今から16年ほど前の北海道旅行の写真で、富良野か美瑛か記憶が曖昧になっている。印象に残っている「カレーうどん」で検索してみると「美瑛」と出てきたのでそういうことにしておく。もっと他に名所というか有名なところはありそうなのだが、鉄研の後輩と行く鉄道行脚がメインの旅だった。一応観光もしておこうか、ぐらいの気持ちだったので適当に近場で済ませたわけだ。この日は天候には恵まれず、一面には曇り空が広がっていた。椅子とテーブルのセットが置かれていたが、近くにお店の類はなく、地元民用にも見えないが観光客向けとも思えない。ワンセットだけ取り残されたかのように置かれている様子がなんだか寂しさを感じさせた。ま、私は捻くれているからこういうの見ると撮っちゃうんですよ。
　カメラは例によってOM-4TiかOM-3Ti。レンズもはっきりしないが、28mmF2あたりが有力。まだこの頃は「21-40-85」のトリオは確立されていなかった（はず）。ちょっといい感じに周辺光量が落ちているが、実はフィルムからプリントアウトしたA3ノビでは確認できず……デジタル化の際に何かやっちゃったかな？