ミニッツAWD SPシャーシ

白いインプと青のFD

  結局、ミニッツレーサーのAWD(All Wheel Drive……いわゆる四駆だ)のシャーシを買った。スペシャルシャーシという、フルベアリング仕様の豪華版だ。プロポが付属しない、セカンドカーとしてのセットである。奥の白いインプレッサがそれを搭載したマシン。当然インプはブルーが良かったのだけれど、ラインナップに上がってないんだよな……。手前のFDは最初に買った後輪駆動のマシン。こちらも赤いのが良かったんだけどブルーしかないんだよなぁ……。せめて色が逆だったら良かったのに。

組み立て途中で一息

  SPシャーシはユーザー組み立てが必要な製品だ。ということで、組み立てた。これは一息入れたところ。前輪のデフギアユニットとサーボモーターを組み込んだところ。基盤の配線が見た目に華奢で、破損しないよう恐々しながらの作業になった。
  しかしあれだよなー、俺も相当筋金入りになってきた。世間の人は「組み立てキット」と聞くと尻込みし敬遠する傾向にあるようなのだが、私は……組み立てて楽しかった。最初に買った後輪駆動のスターターセットもこういう組み立て式だったら楽しかったのに、と考えてしまう。何というか、組み立て中毒? パソコンも自作マシンだしね(半分以上義兄に組み立ててもらったという説が)。こういう機械物は、組み立てている途中で構造が分かるのが楽しい。ここはこうして動かしているのか、こうやって動力を伝達しているのか、なんてところがね。パーツの嵌め合いとか配置に開発者の努力と苦労とセンスが感じられる。

組み立て手順に沿って袋分けされている

  このスペシャルシャーシはなかなか親切なキットだ。というのも、組み立てる順に必要なパーツが袋に小分けされている。袋には番号が振ってあり、1番から順番に開けていけば組み立てるべきパーツが手に取れる。ビスもその手順で必要な分だけが入っているので、なくしたり間違ったりということが起こりにくくなっている。子どもの頃に組み立てたタミヤのR/Cカーのときはどうなっていたか忘れたのだが……多分こうはなっていなかったはず。俺の中で京商の株がぐっと上がったぞ!

(2007.02.03)

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