On30(Oナロー)第一陣完成!

まずは全5両

  とりあえず完成したOn30(Oナロー)のディーゼル機関車とトロッコ車輌。先日もお見せしたとおり、Oゲージだけれどもナローということもあってか、大きさとしてはHOゲージの小型車輌と大差ない。後ろのトロッコに至っては、小さかったHOの小型機関車よりもはるかに小さい。ゲージに関しても、本来のOゲージは軌間が30ミリぐらい?あるのだが、HOゲージと同じ16.5ミリ幅の線路の上を走らせられる。ちなみに、動力装置はHO用そのものだ。

角度を変えてもう1枚

  機関車はグリーン、トロッコは敢えて明るい色を2色選択してみた。特に意味はないが、ライトブルーにオレンジ色だ。機関車の方の手すり(見えにくい)とドアノブ(銀色のやつね)は取り付けるかどうかを選択できる。手間を省いてナシにしようかな……とも思ったのだけれど、何となく頑張ることにした。キット説明書では直径0.5ミリの真鍮線を使え、とあったが、ちょうど店に0.5ミリがなかったので0.6ミリで代用。しかし、0.6ミリだとキットの板の裏側のガイド穴よりも一回り大きいようで。ドリルで貫通させるのが少し手間だった。実は不覚にも途中で1本折ってしまって、0.5ミリで開けてから0.6の折れた切れ端でぐりぐり広げた穴が1つ。0.6ミリなんて折るとは思ってなかったから予備もなかったんだよね。そして、0.5ミリで貫通させると、0.6だとあんなに固かったのがさっくりと開いた。どうやらガイドの凹みは0.5ミリにしか対応してなかったようだ。ドアノブも一筋縄で行かなかった。別に塗装して取り付けたのだが、直径0.6ミリの穴に直径0.6ミリの真鍮線の上から塗装したものがすんなり入ってくれるわけがない。というわけでぐりぐりやってたら塗装が剥がれてしまった。車体側だと涙ものだが、幸いにしてドアノブパーツの方。だったので、翌日(今日だけどね)作り直し、車体側の穴も0.8ミリに広げてから取り付けた。もう少し考えて作業しようね橘雪翼クン。

ちょっと工夫

  トロッコは、ケーディーカプラー(左側)と連結棒の二種類の連結方法が用意されている。ケーディーだと、"箱"の一部を貫通するように取り付けないといけない。少々カッコ悪い。しかも、完成させてから「やっぱりケーディー」と思っても、"箱"の一部を切り落とすのは至難の業。というわけで私が選んだ方法は……一旦"箱"の一部を切り落とす。その後、開いた穴を塞ぐパーツを作る。切り落とした小片に、その昔鉄コレ動力の延長に使っていたアングル材の余りをハンダ付けして製作。下回りと上回りを固定するネジのわずかな出っ張りを利用して、自作の蓋パーツも固定できるように頑張った……のだが、やはり素人の製作ということで精度が悪い(泣) オレンジの方は比較的綺麗にはまるのだが、ブルーの方はやや斜めに付いてしまう。今は気合が足りないけど、気分が乗ったら曲げ角度を調整してぴたりとはまるようにしたい。

さて、こいつらどうしよう

  メーカーによると「トロッコを自作するための素材」だった平型トロッコ。とりあえず気合が足りなかったので、そのまま作った状態をお見せする。上に取り付ける"箱"は、また気分が乗ったときに作ることにしよう。実は一点、失敗だなあと思っているのが台枠部分。箱型トロッコにも平型トロッコにもついている、両脇のちょっと突き出ている角材だ。何も考えずに下回りに接着した後、一緒に艶消し黒で塗ってあるが……雰囲気としてはここは木製のような気がする。というわけで、平型トロッコに使ったような茶色系の色で塗った方がしっくり来たような。これも含めて、後日手直しすることにしよう。冒頭の「とりあえず完成した」の「とりあえず」は、こういうところを考慮しての書き出しである。なお、このページの題名に「第一陣」とあるが……第二陣、第三陣?が月末にかけて登場予定である、ということではない(笑) メーカーからはもう1種類出ているのでそれも作りたいなあ、ってのと、この機関車にはトロッコではなく「なべとろ」という砂利を運ぶ車輌を組み合わせたかったが品切れだった。その品切れだったものを別の店で探してこようと思っているので……無事発見できればそれが第二陣になるかもしれない。

(2008.07.21)

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