【魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?】 表紙はカッコいいシャスティルだが、本編でもばっちり職務中シャスティル(*1)のカッコいい見開きページがある。これカラー化したら恐ろしく見栄えがしそう。11巻も手島某はコミカライズ作家でSSRを引いたことを末代まで感謝すべき。
対照的にカッコいいはずのザガンの決めポーズだが、それを台無しにするセリフ(独白)が素晴らしく面白い。やっぱ『魔奴愛』はこうじゃなきゃな!
*1 対義語として「ポンコツシャスティル」がある。
【くま クマ 熊 ベアー】 作者のせるげいさんクマに後ろから襲われたーっ!(お決まりのあとがきから入るアレ)
概ね原作通りのところにコミカライズならではの良改変が混ざる……11巻もくま某はコミカライズ作家でSSRを(以下略)。細かいところを見ればいろいろあるのだろうけど、私の印象に残ったのはもちろんユナがゴーレム退治から戻ってくるその少し手前。フィナがエレローラに拉致(笑)されているわけだが、王城での一幕が描写される。何のかんので「いいお話」なのだが、それにしてもここの王様気さくすぎる(笑) もちろんユナがらみというところもあるんだろうけど、普通にいい人っぽく見えるぞ。国民であるフィナがここまで本気で恐縮してるのが不思議なぐらい……まあフィナは王都じゃなくクリモニア民だからな。王様がいい人って知っていたとしてもやっぱり雲の上の存在、怒らせてはいけない存在、粗相があったら首が飛ぶ存在なのだ。
あ、ところで、アニメ二期の後の初めての単行本かな? またしてもアニメに抜かされちゃったね!(笑) 頑張って追い付かなきゃ! そいでもってまた三期で……ってなるかもしれないけど頑張ってくれ! 私は漫画派だからめっちゃ応援してるぞ! あとアニメでは省略されちゃったあの部分、漫画ではしっかり描写して欲しいな!! 期待してるよ!!!
【ラーメン赤猫】 まずはアニメ化おめでとう! 念のため調べ直したけど、ジャンプルーキーに載ってからまだ2年とちょっとしか経ってないんだよな……。まずはジャンプ+での連載権獲得。当初はインディーズ掲載であるが故に単行本も出ないって言われてたのを覆して6巻が出て、そしてアニメ化が決定した。「もしかしてこれ、なろう小説?」ってぐらいトントン拍子の出世劇だ(笑)
>作者「(アニメ化に関して)運が良かっただけ」
運もあるだろーけどそれだけじゃないよ、決して!
>文蔵「働くなら猫好きはお断り」
後ろにいる2人に流れ弾が(笑)
【怪獣8号】 ネットしてるとちらほら悪評が耳……目に入って来るんだけど、そんなにこれダメか? 今回普通に面白かった。前の巻がエヴァエヴァしすぎでその分評価のハードルが下がってたせいかもしれないけど。ダメなのがこの巻じゃなくて次の巻が問題の可能性もあるか……ま、人は人、俺は俺で楽しんで行こう。周囲の評価が絶対だったら『猫猫』も『フリーレン』も保留にしてないしな!
とは言うものの、最近主人公の出番が少なめな気がするのは気にかかるところ。私は原則として主人公が活躍するシーンを期待してるわけで……。
【ミラーマン2D】 遊霧っ……お前っ……裏切ったのか!! スマホ買っちまうなんて!! ……まあ私とてガラケー「も」使ってるだけでスマホ持ってないわけじゃあないけどね。しかし3G停波でスマホにせざるを得なかったって、いつの時代の話だよ(笑) この話現代なのかよ(笑) その後の会話で鏡のガラケーが2024年まで使えるのが判明したが、つまり鏡の使ってるキャリアは……ということである! ちなみに私のガラケーは……本体が壊れなければ4G停波まで使えるぞ!(前にあれこれ調べてて、3Gじゃなくて4G波を拾ってることに気付いた)
【TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには】 表紙のツヨシが黒髪に戻ってるので何か話に進展があるのかと期待したが表紙だけだった。相変わらず主人公の影うすーい。
小田巻は頑張った。最後死んだ……ように見せかけて生きてるパターンだと思う。
【転生したらスライムだった件】 ここまでサクサク進んできたのに、ワルプルギスあたりになって急にもたつくというか、話を多方面に展開しすぎのような。個々の話は面白いんだけどね、ちょっと取っ散らかってるのはマイナスだなー。
表紙のギィがちょっと犬っぽく見えるのは私だけだろうか(笑)
【こちら葛飾区亀有公園前派出所】 戦闘機買うためにコレクションを売り払う両津。この人1番ゲージもやってたのか……。ライカM3の行が出てくるが、中川もなかなか分かる人間だな。今となってはさすがのM3もそんなに高くないだろうけど、当時はどれぐらいで取引されていたんだろう。
【東島丹三郎は仮面ライダーになりたい】 虎師匠は最初に出て来て以来かな? あの人どこ行ったんだろう……と思ってたらようやくの再登場、そしてめちゃくちゃ強い。一方で怪人側も技を鍛錬して強化……八極は何を考えて怪人の相手してるのか分からんが。
話の内容的にも先月書いた通り、最終決戦の雰囲気が漂ってきた。最新刊に追い付いたと思ったらクライマックス……タイミングがいいのか悪いのか。
【新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。】 校長めっちゃいい人やん!と思わせてからの大どんでん返し。単行本が初見だったら随分な8巻だと思ってたことだろう(この漫画、一度Web連載で読んでいる。特にこの辺りはまだ新しいので、この辺の内容はよく覚えている)。
>ヘンリーの実技試験の相手
腐った連中揃いの中で唯一、「戦意を失った相手に攻撃はできない」と寸止めした騎士らしい誇りを持った男だった。しかしあれか、いくら規格外の人たちに鍛えられても恐怖心は克服できなかったのか……と思わせてからの(以下次回へ)。
【鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!】 よくよく読んでみると、アルフは一応ツヨシに懐いているのか??? あんまり引っかいたりとかそういう描写がない。まあ2匹飼って2匹に狩られたらもうどうしようもないもんな。
一時期止まっていた『ウッドブック』への新作投稿は最近復活し、以前同様のペースに戻ったと思われる。停止していたのはぽんたくんが大変だったようで……。4巻出たら買うので、楽しみにしてますよ鴻池剛さん!
