延 長 完 了 !

約2センチメートルの延長加工完了!

  侃侃諤諤本編で幾度となく語られていた鉄道コレクション用動力ユニットの延長加工。今まで15m級と呼ばれる車長のものは幾度となく改造してきたが、17m級の改造は今回が初めてとなる。初めてということで、やってみなきゃ分かんないこと、やってみてぶつかる壁なんかが発生する。昨日付けの侃侃諤諤本編で語ったように、今回加工してて分かったことは「シャフトを延長しないことにはどうにもならないこと」だ。そして壁が……あまり壁はなかったかな。シャフトを延長するための金属パイプが、思ったサイズのものを手に入れることが出来なかったのだが、一回り大きなもので問題なく加工することが出来た。

シャフトの延長がこの加工の肝となる

  そのシャフトの延長を解説しよう。一番左上のものが鉄道コレクションで使われているもので、以下右下に向かってカトーの20m級動力で使われているもの、21m級動力で使われている?もの、一番最後が今回延長加工した ものである。加工は簡単で、各部位を採寸した数値からパイプで延長する長さを求め、パイプをその長さに切断する。然る後に2つに切断したシャフトをパイプの両側から突っ込んでやればいいだけだ。パイプに突っ込むだけでは回転力を伝えられないので、接着剤で固定する。瞬間接着剤はNGだ。というのも、瞬間接着剤は意外に固着力が弱く、、ちょっとした衝撃で「パキッ」という感じで剥がれてしまう。というわけでエポキシ系接着剤の出番……なのだが、ちょっと手間を惜しんで強力型ゴム系接着剤に登場願った。私が普段使っているゴム系接着剤より強力で、多分これで問題ないはず……。実際走行させてみたが、特に問題はなさそうなので、多分そのまま採用ということにすると思う。耐久性に問題があれば、そのときあらためてエポキシ系で接着し直そう。部位としては後からやり直しの効く箇所だからね。

まだ延長した部分は骨組みしかない

  延長した部分はプラ板か何かで埋めるべきなのだが、とりあえず試作してみて走るかどうかチェックしたかったのでまだ何もしていない。実際に人が乗るわけではないので穴が開きっぱなしでも構わないのだが(笑)

(2007.04.04)

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