鉄道模型制作報告
「80系100番台」その11
やっと箱になった

 新年最初の制作報告。いつもと違って土曜日なのは明日予定が入っているから。
 ようやく4両が箱になり、いよいよ形が見えてきた? クハにちょっと想定外があって、変更が入った。屋根は普通に80系キットの物を使うつもりだったのだが……80系キットは板キットより一体型の方がやや幅が広いことに気付いた(前に確認したような気もするし、今回初めて知った気もする)。妻面は誤魔化せるのだが、前面はそうはいかない。よってクハは屋根板に101系のパーツを使うことにした。高さが少し低くくなるので、前面パーツ同様t0.13で嵩上げした。クハとモハで幅が違うことになる上、屋根高さも幅ほどではないにせよ低くなった。

モハの配管は簡易加工

 モハの屋根の軽加工(写真左。右はランナーに付いた状態の未加工品)。パンタグラフは例によってカトーのAssyパーツを使うので取り付け穴を開ける。元の穴はパンタで隠れるので埋めなくても大丈夫だ。屋根板にモールドされているランボード脚は位置がおかしいので削っておく(脚は自作ランボードのパーツ側に付く)。配管は少しおかしいと思われる部分もあるのだが、基本的に見え見ぬふり。パンタ台に干渉する部分は削っておき、母線は一部を削ってφ0.4のプラ棒を曲げて作り直した。ベンチレーター取り付け位置ガイドも干渉が予想されるので削った。

モハ屋根板裏側

 一体キットは屋根が少し厚いので、裏側から削っておく(写真上)。以前はリブを残し、リブから外側を削っていたのだが、面倒なので今回はリブを落として全体を削った。リブがないと車体と組み合わせるときの位置決めに神経を使うが、削るときの手間を考えれば仕方がない。

ちょいと実験

 使用予定のカトーのアッシーパーツのベンチレーター。良く使うカトーのパーツでは避雷器が軟質プラ製(塗料が乗りにくい)である。長いこと気付かずにそのまま塗っていたので、今回は二の舞を避けるべく素材のチェックを入れてみた。接着材を使って取り付け脚(組み立て時には削る)同士で接着し、接着剤が効かなければ軟質プラ、表面が少し溶けるが接着力が弱ければABS、完全接着できればスチロール樹脂……という判断。がっつり接着できたのでスチロール樹脂と思われる(多分ABS、もしかしたら軟質プラだと思っていた)。しっかり固まりすぎて、この後分離するのが面倒だった(笑)

(2024.01.06)
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