関西の113系、2色3種各4両合計12両
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左から順番に、トミックスの113系2000番台湘南色塗り替えの関西線色、同じく塗り替えの阪和線色、一番右がグリーンマックスキット組み立ての0番台阪和線色。それぞれ4両編成で合計12両。まあ別に合計の数字に深い意味はありませぬが。トミックスはその昔、ちゃんと関西線色も阪和線色も製品を出していた。けど、最新版になってからは何故か湘南色(緑とオレンジの車輌。多分113系で一番馴染み深いであろう色)とスカ色(横須賀線色、濃い青とクリーム色)しか発売されていない。最新版になってから随分経つので、おそらく待っててもこの先発売される見込みは少ないだろう。というわけで塗り替え決行。この2色は色味が難しいカラーだったりもするし、自分で塗った方が納得が行くという理由もある。 |
まずは関西線色
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実は関西線色は、今年の初めに作った車輌でもある。あの時はグリーンマックスのキット組み立てで、国鉄時代〜JR初期のころを意識した6両編成で仕立ててみた。色は朱色3号の帯に地が灰色9号。ところがこの灰色9号、薄いグレーのようでいてそこまで白くもない。塗ってみたはいいが少しイメージより暗くなって……。という結果を踏まえて今回、地の色は灰色9号と白を約1:1の割合で混ぜた薄いライトグレーにしてみた。結果はご覧の通り。左が今年の最初に完成したもので、右が今回のもの。上手い具合にイメージどおりのカラーになった。ちなみに写真にすると赤が濃いのだが、模型の実物はもっと明るい朱色である。写真に撮ると赤系の色が濃くなりやすいというのは1〜2年前に知った事柄でもある。ちなみにこの写真の朱色は、私がよく資料として使う本に載っている関西線色の朱色とほぼ一緒だ。 |
阪和線色
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左は何かと言うと、旧製品時代のトミックス完成品113系2000番台阪和線色。「何だお前持ってんじゃないか」といわれそうだが、現行製品をベースとしたものが欲しかったと言う理由で……。まあそれはさておき、この阪和線色も一応「青22号」という色が使われていることになっている。が、青22号をそのまま塗ると明らかに違う色に仕上がる。阪和線の帯の色はもっと緑がかっているのだ。ところが、その色も車輌によってマチマチという説があって……私は自分で撮った写真を元に調色。写真そっくりの色にはなったのだが(これは本当に会心の出来になった)、実車を生で長いこと見てないので果たして正しいのかどうか。トミックス製品と比べてもさらに緑が強い色合いになった。 (2007.12.01)
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