鉄道模型制作報告
「旧型国電 片町線 第二期」その6
前面窓、窓ガラスパーツがはまるように削り広げる

 前回中途半端なところで終わっていた前面パーツ。トミックスのクハ79 920の窓ガラスパーツがはまるように削り広げる。運行窓も同様だが、ちょっと削りすぎたかも……。
 前回はこの後キャンバス押さえ付けるって言ってたけど、手順的にそれは箱にしてからの方がいいので後回しにする。側面の作業に移る。

ドア上のヘッダー

 側面は普通にクハ79を加工する。大掛かりな変更点はないものの、細かい作業が多く手間取る。ドア抜きから始まって、ドア上のヘッダーが見落としやすいポイント? t0.14のプラ板を1ミリに細切りし、上部を丸く削って貼り付ける(写真左)。接着剤が固まったら、下辺を抜いたドアの形に合わせて削り込む(写真右)。両面8枚で形が揃わない部分も出てくるが、手作りなのでしょうがない。
 戸袋窓がHゴム押さえになっていて、こちらも要加工点(写真はこの下のを参照)。旧国でこの加工をするとき、車両によってはドアの開く向きに注意しなければいけないのだが、この車両の場合は全部連結面側に向かって開くようである。該当箇所は3段窓を削ってプラ板をはめ込んでおく。この後……多分次週にHゴム窓加工をする。

乗務員室前後も加工の必要あり

 300番台で乗務員が拡大されたために、乗務員後ろの窓が縮小されている。乗務員扉も少しバックしているのだが、そもそものGMキットの扉位置が前すぎるようだ。というわけで、窓は1ミリちょっと縮小。乗務員扉は0.5mmバック。スケール通りにするともう少し移動させる必要があるのだが、次の窓とのバランスを考えるとこの程度がいいような気がする。左側はそのことに気付く前に削り過ぎたため、プラ板を貼り付けて少し戻した。乗務員扉は形状的にGM40系のものが近そうだったので、半流改造で余る箇所から削り出して使っている。300番台では乗務員扉上部の角にRが付いている。

 来週は各所のHゴム窓加工、前面のテールライトや手すり、ドア貼り付けといった作業を予定……全部できるといいけど、例によってできるところまで。

(2023.03.12)
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