【ラーメン赤猫】 赤猫スタッフたちの本名や元?の名前が次々判明する。ハナはらぶぴぴ、佐々木はプリン……そして単行本描き下ろしでまさかの文蔵の佐々木家で付けられた名前まで! さて、描き下ろしは珠子が知らない話となるが、もし文蔵の元の名前を知ったらどんな反応をするんだろうか……その日が来るかどうかは不明。 ところで今ようやく気付いたのだが、「珠子」という名前はその昔飼い猫の名前で一般的だった「タマ」から来ていたりするのだろうか?
【ザ・ファブル The second contact】
そこでルーマーの女を助けようとするのは主人公側サイドの人間としては正しいのだが、ファブルとしてはちょっと迂闊な行動な気もする。ファブルは4人しかいないんだから1人欠けると大変なんだよ? そこ分かって戦って欲しいなユーカリ君。ま、最後は全部最強アキラにーさんが一人でやってくれそうなのだが。
【軍靴のバルツァー】 講談社へ移籍してからの初の単行本。当然だが装丁は14巻までとは揃わず……熱心なファンは講談社版1~14巻も揃えるんだろうか? しかし前々から感じていたが、やっぱり14巻は薄いな。
クアッドなんたらの一角、ギュンターさんを早速撃破。展開早いなおい。捕虜となったギュンターだが、皇太子(一応自称新国王)との再会で熱いやり取り(熱いのは本人だけで新国王の方はおそらく演技。そういうキャラじゃないし)があって、周りはぽかーんとしているものの宣伝戦略としては効果あり。14巻の間にもう一人ぐらい倒せるんじゃないかと思ったけど、小手調べはここまで。この先は長引くのだろう……流石に同じペースで進んだらあっさりしすぎで、なんのためにクアッドなんたらを出したのか意味が分からない。次の『キュッヒェ』の最後も塹壕の話だけど、みっちゃん今塹壕描くのにハマってるのかな?
【鉄血キュッヒェ】 『軍靴のバルツァー』のみっちゃんこと中島三千恒の新作。やはりこちらも「戦争もの」であるが、「キュッヒェ」という単語で(ギリギリ)分かる通り「食」にスポットを当てた作品となる。
舞台は第一次世界大戦中、食糧事情の厳しいドイツの前線。主人公は調理係として働く元一流?コックであるヴァイス。こんな場所では腕の振るいようもないと嘆いてるところへやってきたのは、兵士たちの食糧事情を改善すべくやってきたゲルプ中佐。ヴァイスは発破を掛けられて一念発起、驚くような美味しい料理を……とは行かないものの、兵たちの士気を上げることには成功する。ゲルプ中佐はヴァイスを高く評価し、彼を伴って各地を転々と……といった感じで話が進んで行くようだ。
【デキる猫は今日も憂鬱】 「橘雪翼はアニメした漫画を切る方向にある」と勘違いした人がいるかもしれない。『葬フリ』『ブルロ』はそういう時期に単行本を買うのをやめたわけだが、アニメ化云々ではなくたまたま飽きたタイミングと重なっただけ。アニメ化の決まった本作はまだ普通に楽しめているので、今のところ続きを買うつもりだ。
とかいいつつ、あんまりしっかり読み返していないのでちょっと記憶がアレで……猫の「ダイちゃん」についてほぼ完璧に忘れていた。本名が「プリンス・オブ・タナカ・シャイニー・ダイヤモンド」で、『赤猫』といい突飛もない名前がトレンドなのか!?と思ったらダイちゃんは2巻か3巻で既に出ていた……覚えてなくてすまない。という感じで読み返していたら、ゴマフちゃんのエピソードでファンになりそうになっている。登場回数増やしてー!
【異剣戦記ヴェルンディオ】 連載の方も読んでいるのだが、ぶっちゃけ更新ペースが遅くて話が頭に入ってこない。単行本もなかなか出ないし、もう買わんでもええかな……と思っていたのだが、単行本で読むと普通に面白い。うーん、連載を「もう読まんでもええかな」にした方がええんかな? でも単行本出るのも待ち遠しいしな……。
本作がアニメ化されてコハクのねんどろいど出ないかな?(またその話題か!) もちろん大人バージョンと子どもバージョン両方。他のキャラはどうでもいい(酷い)。
最後、不穏な空気が流れる。モルカナが「世界の御意思」と言った時。那智黒とはまぐりのこと?とすっとぼけたいところ(*1)。前作『ヘルク』は「世界の~」とか言い始めたところから急激に冷めてきたんだよな……描写やコハクの反応から見ても作品中でも危険なキーワードなのだろうけど、私の視点から見て漫画そのものの面白さという意味で危険だった。
*1 それは「碁石」
【ご注文はうさぎですか?】 鉄平……おい嘘だろ、鉄平ーーーっ!
