手に入った限定逆転

意外にもすんなり手に入っちゃった

  カプコンの人気ゲーム「逆転裁判」シリーズ最新作、「逆転裁判4」、その限定版である。限定版にはソフトの他、シリーズ中に出てくる様々な要素を事典風に収録したオマケソフトとプロモーションムービーを収めたDVDが付いてくる。その限定版は、発表されて早々に予約すら困難な商品になってしまった(ようである)。私が気付くのが遅かっただけかもしれないが、ただ同じような人は多かったようで某サイトでは500人以上の同志がいた。
  普段、限定版にはあまり興味がない(除:鉄道模型)のだが今回はちょっと違った。辞典はどちらかというとどうでもよかったが、プロモーションムービーのDVDの方は欲しかった。というのも、逆転裁判のプロモーションムービーはなかなか凝っていて見ているだけでも結構面白い。実は侃侃諤諤本編でネタにしようと思ったことがあるぐらいだ(確か下書きまでしたが、没になったはず)。そういうわけであちこち探し回ったが、結局予約はできず、そして入手の目処は立たなかった。最後の手段は、某大手オークションである。2週間ほど前からプレミア価格で並んでいて、定価9240円(税込)のところ12000円前後で取引されている模様。そこに振込み代や送料がかかるのだから安くない"プレミア"である。もっとも、鉄道模型の人気のある絶版車両に比べたらカワイイもんだが……。というわけで、最終手段としては視野に入れていた。そして、出品数のあまりの多さに「これ、発売日が来たらどんどん値段が下がるんじゃないの?」ということで、秘儀"果報は寝て待て"作戦に出ることにした。というだいたいの流れは侃侃諤諤本編でも述べたとおり。そして今日、発売日に、私は一応地元のゲーム屋へ行ってみることにした。えてしてひょっこりフツーに売られていたりするものだよ。ま、あまり期待はしなかった。期待するとなかったときの落胆が大きいからね。ないけど一応見ておくか、ぐらいに。手間を時間で表現して5分もかからない。無駄足でも悔しくない範囲。棚にズラっと並んでいる空ケースの値札が全て「通常版、4,XXX円」、ああ、やっぱり限定版は売ってないよなー
  ――異議あり!!
  ――最後の空ケースの値札だけ数字が違う!!!
  ―― 限 定 版 
  ――ーっ!!!!!!!!!!!!!!
間髪置かず店員に詰め寄る私。
「ぎゃ、逆転裁判4のげ、限定版あるんですか!!!」
あまりの剣幕にびびる店員氏。
「ありますあります! あるからい、命だけはお助けを」
なんて乗りのいい店員がいたらここの店に通い詰めるのになぁ。まあ私に通い詰められても困るだけだろうが。ま、ともかく、買えた。何故そこに1つあったのか知らないけれど、とにかく良かった。やっぱり駄目と思っていても挑戦してみるものである。

中身も豪華

  開けてビックリの中身はこんな感じ。限定版に相応しい化粧箱仕様である。鉄道模型の限定版よりも豪華である。鉄道模型の限定版の装丁は大抵通常版と大差ないのだが。そういや某社は「保存版木箱セット」とかあったなぁ。話を戻して画像をよく見ると、辞典以外はビニールが剥がされている。剥がす前にも撮影したのだが、うっかり前回撮影時にオートにしたホワイトバランスを設定し直すのを忘れていて……後で気付いて再撮影する頃にはゲーム本体とDVDの封を剥がした後だったのですよ。ま、そういうわけで、今日も部屋にあの声がこだまする。
  ――異議ありぃ!
ちょっと裏返ってたりしますが、気にしないよう。

(2007.04.12)

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