エッフェル塔、製作中

まずは下から作っていく

  まずは最下段から組み立て始める。薄いエッチング版を てれこ にして立体的にする。一番下に補強が入っているが、脚部パーツ同士がバラバラにならないようにする役割しかないようでまだまだ頼りない感じ。

補強を入れる

  各脚に2枚づつ補強を入れる。一番手前の脚と他の3本との違いを見比べて欲しい。補強を入れ終わった後、アーチ部分のパーツ(画像の左端にこっそり写ってるやつ)を組み合わせると幾分しっかりした感じが出てきた。

チョコレートでも入っていそうな……

  脚の土台部分はホワイトメタルのパーツが用意されている。チョコレートでも入ってそうな箱だがずしりと重みがある。というコメントを用意していたのだが、実は去年このキットを買ってきたときの画像で侃侃諤諤でも同じことを記述している。俺ってワンパターンだね。

土台でずっしり

  見た目にも重量バランス的にも安定感が出てきた。
  ちなみにホワイトメタルという素材は……何でできているのか実はよく知らない(笑) 鉄道模型でもたまに触る素材なのだが……。確かプラスティックと似たように「型」に熱して液状にした素材を流し込んで作っていたはず。ハンダゴテで溶ける程度の融点を持つため普通の手段ではハンダ付けできない。なので鉄道模型の場合、ハンダ付け奨励のキットでもハンダ行程が終わった後に接着剤で取り付けるようになっている。その接着剤はエポキシ系が最強で、瞬間接着剤だと私の経験では外れたことがある。さて、このエッフェル塔の場合は、土台パーツに差し込んだツメをひねる事で抜け落ちないようにする構造だ。この部位に限らずこのキットでは接着剤を使う場所はない。

細密感溢れる箇所

  このカットで見えている骨組みは、次に組み付ける展望台部分のパーツが乗ることで見えなくなる。実は先ほど「安定感が出てきた」と書いたが、まだまだ手で持つと「ふにゃっ」とした弱い部分があった。骨組み兼飾りのパーツを取り付けることでようやく本当に上へ伸ばしていける雰囲気になった。なお、飾り兼補強パーツは全部で68本。こんなところでも鉄道模型製作に負けず劣らずたくさんのパーツに触れている(笑)

で、展望台パーツ

  上から展望台のパーツを押し込む。これが結構難儀して……

ちょっと怖い箇所

  脚のパーツを捻るというか捻るというか……って漢字にしたら字が同じか。ひねるというかねじるというかして上手く穴を通さなくてはいけない。弾力のある部品とは言え、「ぐにゃっ」と行ってしまうとジ・エンドなので力加減が難しかった。おそらくこのエッフェル塔を作るにあたって一番難しい工程だろう。

この後は最上段を作っておしまい

  展望台部分を取り付けた後、それより上の脚の部分にも補強と外側の部品を取り付ける。これで8割方作業は完了。最後は上の細い部分を別に組み立て、それを載せて完成。ここからは一気にやってしまったために途中の画像を撮影していません(笑)

  というわけで、総製作時間5時間半ほど? エアロベースの組み立てキットは相変わらず作っていて楽しい。

(2008.01.08)

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