*2 橘雪翼の中でチノちゃんのおじいちゃんの名前は「鉄平」ということになっています。
【転生したらスライムだった件】 ありゃ、暴風大妖渦(カリュブディス)一瞬で終わっちゃったよ。劇中では10時間戦ったらしいけど、漫画は描写が少ない上に最期はミリムの因縁と判明したところで一撃瞬殺。見せ場とかそういうの特にナシ。『Re:ゼロ』の白鯨とは大違いで、こりゃあ一生名前覚えられないや。
>困ったな非常に聞きづらい/カリュブディスって何?って
困ったな非常に言いづらい。先月時点では「カリュ プ ディス」って読み違えてた。
【こちら葛飾区亀有公園前派出所】 保険の話は(多分本誌で)読んだことがあるので、この頃既に幼い私はジャンプを読んでいたということなのだろう。それはさておきその話、細かすぎる字で長々と補償の条件を書き記した悪どい両津勘吉というのがテーマだが、今読むと実際の保険の契約書を皮肉っているようにも見える。両津の作ったものほどではないにせよ、あれを全文読破するのは骨が折れる。保険証書ではないが、一番面食らったのは某ア○ンインターナショナルのファンクラブ会員規約。オンラインで入会したのだが、商品と共に送られてきたそれを見て「なんじゃこりゃ、人に読ませる気ないだろ(切れ時鋭いブーメラン)」と読む気になれなかった。
【ROOKIES】 ジャンプ作品なので結構有名? 『ろくでなしBLUES』と言えば漫画好きに通じるだろう森田まさのりの野球漫画。登場人物がベタに阪神タイガースの選手から取られている。森田まさのり作品をきちんと読むのはこれが初めてで、DLsite.comの6割引きで全14巻まとめて買ってみた。ひと月2冊で、読み終えるのは8月の予定。
主人公は国語教師の川藤幸一。前任校で暴力事件を起こし辞職するが、舞台となる二子玉川学園高校に拾われる。校長の狙いは“暴力教師”を使って野球部員の不良たちを退学に追い込むこと。本人はそうとも知らず野球部を再生すべく奮闘する、というのがメインストーリー。で、川藤、見た目によらずケンカが無茶苦茶強いのだが、小さい頃に格闘技をやっていたという設定。最近こういうの多くない?と突っ込みそうになるが、本作の連載開始は20年以上……25年前だから最近の風潮は関係ないね。しかしあれだね、前に『ろくでなし』描いてただけあって喧嘩のシーンが迫力ある……っていうか人殴るのに躊躇なさすぎじゃない?(苦笑) 25年前だから今と感覚違うのかもしれないけど、これ普通に傷害事件……死人が出てないのが不思議、は言い過ぎでも何人かは入院してなきゃおかしいレベル。ま、そういうの言い出したら漫画は読めないね(笑)
【ノー・ガンズ・ライフ】 アニメ化もされたのでそれなりに知名度があるはず……私は『Dr.STONE』の後にやっていたのをちらっと見て「面白そうだな」となった。漫画の試し読み版を最初に読んだ時は判断を保留したのだが、DLsite.comの6割引きの時に改めて試し読みをし直して買ってみることになった。全13巻と奇数冊なので、今月のみ1冊、来月からは2冊ずつで8月に読み終える予定。 いつもなら初めての漫画は簡単なあらすじで紹介するところだが、かなり面倒になりそうなので省略!(笑)
【Infini-T Force 未来の描線】 3巻にしてそのままクライマックスに突入しそうな勢い。そしてかなりいいところで3巻が終わってしまう。こうなると月に1冊ずつという自分ルールがもどかしい!
【東島丹三郎は仮面ライダーになりたい】 戦闘員が変身するときの掛け声が「イーーーッ!」――なるほどこれが『天体戦士サンレッド』のフロシャイムの戦闘員が「キーキー」言ってる元ネタなのか。本来の『仮面ライダー』の戦闘員が(普段は一般社会に紛れていて)「イーッ!」という掛け声とポーズで変身するのかどうかは調べた限りでは分からなかった。また今度義兄に聞いてみようと思う(甥っ子も知ってるかも)。
ところで、『サンレッド』のフロシャイムも特にこれといった悪事は働いていないのだが、本作のショッカーも今のところ目立った悪さはしていない。三葉の過去回想の中では暴力団構成員を葬り去ろうとしているが、ショッカー側から手を出したわけじゃない。多少迷惑かもしれないけど家庭菜園してただけ。一応怪人の言動を見る限りは何か隠れて悪事を働こうとしている気配はあるのだが……。
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今まで漫画感想文は「読んだ順」だったけど、今回からは「新刊(発売順)→既刊(購入決定順)」という風にしてみる(冒頭の評価一覧は先月からそうなっていた)。どういう順番で読んだかを記録するのは地味に面倒だったんだ。「B→A」の順で読んだからこそ生まれる感想、ってのもあるから、読んだ順の方が書きやすいこともあるんだけどね。
DLsite.comの漫画、タブレットで読もうとしたら動作が怪しい。専用アプリがあるのでダウンロードしてみたのだけれど、やっぱり少々不安定。メインPCで読むしかないのか? 困ったなあ。と思っていたら新PCでも読み込みが引っ掛かることが多々発生(FireFox時。Edgeだと多少マシになる)。困ったなあ(げっそり)。ともかく、もうDLsite.comで漫画買うことはないと思う。いくら安くてもこうも読みにくいんじゃあ。
新刊が9冊の予定から1冊増えて(『狐のお嫁ちゃんと息子ちゃん』)10冊に。昨年11月に10冊出た反動で12月、1月が2冊しかなかったが、反動の反動が来たようだ。もうちょっと平均的に出て欲しいものである(我侭)。
既刊に先月買うって言ってたヒーローズの『ローゼンガーテン・サーガ』がないのは、既刊の残りが2冊で座りが悪いので、新刊が少ない月に読む代打要員的な立ち位置となったから。3、4月はまあまあ新刊が出る見込みなので、現状では5月以降? 最悪の場合延々登場しない可能性も? その時はその時でどこかで読んでしまおうと思う。代打要員はもう1つ、Googleブックスであまりにも安くなっていた『喰いタン』も控えている。こちらは当面眠ったままでも問題ないかな?
(2023.2.28)
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