【グラゼニ〜大リーグ編〜】 めちゃくちゃ余談なのだが、前にメジャーのフルタイムナックルボーラーは先発の合間に中継ぎで登板したりする、って聞いたことがある。理由はというと……ナックルボールってあんまり肩を消耗しないらしい。本作でもボクシングの練習を取り入れるなど、普通ではなく「押し出す」投げ方について言及されていたが、普通に腕を振るより肩の負担が少ないのだろう。余裕があるから、相手の目先を変えるためにたまにちょろっと中継ぎで投げたりするとか……だったと記憶している。そんなわけで監督のB・Lは球数気にしてるけど、100球の区切りはあまり気にしなくてもいいような気はする。とはいえ、肩ではなく総合的な体力的な問題で100球メドなのかもしれない。相手も3巡目入ると目がナックルに慣れてくるだろうし。
【昭和のグラゼニ】 プロ入りからキャンプで指導云々へと話が進む。スイングの矯正というところで日本刀が出てくる……いいのかこれ? まあ漫画だし……でもこの漫画結構実話のエピソード挟んでくるし……現実世界の昭和に実際に日本刀振って練習してた球団があったのかも。しかしコーチ側は、何かの拍子に選手がキレて襲われたら、とか考えないのだろうか(『ライジングサン』でそういう話あったし、割と最近現実でも……)。少なくとも私ならそのリスクを恐れて日本刀なんて絶対に使わない(そもそも所持してないし、所持しようとも思わないが)。
【ぐらんぶる】 前半はいつものお馬鹿モード。後半がダイビングの「私がこの漫画に求める」話だった(それはそれで間違っている気もするが)。例によって伊織の決めシーンがあって愛菜が惚れ直して……からのオチが昭和。水着着て行って帰りの下着忘れるとか……まあ今でもありそうな話ではあるか? ちなみにこれは男女問わずあり得る話であるが(男の方がダメージ少ない、多分)、私は水着を着込んで行ったことがないのでそういう失敗をしたことはない。
【トリリオンゲーム】 5巻で一番印象に残ったのは「お金は稼いだだけで何の価値もない、使ったときに初めて価値が出る」……なのだが、冷静に考えるとお金は持ってるだけで「使うぞ」とハッタリかましたりいろいろできる。普通の人はあんまりそういう機会ないが、この漫画の登場人物はあれこれの駆け引きでそういう使い方ができる。よって「稼いだだけでは何の価値もない」はちょっと極端かな、とも。ま、でも、普通は使ったときにより価値が出るという考え方も確か。付け加えて言うならば、それを「どう」使うかも重要だ。額面以上の使い方ができるか、それともドブに捨ててしまうか。何が言いたいかというと、無駄遣いはダメだよねー。ゲームのガチャとかねー()
【Re:ゼロから始める異世界生活 第四章 聖域と強欲の魔女】 大(多)兎登場……可愛いんだけど可愛くない。おのれ鼠色の猫めどうして兎にこんな役割を!
その大兎のことでダフネに詰め寄るスバルだが……改めて読むとここんところはちょっと幼稚というか稚拙というか。魔女に三大魔獣を生み出したことに対する文句を言っても何も始まらない。立場の違う相手がこちら側の事情を酌む必要はどこにもないんだよ。その相手が絶対的強者であればなおさらね。その辺大罪司教で十分学んだはず……って思ったけど、この時点でスバルが実際に相対したのはまだロマネコンティだけだったわ!
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『狐のお嫁ちゃんと息子ちゃん』が例によって発売ギリギリにならないと出て来ないので……って書いてて気付いたが、リニューアルしてからは「翌月読む予定の漫画」は載せてないんだった。書いてないだけで、月末までに翌月発売予定の漫画をメモにまとめているのは変わりないからね。ま、そんなわけで今月の新刊は8冊となかなか理想的。これぐらいで安定してくれれば嬉しいのだが……(新年1月の予定表を見ながら)。
既刊はかなりのタイトルが最新刊に追い付いた。『東島丹三郎』『新米オッサン冒険者』『猫のぽんた』『グラゼニ大』『グラゼニ昭』の5つ(『ぐらんぶる』はこの4ヵ月の間に1冊出た)。『グラゼニ大』は次の5巻がタイミングよく来月発売予定だ。そんなわけで来年来月からはまたしてもがらりと陣容が変わる。計画はほぼ固まっているのだが、今見ると失敗を恐れて安定志向に走っているような気もしてきた。次の5月はいろいろと冒険してみようか。
(2023.12.28)
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