 今週の作業内容
(1) クハ3800の屋根と車体の継ぎ目消し
(2) デハ3450(両運転台車)の前面窓加工、箱組みなど
(Ex) 初号機完成

(1-1) 張り上げ屋根となるクハ3800の屋根と車体の継ぎ目を消す。パテを盛ってヤスリ掛け、という特に見るべきところはないオーソドックスな手法。

屋根と車体の継ぎ目がおおよそ消えた

(1-2) 一度では完全には行かないので、一回目の後気になるところは再度同じ工程を踏む。とは言え、二度三度と繰り返しても100%の完璧は難しいのである程度は妥協。そして最終的に、色を塗ってみないと分からないという面もある。なので完璧を目指す人はこの段階で一度グレーを塗ってみたりするようだ。私は面倒なので80〜90%ぐらい仕上がれば合格としている。
 なお、「見落として」いた貫通扉付近のシル・ヘッダーだが、どうやら個体差がある模様。今回は「扉上のヘッダーがない車両を作った」ということにしておく。

デハ3450(両運転台車)の前面窓加工

(2-1) デハ3450(両運転台車)の非貫通側の前面加工。中央の窓をキットの2段から1段に変更。合わせて運転室窓をちょっとやってしまっていたので、同じ手法で修正しておく。手順としては、元のサッシを削ってプラ板をはめ込み、サッシになるところを残して開口、という流れになる。旧国でもよくやる手法だ。

デハ3450(両運転台車)の前面窓加工

(2-2) 開口し終えたところ。

アンチクライマー用にプラ板を彫る

(2-3) アンチクライマーを作ろうとプラ板を彫っていたのだが、相変わらず歩留まりが悪い。どうやらリバイバルカラーを作った時に2回目で上手く行ったのは「たまたま」だったようだ。どうしようか悩んでいるときに、ケガキ針と同じ会社の0.15mmのスジ彫り工具があるのを思い出した。こちらを使ってみると上手く行ったので、以降はこっちにしてみる。

デハ3450(両運転台車)が箱になった

(2-4) デハ3450(両運転台車)を箱にした。この後シル・ヘッダー、アンチクライマー設置と、それから配管が他車と逆なので工作の必要がある。

 デハ3450(両運転台車)の残り作業が終われば一山越した感じになる。車両数で言えばまだ半分だが、残りのデハ3450はあまり作業量が多くない……とは言え、このままだと動力ユニット(鉄道コレクション用)が入らないことに気付いた。側板のリブを削って付け直しの必要がある(編成の自由度を上げるため、3両共に動力対応させておく)。塗装には入れるのは再来週かな?

エヴァ初号機一応完成

(Ex) エヴァンゲリオン初号機、一応完成しました。まだシール貼ってないのと、剣聖カシウスの槍を組み立ててない(武器は放置しがち)。完成記念写真は零号機と一緒に……と思ってポーズを考えてたら今回もまたネタストーリーを思い付いてしまった。

 何度死に戻りを繰り返してもゲンドウの凶行が止められない初号機と零号機。2人が最後に選んだのは、滅びの呪文によるネルフそのものの消滅だった。

初・零「スバル!」

というのが私が夢で見たような気がする映画版『La:ピュタから始める福音生活』のラストです。

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 デハ、また来週!

(2022.07.17)