113系関西線色6両編成

色に若干の疑問点を残しつつ完成

  実車の登場は、国鉄時代に遡る。東海道山陽本線の私鉄と競合する区間に走っていた「新快速」の塗装を踏襲した形で、しかしながら帯の色が青から朱色へと変更された。朱色は、春日大社の鳥居のイメージだとか。模型は、例によって変化に乏しいがグリーンマックス製キットをベースに組み上げた。ベースと言うか、ほとんどそのまんまだけどね。動力はトミックスのものを、先頭部は銀河モデル及びトミックスの分売パーツを利用してカッコ良く(注:橘雪翼基準)仕上げた。クーラーが暫定的にキット付属(注:前作111系製作の際に余った後期型キットのパーツ)のものを使用しているが、近い将来トミックスの分売パーツに置き換えたい。色が、画像ではまだマシに見えるが、模型の実物はもうちょっと下地のグレーが濃く、朱色が淡い色をしている。これでいいのかかなり悩まされるところだ。

私にしては珍しく小道具の工作

  私はよく、手抜きでヘッドマークやら何やらの取付をサボるが、今回は何故か真面目に工作。といっても、シールを一回り大きく切り取り、0.14ミリ厚のプラ板に貼り付けた後にヘッドマークの形に合わせて切り出したもの。この0.14ミリ厚のプラ板は、色がグレーなのでひょっとするとそれが目立つかな、と思ったものの全く違和感なし。かなり使える素材である。なお、今回は塗り分けラインの都合でテールライトも別パーツ化(111系四国色のときも別パーツ化したけど、一昨年大量に製作した113系のときは別パーツ化してなかった)。この写真の角度では分かりづらいが、信号炎管も省略せずに取り付けた。ガラスの押さえゴムの色は、国鉄時代を意識してグレーで製作。が、今思ったのだが、無線アンテナはJR化後に取り付けられたんだったかな?

私にしては珍しい色入れ

  私にしては珍しく、パンタ周りの配管にグレーを差してみた。エナメル塗料でねずみ1号に近い(が非なる色になってしまった)ものを調合したので、大した手間でもないので一度実験のつもりで塗ってみた。実物よりもこうした写真の方が効果のほどがはっきり分かる。なお、この写真でドアが写っているが、戸当たりゴムもグレーで塗っている。また、ルーバーに同じグレーで墨入れも施してみた(画像はロクなのが用意できなかったので省略)。

(2007.01.17)

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