エッフェル塔

　　買っちゃいました、エアロベースの1/1000スケールエッフェル塔！　エアロベースってのは、過去に徒然で紹介したこともある飛行機のエッチング模型を作っている会社。組み立てて楽しく、飾って絵になる、いい商品を作っているメーカーだ。そこのエッフェル塔。今まで飛行機だったのに何故唐突にエッフェル塔！？という気がしてしまいそうだけど、元々の飛行機モデルが欧州のクラシックなものだったので、実はマッチしていたりする。

　　で、1/1000といえどエッフェル塔はエッフェル塔、けっこうでかい。パッケージからしてでかい。そのでかさを読者の皆様にも感じていただきたく比較写真を。比較したのはＮゲージ鉄道模型（つい最近組み立てたコンテナを搭載した貨車）です。
　　――って
そんなに一般的でないものを大きさの比較に使うな！

　　ということで、大きさが分かりやすいもの……と部屋を見渡して目に付いたのがNintendo DS。って、Liteじゃないのかよ！　初期型DSはレアだぞ！　といっていてもキリがないのでこれでご勘弁を。DS Liteしか持ってない人は、それより一回り大きな機械が隣に写っていると思ってください。そういうわけで、エッフェル塔のパッケージの大きさを大体想像していただけるかと。

　　パッケージ表面はシンプルでシックな大人の雰囲気をかもし出している。が、あれだけだと何がなんだかよく分からない商品なので、裏側にきちんと説明が載っている。組み立てると全長321mm（でかっ！）、底面128mm角（でかっ！）になる。組み立ては、パーツの切り離しが曰く「チョコを割るように」手で外せる。はめ込み式で接着剤いらず。などなど。

　　下部をよ〜く見ると……ピンセット付属と書いてある。そして、「プレゼントにも最適です」。ええええーっ、これがプレゼントに最適？　そうは思えんな。もらったら俺は喜ぶけどな！　どちらかというと自分で買うより、誰かにプレゼントして欲しかったかも。なお、本当に親しい人にこれをプレゼントする場合は、よ〜く考えてからにするべきであると私は思う。

　　蓋を開けてびっくり。え？　何？　新聞紙？　どうやら緩衝材の代わりのようであるが……何故新聞紙を使う？　でもこの新聞紙、サンケイスポーツとかではないんだよね。エッフェル塔に相応しく、パリの新聞……実際のところパリかどうか分からんが。私はフランス語が分からないので、これがフランス語の新聞かどうか分からない。けど、少なくとも英語や中国語、韓国語、露西亜語、それから独逸語じゃないことぐらいは多分確実だろう。

　　新聞紙を取り出すと、鮮やかなブルーの台紙に入ったエッチング板が見えた。どうやらパーツは、台紙に挟まって箱に斜めに立てかけるように入っていたようである。

　　主要パーツと説明書を取り出してみた。エッチング板は３枚。それぞれ、青、白、赤の台紙に挟まっていた。おお、これってトリコロールではないか。なかなかシャレた演出である。

　　他に、台座となる部品（ホワイトメタルっぽい素材で、重量感たっぷり。高級チョコのような箱に入っていた）、完成後に置くプレート（保護紙はまだ剥がしてない）、ピンセット、商品案内のビラ２枚（１枚にはどこかで見たような飛行船の模型が……）、ご意見カード、が入ってた。ところで、先ほど述べたようにピンセットが入っているのだが……そのピンセットに見慣れたマークが入っていて笑ってしまった。タミヤ、である。いや、別にタミヤのピンセットが悪いって言ってるんじゃないですよ？　タミヤのこのピンセットのパッケージ、青と白と赤。配列が違うけどこれもフランス国旗とリンクしている。まさかそんな理由でタミヤのピンセットをチョイスしたわけじゃあないですよね……？

　　商品案内のビラのうちの１枚（この製品の写真が写っているやつ）の裏側には、展示用アクリルケースの案内が。お値段なんと15000円。大きなケースなのでそれぐらいの値段はするだろうけど……エッフェル塔本体が21000円だから、合計36000円。高いなぁ。ま、本体は某所でかなり安く手に入れたんだけど。って、本体とほぼ同等の値段のケースになるってことか……。

　　まだ組立作業には入っていない。というのも、今はMINI-Z AWDでドリフトをマスターするのが先だ（笑）　電池がまた切れてしまったので再充電中。その間に画像を撮影して画像で侃侃諤諤を打ち込んでいるのだ（笑）