次回作に向けて始動!

これは以前作った物

  次回作予定は、以前作った一畑電鉄2100系のバリエーション。先日積んでた箱のうちの1つである。どういうバリエーションなのかというと、ドアの数が少ないタイプを作ろうとしている。上の画像の右の車輌を見ると、側面に紺色の部分が4つあるのが分かるだろうか。うち、一番手前の細長いのは運転手や車掌が使う扉で、残りの3つが乗客用となる。その乗客用の扉が1つ少ない、2扉車を作ってみる。

まずはドアを埋める加工から

  実車は、3扉が2編成、2扉が2編成あるようだ。3つあるうちの真ん中の扉が埋められ、代わりに窓が一つ追加されている。模型でもまず最初に扉の部分を埋める。ドアに彫刻されているディティールを削り、厚さ0.3ミリのプラ板で埋める。上の画像で写っている白い部分がそれだ。0.3ミリプラ板だとやや出っ張るのと、隙間が生じるので、隙間に瞬間接着剤を充填した後に平らになるまで削る。この削る作業が……1つあたり1時間前後を要する。面倒な作業だが、ここを綺麗に仕上げるのとそうでないのとで完成後の見栄えが違ってくる。初めて見た人が、元々そこにドアがあったと分からなければ言うことなしだ。
  この後、窓のために四角く開口するのだが、窓サッシの表現がしたい。実車でも模型でも、ほんのわずかに窓の周りが一回り出っ張った状態になっている。なので、まずはサッシの大きさに四角い穴を開け、プラ板を0.1ミリほど出っ張った状態で接着する。そしてあらためて窓のサイズに穴を開けなおす。面倒だけど、模型を作ってるという気分になる作業だ。そこまで出来れば、後は気楽に塗装するだけ。一畑電鉄は白(アイボリー?)、黄色、グレー、濃紺と4色の塗り分けとなるので、手間はかかるがマスキング自体は楽だ。そう、この後作る予定の富士急行に比べたら鼻歌混じりで楽しめる作業だ。

(2008.07.08)

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