北陸鉄道・大井川鐡道6010系「しらさぎ」
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夢屋の北陸鉄道(大井川鐡道)6010系「しらさぎ」を組んでみた。このキットは後輩が某中古屋で「とりあえず買ったもの」だそうで、「買ったはいいものの作る予定がない」とのことで購入時価格そのままで譲り受けることになった。私が買った理由は「金属キットとしては安かった」からであり、例によって実車のことは組み立てる段階になって調べて初めて知った(笑) 車両そのものが欲しかったというより金属キットを組みたかっただけなので、必要最低限の追加加工で簡単に仕上げてある。なお、大きい方のキットも出ているようだが、これはNゲージ版。Nスケールでは鉄道コレクションで製品化されているようだが、作ることが目的なので気にしない(笑)
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正面は“3ピース”構造
粗が目立つので大きな画像は用意していません(笑)
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20年ぐらい前のキットで、全体の構造はシンプルなもの。前面は、側面から回り込んだ腰板、窓枠(以上エッチング)、ロストワックスのオデコの3つの部品で構成されている。各部品の位置決めガイドなどは存在せず、ユーザーが自力で調整しながら組み合わせていく。この辺は経験と技術がモノを言う……私には不足しているので、若干ズレたり隙間があったりする。よって細かいところは注視しないように。屋上配管も説明書通りだとちょっと良く分からないので、ネットで探し出した写真等を参考に自分なりにアレンジしてある。
ワイパーは左右に取り付け穴があったのだが、実車写真だと運転席側のみっぽかったので片側にだけ取り付けた。決して手抜きや付けたのに気付いたら外れてた、というわけではない(笑)
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鉄コレ動力のグレーフレームを黒く塗ってみた
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動力ユニットは鉄道コレクション用のTM-06を使用。手元に積まれていた改良前の初代モデルで、メインフレームがグレー成形だったので分解して黒く塗ってある。前にも何かのときに塗ったことがあるのだが、モーターカバーまで黒くしたのは今回が初。ところで、台車や床下機器がグレーでもメインフレームまでグレーにすることはないんじゃないか、と思っていたのだが、現行品(TM-06R)はきちんと黒くなっているようである。
他、クハがそのままでは車高が高すぎたので、ボルスターの部品を外し、目の前に転がっていたサハ75100の床板(GM製品;70系新潟色のときに車高の問題で床板を交換して不要になったもの)の台車取り付け部を使うといい感じの高さになった。ダミーカプラーはGMの阪急キットより、適宜並び替えて取り付け。
帯色は雰囲気が良く分からなかったので、ネット検索して一番カッコいいと思われる色を目標に調色。鉄コレはもっと薄い色のようだが、果たして正解は? 銀色はガイアノーツのステンレスシルバーに白を混ぜたもの。いつもこのタイプの銀色は適当に混ぜている(減ってきたら銀色と白を適当に注ぎ足す)ので、今ちょっと白くなりすぎているかも。
というわけで、今年は早くも第一弾が完成となった。このペースで1年間作っていけたらどんなにいいことだろう、と思うのだが、次からはまたちょっと凝るというか無駄に拘るのでペースダウンが見込まれる。3月末までに完成したらいいんだけどな。
(2021.01.15)
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