澪つくし号製作開始

2〜3日もあれば余裕で完成?

  完成したらすぐ次を作る。これがペース維持のコツですねぇ。というわけで、ワールド工芸の澪つくし号を作り始めた。と思ったら、もうほとんど塗装寸前まで終わってしまった。車体本体が折り曲げ済みで、妻面とか屋根とかをハンダでちょいちょいとやるともうそれだけで第一段階終了。天気と都合さえ良ければ明日にでも塗装してしまえるぐらい。

構成パーツ

  最初の画像では部品を組み合わせているが、実際にはこんな感じに"分解"できる。本体と屋根(ここは塗装前にくっ付けてしまった方がいいかも……?)、座席部品(トロッコ車両なので必須だ)、床下、そしてブレーキハンドル。最後のブレーキハンドルは、塗装後にデカールを貼って、さらにその上から取り付けたほうがいいと判断したのでこの段階では取り付けていない。キングスホビーはツメを付けて上回りと下回りをロックする機構を取っていたが、ワールド工芸はネジ止め式が多いようだ。このために「タップ」という道具を新たに買ってくる必要があった。
  タップというのは、ネジ穴を作る道具である。それ自体がネジのようなもので、ピンバイスに咥えさせて使用する。私は最近、グリーンマックスのキットを作るとき、車体に梁を入れて上回りと下回りをネジ止めで固定するようにひと手間かけている。 昨日の流電もそうした。その際、ネジより一回り小さいドリル刃で下穴を開けておき、そしてネジで強引にネジ穴を開けていた。車体の下部に付けた梁はプラスティック製で、ネジは金属製なので無理やりねじ込めば金属が勝つのである。ただ、梁もそんなに丈夫ではない。強引にネジをねじ込むときにたわむので、割れたり外れたりしないかと慎重な作業を要求されていた。グリーンマックスの流電を作る少し前に、澪つくし号の組み立てをいつでも開始できるようタップを買って来ていた。買った道具を使ってみない手はない。流電を作るときに早速タップを初使用。φ1.4のネジを使うので、φ1.2のピンバイスで穴を開けたあとφ1.4のタップでネジ穴を作る。そしてネジ止め……おお、やっぱり流石に快適である。今までどうしてこれを使わなかったのか、と思うぐらい。まあその理由は、一旦開通させれば以後は問題ないからだ。面倒なのは最初だけ。こらそこ変な連想をしないよーに。 ちなみにこのタップ、結構お値段するものである。他のものと一緒に買ったので厳密にいくらだったのか分からないけど、言われたお代が思ったより大きな数字だった。

(2007.07.01)

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